また埼玉か

埼玉県警がまた冤罪を起こしましたよ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20040814k0000m040073000c.html
少し前も起こしたばっかりなのに、またかよ。
桶川の殺人事件以来、埼玉県警に対する信頼は低下しているのに、次々と不祥事を起こして、今年に入っては警察で最もやってはいけない冤罪事件これで2つ目ですよ。
明日から埼玉県警のマスコットをナマケモノカビゴンにした方がいいよ。誠実さが感じられなくなっているよ。
もはや埼玉県警は真面目な警官が沢山いても、ダメ県警当然だよ。
今回の事件でも

逮捕後も少年は恐喝容疑を否認していたが、同署は8日間にわたって拘置したという。

と書いてある通り、どうせまた強引に調べさせたんだろ。
無理に自白させようとして、強引に調べさせたり、拘留させたり、警察の冤罪のパターンだよ。
こういう事をして、冤罪だと分かっても処分は軽いものだから、人権問題に関わっていようが、所詮は甘い汁を吸い続ける訳だ。
いっそ、冤罪が発覚したら戒告とか減棒とかの処分だけではなく、懲戒免職とかのかなり重い処分もやった方がいいと思うぞ。
今年に入って2回もやっているから、人権団体もそろそろ埼玉県警の前でデモでもしたらいいと思うよ。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~f-square/BBS-diary/upboard.cgi
の8月10日のやつを見ると、明らかに名探偵コナンとかNARUTOを批判している書き込みが多いの多いの。
その理由がやはり殺人シーンを中心とした批判ですが、これって表現弾圧の気がします。
名探偵コナンはサスペンス・アニメだからどうしても殺人シーンは出なくては仕方が無い。
同じゴールデンでもTBSで月曜の21時からやっているやつとか、火曜サスペンス劇場とか金曜エンタテイメントとか土曜ワイド劇場とかサスペンスドラマは1週間でもゴールデンでこんなにやっているぞ。
名探偵コナンNARUTOは夜の7時半からだから、子供たちも見てしまう時間帯だが、しかし、その子供達にしても4年後か5年後にはジャンプとかサンデーとかマガジンとか読んで、そういった探偵マンガや戦争マンガ見るんだから、今更批判しても、子供達はどうやっても将来は見てしまうのです。
子供達がマネすると言っても、名探偵コナンが原因で人を殺しましたという子供はいないぞ。
長崎の小6女児殺人事件では、容疑者の女はサスペンスドラマを見ていたというが、見ている子供全てがマネして人殺しするわけじゃないでしょ。
普通、サスペンスドラマやアニメを見て、見るのは殺人シーンではなく、その殺人に至ってしまった訳や人間関係など人間という物を学ぶべきだと思うんですよ。
下手したら将来、そのドラマのようにドロドロした人間関係から殺人事件が起きないように、サスペンスで人間の醜さとかを学んで、人間性とかを成長させて、殺人事件も起きないあるいは起こさないような人になるためにサスペンスで勉強させておくべきですよ。
書いてる人にしても、中には昼間にテレ朝とかでサスペンスドラマとかを見てる人がいたり、銭形平次とか時代劇でも殺人シーンがあるのもあるし、結局は日本国民の大半がサスペンスとか何やらの殺人シーンとか見ているわけですよ。
その中で、批判を書いた17歳の女や18歳の男にしても、これを見て、「彼らは心が狭いのか」と思いましたよ。
名作にしても、走れメロスでもセリヌンティウスが十字架にかけられるシーンだってあるし、森鴎外の「高瀬舟」だって、弟が死ぬシーンだって描かれているし、歴史小説とか見ても大量虐殺とか残虐なシーンは沢山あるんだし、名探偵コナンだとかサスペンスドラマとかを批判したって、世の中には残虐なシーンとか殺人シーンが描かれたものが星の数ほど溢れているんだから、本を読むにしろ、想像で虐殺シーンとか思い浮かんじゃうから、結局はこの世に生きている以上はそういった残虐なシーンから逃れる事は不可能で、逃れるには引きこもりになるかしか無いと思う。
書き込みからいくつか転載しますが、

アニメ。いきなり人の頭を叩き潰すような番組をこんな時間にやっていいのか?どこかおかしいんじゃないか?学校でも、もちろんわれわれ家庭でも、みんな懸命に命の大切さを教えようと努力しているんだぞ。それをなんだ!命を踏み躙るようなことをして!どれほど子どもにショックを与えたと思っているんだ!あの子たちはもうこの番組は見ないだろうから心配はないが、よその子たちがどう育つかが心配だ。殺人犯にでもなってしまったら、一所懸命育てたご両親が気の毒だ。本人もどうしてこうなってしまったと、納得いかないだろう。ほかにも残虐な番組がいろいろあるようだし、いいかげんに金のために社会を破壊することをやめろ!本当にメディアというのは信頼に足らない!

