2月23日
荒尾10レース 第14回たんぽぽ賞(重賞・九州産・3歳・JRA500万下・地方全国交流)
1500メートル・15:30発走


◎1 1Jコウユーヒーロー   56J 浜中 俊 (大根田裕之)牡3 3歳500万下6着
  2 2Jカシノグローブ    56  尾林幸彦 (田所秀孝) 牡3 ノカイドウ特別1着
  3 3Jスズノブレイヴ    56  山口 勲 (谷  潔) 牡3 ノカイドウ特別4着
 4 4 ゴウカイヒーロー   54  松島 慧 (大久保眞二)牝3 ノカイドウ特別7着
 5 5 エスパーシアトル  56  林 陽介 (崎谷彦司) 牡3 ミヤマキリシマ特別9着
   6 クラトリスイコウ    56  真島正徳 (坂本 彰) 牡3 ミヤマキリシマ特別3着
▲6 7 レッドエンゼル    56  杉村一樹 (松島 慧) 牡3 ノカイドウ特別2着
△  8Jキリシマウイング   54  西村栄喜 (柴田政見) 牝3 若菜賞1着
☆7 9兵シャーククレセント 56兵 大山真吾 (藪田辰己) 牡3 ノカイドウ特別3着
   10Jクリノキンバリー   54J 高橋 亮 (高橋 隆) 牝3 3歳未勝利戦6着
△8 11Jカシノピストン    56  吉留孝司 (福永 甲) 牡3 3歳500万下9着
○  12Jミゲール        56  鮫島克也 (坪 憲章) 牡3 ミヤマキリシマ特別1着

九州産馬のダービー第14回たんぽぽ賞。
今年はJRA7頭、兵庫1頭、地元4頭の12頭で行われる。
◎:コウユーヒーロー・・・・・・デビュー当初は大敗が続くも徐々に立て直し、6戦目で未勝利を脱出し、次走の北海道2歳優駿で重賞初挑戦(結果は13着)。前走は6着も先行して勝ち馬と1秒差。前の方で競馬出来たのは大きく、ここでも前行ければ押し切れる可能性が高そうだ。力も上なだけに2度目の重賞挑戦で勝ち負けも期待出来る。
○:ミゲール・・・・・・・・・・トライアルのミヤマキリシマ特別は次元の違う競馬を見せつけた。直線に入ってからさらに加速して後続を突き放す内容は圧巻だった。今回はJRAでの勝利馬が相手になるが、前走の内容から逆転も期待出来る。頭で狙ってみても。
▲:レッドエンゼル・・・・・・・地元期待の1頭。前走ノカイドウ特別は直線差を詰めるもカシノグローブにわずかに及ばずの2着。ただ、内容が良かっただけに前走のような競馬が出来ればJRA勝馬相手でも好勝負に持ち込める。シンセイマーク以来12年ぶりの地元馬制覇なるか。
△:カシノピストン・・・・・・・九州産限定の新馬戦は5着に敗れたが、ひまわり賞で2着、そして7戦目の京都の未勝利戦で初勝利を挙げた。JRA未勝利勝ち、ひまわり賞2着の事から力は通用しそうも、近走調子を崩しているのが気になる。九州産限定戦になるとは言え、過信は禁物か。
△:キリシマウイング・・・・・・前走笠松の交流特別で8戦目で初勝利。その前は未勝利戦で3着の実績があり、力をつけた今ならひまわり賞のような競馬はしないだろう。それだけに逆転の可能性もあり不気味な存在だ。頭からでも狙える。
☆:シャーククレセント・・・・・唯一他地区からの参戦馬で前走ノカイドウ特別はカシノグローブ、レッドエンゼルと差のない3着だった。2度目の荒尾コースで前進が見込まれるだけにどこまでやれるか。兵庫からの参戦馬では2006年にトウショウヒカリが優勝しているが、トウショウヒカリはたんぽぽ賞の前にJRA認定競走や3歳オープン特別など3勝の実績があるのに対し、こちらは条件戦を1勝しているのみで実績や力から見てトウショウヒカリの再来を期待するのはやや酷そうだ。なので、押さえまで。
  カシノグローブ・・・・・・・トライアルのノカイドウ特別の覇者。スズノブレイヴと共に前を行き、4コーナー手前で先頭に立ち、レッドエンゼル、シャーククレセントの追撃を抑えて初勝利を挙げた。ただ、今回は相手が揃っているだけにどこまで踏ん張れるか。      
  スズノブレイヴ・・・・・・・トライアルのノカイドウ特別は逃げるも4コーナーで脚が上がり始めた。それでも4着に踏ん張ったが、内容が今一つ。JRA未勝利で実績があり、1度叩いての上積みもありそうだが相手も揃っており、前行ってどこまで踏ん張れるか。
  ゴウカイハート・・・・・・・ノカイドウ特別はスタートで大きく出遅れ、後方ままの7着。その前も大敗が続いておりここでは掲示板も期待できない。静観が妥当だ。
  エスパーシアトル・・・・・・デビュー戦で2着に入ったが、それ以降は大敗が続き、ミヤマキリシマ特別も9着と大敗しているだけにここも掲示板も期待できない。静観妥当だ。
  クラトリスイコウ・・・・・・トライアルのミヤマキリシマ特別はミゲールからは大きく離されるも3着を確保。地元ではデビュー戦以外は馬券圏内に入り続けているが、ここは相手が揃った。掲示板に入る力はありそうも馬券となるとやや微妙か。また、追い込み脚質で展開にも左右されやすいのもどうか。追い込んでどこまで差を詰められるか。
  クリノキンバリー・・・・・・11戦して未勝利だが2着1回3着2回を記録し、実績では上の存在だが、千五の距離が初めてなだけにその辺から今回無印にした。距離を克服すれば上位争いに加われそうなだけに初めての距離でどこまでやれるか。また、距離延長で新味が出せるか。今後に向けて良い競馬を見せたい所。