名古屋競馬の上松瀬竜一騎手が引退しました。
同騎手はマルカセンリョウで去年の名古屋大賞典(統一GⅢ)を制した騎手ですが、若くしての引退は残念です・・・・
一緒に深見明宏騎手も引退になりましたが、名古屋では去年もゴールドプルーフ全日本サラブレッドカップ(統一GⅢ)を制した河端秀俊騎手が引退、さらに若手の注目株だった宇佐美亨騎手も辞めているだけに、名古屋競馬の厳しい状況が分かります。
さらに同じ東海の笠松競馬でもここ2・3年でJRAに移籍した安藤勝己騎手を除き、榎、片桐、唐津、坂井、中島、堺、田辺、長谷川、水野など大量に騎手が引退しています。
中には調教師試験合格や育児専念、また坂井のように調教師と揉めて辞めたなど理由がはっきりしているのを除いたとすると、やはり大半の騎手がおそらく食っていけないや競馬廃止の危機に悲観してなどの理由で辞めてるのではないかと思います。(宇佐美は引退前に海外修行の話があったが・・・)
東海地方の競馬は経費削減のため、5着以下の賞金をカットし、賞金が与えられるのが上位4位までに入った制度ややはり経費削減による出走手当や賞金の削減などがこういった大量の騎手引退になっていると思います。
さらに笠松・名古屋とも廃止へ向けて動き出している事から、騎手の間でも、十分食っていける騎手からも競馬廃止で悲観になって、引退になってしまったのだと思います。
こういった事は東海だけではなく、廃止になる前の競馬場とかでも、騎手の動向でその厳しさが伝えられていると思います。
公営新潟が無くなる前、地元の強豪騎手だった酒井忍騎手が川崎に移籍したり、上山ではセタノキングとのコンビで知られる鈴木義久騎手が同じく川崎に移籍したり(現在は騎手を引退し、厩務員に転身)、またハルウララで湧き上がる前の高知では徳留康豊騎手が金沢に、北野真弘騎手が園田に、今年度で消える宇都宮では加藤和博騎手が浦和に移籍するなど、地元の強豪騎手が突然移籍することで、その競馬場の厳しい状況が分かるのではと思います。
これらの騎手はそれらの競馬場の厳しさに耐えかね、また、経営状況が悪いがために、廃止になる前に地元を捨てて、他の競馬場に移籍してしまおうという心理が働いたから、廃止になる前に移籍になったのではと思います。
さらに競馬場に悲観して、大量引退になるケースもあるようで、去年、浦和競馬では飯島、鵜沼、木村、熊谷、橋など10人以上の騎手が集中して引退しました。
これはまず、確か2人の騎手が引退し、それからドミノ式に引退が相次いだため、これだけの引退騎手が出ましたが、これは東海と同様、競馬に悲観して、これだけ引退に繋がったのでは思います。
浦和競馬は南関東競馬にあるだけあって、経営状態はいいですが、だが、馬及び騎手のレベルはかなり低く、引退した騎手の中には年間数勝しか挙げていない騎手が大半でした。
数勝程度じゃ食っていくのにも大変なだけに、さらに他の競馬場の状況を見て、浦和や船橋、川崎に何人か流れてくるのではと思い、「もう食っていけない」と悲観して引退になったと思います。

所属する競馬場の騎手の動向によって、その競馬場の経営状態だけではなく、内部の状況も分かるのではと思います。
騎手の動向が激しい競馬場は、相当厳しい状況に置かれてる競馬場と見てもいいのではと思います。
また、騎手だけではなく、調教師にしても、廃業する調教師が相次ぐなら、経営が成り立たないほどその競馬場は厳しい状況である事が分かると思います。
他に開催日程や馬の頭数など競馬場の状況が分かるものは幾らでもあると思いますが、内部の状況がダイレクトに外に伝わるもの・・・それは騎手や調教師の動向かと思います。
激しければ激しいほど、ヤバイ状態になっていたり、また、地方競馬の現況とかもかなり分かりやすく伝わると思います。
賞金の安い所など、サラリーマンやった方が儲かるといわれておりますし、サラリーマンと比較されるほど、それだけ騎手の儲けが少ない事が実感できるのではと思います。
先書いた宇佐美や坂井、河端、上松瀬は腕がいいから、もう一度免許を所得して、他地区で乗れないかなと思います。
一度騎手を引退して、再取得した騎手は宇都宮の森泰斗騎手や金沢の藤川洋一郎騎手などいますし、未練があるのなら他地区でもいいから・・・・・・・(ちょっと文章が荒れてすみません・・)