「命の大切さを教えようと努力しているんだぞ。それをなんだ!命を踏み躙るようなことをして!どれほど子どもにショックを与えたと思っているんだ!」と言っているけど、命の大切さを踏み躙ると言っているけど、その前の人間関係のシーンを見れば、その命の大切さの次に大切な人間関係のことが書かれてますよ。
人間関係が良ければ金がらみの事によるよほど悪質な殺人犯にならない限りは殺人犯にはならない。
名探偵コナンでも金絡みで殺される話もあるけど、逆にそういう大人にならないように大人達は教育すべきだと思うんですよ。それをただ殺人シーンが残虐だから、見るな放送するなとかはそれは人間性の教育を放棄していると思うんですよ。
「あの子たちはもうこの番組は見ないだろう」とか言ってるけど、先にも書いたけど子供のうちはまだしも、数年後にはそういったマンガを読んだりするようになり、大人になったらサスペンスドラマ見るんだし、いくら「殺人犯になるから見せるな」と言ったって将来は見るんだから、ムダな教育むしろ言うなら親の独裁教育みたいな感じがします。
次に

アニメ。大量の残虐殺人を長々と何回も見せつけるという、非常に凶悪なもので、こういうものが夜の7時に放送されるなんて、あまりにも問題があり過ぎると思う。メディアの悪質さもここまできたかという感じだ。しかも、よりによって子どもが殺戮を行うなんて、意識的に社会を悪くしようとしているとしか思えない! メディアがこんなに悪質だなんて、私には将来子どもを作ってまともに育てる自信が全く無くなった。私は結婚しても子どもは絶対に作らないと決心した。

これは先にも書いた17歳の女の意見だが、そう書いても結局は大人になってからサスペンスとか触れるようになるだろう。
メディアにしても、これが連載雑誌の関係もあるし、NARUTOにしたって、大量虐殺と言ってもそんな物NHKでも時代劇にしても戦争映画にしてもどこでもやっているわ。NARUTOだって、ストーリーを見れば仕方が無い事だし、コナンにしたってサスペンスドラマにしたって仕方が無い事だと思います。それを理解した上で視聴者は見てるんですから、ストーリー性とか理解しなければただ残虐だと思うしかないんですよ。

他にも色々書かれてたが、これらの意見を書いて日本人という物が大体分かったような気がする。
「日本人は心配性すぎで、真面目すぎ」
それにさらに先入観も加わって、あのような狂ったような意見になったと思う。
PTAの「子供に見せたくない番組」ランキングでも今じゃかなりの笑われ者状態になっているように、世の大人達というのは心配性すぎる所が多すぎて、その結果、人間性とかが学ばない人が増殖していて、これが社会を壊してる一因だと思います。
確かに残虐シーンとかは子供に見せたくない理由も分かるところもあるけど、あえて見せて、人間の醜い所を見せるのも人間性を学ぶ一つのものだと思います。それで見た後に「あういう事は真似しないでね」と親は言うべきだと思うんですよ。親と子とのコミュニケーションはそういった会話から成り立つ物だと思いますが、それが言えないのですか、これを書き込んでいる親は。
何も言わないで、子にも危険だと言うだけで消したり、見るなというんじゃ子供の発育を妨害しているようにしか見えないのですが。
コミュニケーションも取れないで、ただこういう意見を書くんじゃ日本の家庭を象徴しているようですな。第一アニメのせいは少しはあったとしても、子供を犯罪者にするのもしないのも、子供を不良にするのもしないのも全ては親の責任ですから、その親の責任をメディアとかに転嫁しないで欲しいと思います。子供の全責任は親にあると思いますから。
見たくないんだったら、意見にも書いてるけど見なければいい。情報とかを知って見なければいいと思います。
テレビ局も配慮して、せめてテロップくらいは出して欲しいと思います。
予告とかに「この番組は残虐シーンがありますので・・・」とか出してもいいと思います。ポケモン事件でその後のアニメ番組に「テレビから離れてみるように」という表示が出たように、こういった番組にはこれを義務付けたほうがいいと思います。

PTAのランキングとかこれとかを見て、どうも日本人の大人というのは心配性過ぎな所が多く、その結果がこういった事に繋がっていると思います。
そういう自分も心配性過ぎな面がありますが、こういった事に対しての心配はしていない。
本来は見て学ぶべき所がある番組なのに、それを残虐で見せられない所は多少あったとしても、コミュニケーションが取れないがためにああいった狂った意見になってしまうのではないでしょうか。現にリンク先のコメント欄とかを意見を見たほうがまだ役立つよ。そっちの方が参考になる。
この意見は日本人の性格、日本人の家庭の在り方を示しているような物ではないでしょうか。
今回うちが書いた意見には色々な考えがあると思いますが、自分なりの考えはこれだという事を書いておきます。

前、8月5日書いた「もしも高知競馬場が無くなったら」について、追記して、トラックバックして、意見を求めてみる事にしました。
評論家や競馬ファンの中は依然高知廃止要望の人がいますが、あえて廃止になったらの事を考えて、彼らとは逆の立場で再びここに出す事にします。

中央寄りの視点で見てる人やアンチハルウララの中には「高知競馬場を廃止しろ」という声を出す人も少なからずいますが、中央しか見ていないファンにとってみても、高知競馬場というのはハルウララくらいしか知らない人もいて、笠松や盛岡に比べても廃止された時のダメージは少ないと見る事だと思いますが、しかし、実際は廃止されたらかなりJRAにもまた、地方競馬全体にも大きなダメージを受けると自分は思います。
それはどうしてか言うと、高知競馬場に在籍する競走馬のほとんどがJRAなど他地区から流れてきたのが多い。
その中でも特にJRAから高知に移って来た競走馬の中には中央で上位クラスでも活躍していたのも多い。
昔はニッポースワロー、ラガーチャンピオンマルカイッキュウ、メイショウタイカン、バンブーピノエイシンガイモンインターライナー、そして初代黒船賞馬のリバーセキトバなど、今でもノーザンウェー、アラバンサ、ナムラコクオーオースミレパードマイネルガーベ、セイウンザンなどが在籍している。またサカモトデュラブやテツノセンゴクオー、トモエムールのように他地区でも重賞勝った馬が高知に来る事も珍しくない。
なぜ、高知にこれらの馬が来るかというと、その1つに高知競馬場のクラス制度がある。
中央や他地区の場合、これまでの競走生活で稼いだ賞金に応じて、クラス分けをしているが、しかし、高知競馬場の場合、過去2年間に稼いだ賞金でA級〜F級のクラス分けをし、さらに本年度に稼いだ賞金でそのクラスの順位を決めるやり方をとっており、例え、かつて中央で重賞をいくつも勝っていたとしても、2年間賞金を稼げなかったら最下級のF級の一番下からのスタートとなる。
この制度と似たような制度を採っているのは他に岩手競馬が採っており、岩手競馬の場合は年度開始までの前20走の獲得賞金+今年度の獲得賞金でクラス分けをしている。
この制度を導入している理由には成績不振馬のためにある。
中央でかつては3年前に重賞勝ったが、その後は極度のスランプに陥り、全く賞金が稼げなくなり、地方競馬に移籍になった時、例えば大井競馬に移籍の場合、かつて重賞を制し、獲得賞金が多いため、大井に移った場合、A級クラスに格付けされ、対戦相手の質は中央とは落ちたとはいえ、それでも勝てずに賞金を稼げない事がある。
逆に高知に移った場合、過去2年の賞金でクラスを決めているため、重賞を勝っていてもいきなり最下級からのスタートとなり、対戦相手の質はかなり下になるので、ナムラコクオーのように最下級からスタートし、連勝を重ねて、遂に重賞を制したのもいる。
また、高知競馬には定年制度が無いのもこれらの馬が集まる理由の一つでもある。
地方競馬の場合、地区によっては定年制度を設けているところがあり、南関東だったら9歳、北関東だったら12歳など多くの地区で設けている。
逆に高知や道営などでは定年制度を設けてない。高知は以前から設けてなかったが、道営の場合、オースミダイナーの活躍を受け、定年制度を撤廃させた。
また道営競馬は馬産地に近い事もあり、最近ではナリタホマレナスダックパワーキャニオンロマン、グランドシンザンなどの活躍馬が次々と転入している。
また、高知競馬場の場合、脚元に不安を持っている馬も多い。
先にも書いたナムラコクオーも重度の屈健炎を患っていて、いつ爆発してもおかしくない状況にある。
ナムラコクオーを走らせるために、関係者は桂浜で砂浜トレーニングを積みまくり、その結果、なんとか走らせるようになった。
高知競馬場の近くには有名な桂浜があり、高知競馬の競走馬はよく、桂浜で砂浜トレーニングを積んでいる。
砂浜トレーニングによって脚元の負担を和らげ、レースに使えるようにする。
高知競馬はかつてから脚元が悪い馬が集まり、その度にレースに使えるようになるまでに脚元を良くした事から、脚元が悪い馬にとってみれば高知競馬はある意味、最後の聖域かもしれません。
クラス制度、定年制度が無い、脚元が悪い馬でもレースを使えるようになる
この3つがあるから、高知競馬は「都落ちの園」と呼ばれている。
もし、そんな高知競馬場が無くなったらどうなるだろう。
下級条件馬ならまだしも、重賞勝ち馬とか高額の賞金を稼いでいる馬の場合、どの地区に行ってもA級とかの大きいクラスに編入させられるため、もう一度やり直せる機会が無くなり、引退に追い込まれてしまう可能性がある。
また、地区で定年を迎えたが、まだまだ元気なので走らそうと思ってもどこの地区も年齢制限を超えていて走らせる事が出来ない。
脚元がかなり不安なので、地方競馬に移籍させたくても・・・・・

競走馬はよく経済動物とも言われますが、しかし、競走馬のオーナーの中には「元気なうちは走らせたい」と思っているのも多い。高齢で引退させないのもそういう愛馬心があるから、引退させないと思っている人もいる。
特に高知競馬場のような制度を設けているところは少なく、脚元の悪い馬でも直せるという事(最近は高知競馬の危機のせいか、道営にも集まっているが)から、高知競馬場の危機は競走馬の第2の行き先にも大きな影響を与えかねず、先に廃止された中津・公営新潟・益田・上山、そして今日、高崎競馬が廃止検討を始めた。
これらの競馬場に比べると、高知の廃止によるダメージはかなり大きく、もちろん生産者側にとって見ても、走らせる競馬場が少なくなり、競走馬の生産頭数も少なくなり、競馬文化はもちろん、北海道経済にも深刻なダメージが出る。
しかもこの事にJRAが対応しておらず、今日の高崎競馬廃止検討の記事でJRAに協力を呼びかけても非常に冷たい反応をされたとの事。
JRAにとってみれば地方競馬などどうでもいいと思っているのではないか。
地方競馬の交流レースに馬を使わすことに対しても文句言うし、南関スレの過去ログの中にこうJRA地方競馬に対しての最悪な見下し方が分かる。

33 名前: 名無しさん@お馬で人生アウト 投稿日: 04/07/01 02:18
日刊競馬のコラムでJRAの出走頭数についてあやまってたらしいが、
他のサイトで吉川もまったく同じ内容のコラム書いてたぞ。ゴーストか?
ちなみにJRAは「うちのOP馬で商売しないでください」と面と向かって言える
すごい主催者です。騎手のエキストラ騎乗(交流以外のレースに乗ること)も
「そんなレースで怪我したらどうすんだ、ゴラァ」「第一俺らが早く来ないとなんねえだろうが!」
といってきます。喜んで出してくるのは、未勝利の交流戦の馬と見習騎手
(未勝利交流を始めた頃はほらやってよかったでしょ。というために
すごいジョッキーを出してきたが)だけです。

えびなに「お粗末」といわれた田舎主催者より

55 名前:   [sage] 投稿日: 04/07/01 23:21
>>33
「ここはウチ(JRA)の庭だから待避所使わせてもらうよ。オマイラはウチから馬場借りてる分際だろ?
一歩も芝生に入るな。コースの中で輪乗りしてろ!」
「12R制で最終17:15?ナイター以外は17時以降仕事しねーんだよ!早く帰させろよ!」

とおっしゃられてました。

既に潰れた某地区より

65 名前: 名無しさん@お馬で人生アウト 投稿日: 04/07/03 04:07
>>55
同士がいてくれてうれしっす。
彼らはことあるごとにセキュリティが(ジョッキーの拘束、馬券発売のシステム、
そういえばPATを地方に開放しないのもセキュリティを理由にしてたな)
甘いみたいなことをいってくるが、それは運営に金をいくらかけてもかまわない
組織だからで(金を節約しても国に取り上げられる)そういった
農水とタッグを組んでの結果がいまの地方競馬なのに、さも自分たちが優秀だから
おまえらはアホだからこんな売れないんだ施設がひどいんだみたいな態度でこられるから
頭にくる。(職員から厩舎関係者からジョッキーから全員同じ)
こないだは、えらそうなJRA職員がおいらが大学の先輩だとわかって急に
態度変えやがった。(えっ〜、なんで、こんなところで働いてんですだって。)
はい、愚痴終わり。

JRA関係者の言動を晒すスレ作ったら盛り上がるかな。
頭にきてる生産者、地方関係者、ライターさん、出入りの業者さんとかも
たくさんいると思うし。おいらもまだまだあるよ。

JRAの職員共は本当に地方競馬の重要性について分かっていないようで、競馬文化が衰退すればいいと思っているようだ。
これまでの競馬人気を作ってきたのもハイセイコーオグリキャップハルウララ(一過性の気もするが、少なくとも競馬のイメージアップにはなったでしょう)といった地方競馬の馬だし、今年のクラシックを賑わせたのも道営のコスモバルクだし、JRAあってこその地方競馬ではなく、地方競馬あってこそのJRAだと思います。
地方競馬場が多くあるからこそ、走る所も多く、JRAで走らなくても地方に移るという事も出来るし、地方で走ってJRAに移籍という事も出来る。
高知競馬の橋口浩二アナは「すると競走馬の生産頭数は減り、北海道などの生産牧場も壊滅する。つまり地方競馬中央競馬(国)を支えているんです。だから、地方競馬は国の問題でもあるんです」と言っているが、その通りである。
トウケイニセイの生産者である田中哲実さんもコラムの中で
「むしろどことどこが廃止されるか、ということよりも「生き残れるのはどこか?」と数えた方が話は早そうだ。そして、そんな地方競馬の動向が、私たち零細生産者の今後を大きく左右することになる。 」と書いている。
地方競馬の廃止は生産者に大きく影響を与え、橋口アナも言っている通りに生産牧場の倒産が相次ぎ、その結果競走馬の生産頭数が減り、その結果北海道経済にも大きな影響を与えかねない。
競走馬の問題は地方だけではなく、JRAの問題でもあり、いくら馬余りがあるからって、この問題はJRAにも直結する問題でもあるのだ。生産牧場が無ければ競走馬は生まれない。競走馬がいなければレースは作れない。競走馬が少なければ魅力のあるレースが行えない。マルガイ馬を連れて来ようにも多額の経費がかかってカバーしにくい。
つまり、地方競馬の問題というのは競馬全体の問題でもあるのだ。
地方競馬の問題はJRAも対応すべき問題であるはずなのに、全くと言うほど対応せずに冷たい反応をする。
これじゃJRAは競馬文化の事や競走馬の事を考えずに「中央競馬があればそれでいいじゃん!」と言った考え方をしている。

今回は「高知競馬が無くなったら」を例に挙げて、地方競馬場が無くなったらどういう影響が出るのかを書いてみましたが、この事にJRAの関係者や競馬ファン(特に中央競馬しか見ていないファン)は考えた事があるのだろうか。
もし、あなたの行っている地方競馬場が無くなったら・・・・・・・
その時の競馬文化やJRAへの影響などを1度考えてみてください。

高知競馬場ハルウララに依存しないで、自分達でハルウララ無しでどう経営していくか考えて欲しいと思います。