11月2日
大井7レース フレンドシップジョッキー(サラC1)
1200メートル・外回り

○1 1 セイワクリスタル  55名 吉田 稔 (阪本一栄) 牡3 サラC1 1着
 2 2 エーピーポーロ   55  今野忠成 (上杉昌宏) 牡3 若竹賞9着
△3 3 スタードウジョウジ 55  内田博幸 (石田貞雄) 牡5 くじら座特別2着
 4 4 フューチャワイルド 55荒 吉留孝司 (山崎尋美) 牡5 サラC1選抜1着
 5 5 キャプテンヒューゴ 55  的場文男 (田中康弘) 牡4 オリオン座特別8着
   6 スオウサイレンサー 55  見沢譲治 (庄子連兵) 牡3 サラC1 6着
☆6 7 タッチザゴール   55知 中越豊光 (矢作和人) 牡3 京浜盃5着
▲  8 ジョウノマジシャン 55J 武  豊 (森谷良臣) 騙7 サラC1 2着
△7 9 トウゲンキョウ   55北 五十嵐冬樹赤間清松) 牡5 くじら座特別出走取消
◎  10 ブラボージョー   55岩 小林俊彦 (高橋三郎) 牡4 ドラマチックナイト賞1着
 8 11 ノビリティテースト 55宇 鈴木 正 (大山二三夫)牡4 くじら座特別4着
   12 ジャパンハピネス  55  石崎隆之 (渡部則夫) 牡4 オリオン座特別11着

11月2日
大井9レース 第28回全日本リーディングジョッキー(サラB3)
1800メートル・外回り・20:20発走

○1 1 サンキョウチャイナ 55北 五十嵐冬樹(高岩孝敏) 牡3 リゲル賞2着
 2 2 ラヴァリーラスター 55J 武  豊 (高岩孝敏) 牡5 サラB3特選9着
◎3 3 ケージーボーイ   55  的場文男 (岡部盛雄) 牡4 リゲル賞7着
▲4 4 ホクトオーザ    55荒 吉留孝司 (宮浦正行) 牡3 サラB3特選1着
△5 5 リンカーンスター  55  石崎隆之 (内田勝義) 牡4 照葉特別1着
   6 アオイダイモン   55  内田博幸 (太田 進) 牡5 マゼラン星雲賞9着
☆6 7 モノスゴイ     55宇 鈴木 正 (赤間清松) 牡3 オパール賞2着
   8 ドンピエール    55岩 小林俊彦 (栗田裕光) 牡5 サラB3特選11着
 7 9 カネショウアサマ  55知 中越豊光 (高岩 隆) 牡4 オパール賞5着
   10 ダミアーノ     55  今野忠成 (村上頼光) 牡5 オパール賞6着
△8 11 グリフォンゲイル  55名 吉田 稔 (山田秀太郎)牡4 やぎ座特別1着
   12 バトルエロイナ   53  見沢譲治 (武智一夫) 牝5 リゲル賞8着

今年で28回目を迎えた全国のリーディングジョッキーが一同に集まって行なわれる祭典。
第1戦はこれが北関東から転入緒戦となるブラボージョー。しかし、前走は大井で快勝している事から、ここでも勝ち負け。第2戦はこの全日本リーディングジョッキー競走でここ数年連対している的場文男のケージーボーイ。北関東G33着の力があり、前走は凡走も、その前に2着があり、さらに他の馬が乗り替わりの中、いつもの的場を確保できた事は大きい。サンキョウチャイナやホクトオーザがライバル。

11月3日
大井9レース サンタアニタパーク交流記念第1回TCKディスタフ南関東G3・全国交流)
1800メートル・18:45発走
 1 1 プルザトリガー   55  内田博幸 (山浦 武) 牝5 トゥインクルL賞1着
   2名ダイコーマリナ   55名 吉田 稔 (宮本 仁) 牝4 日本テレビ盃8着
 2 3 ドリームサラ    55  酒井 忍 (寺田新太郎)牝6 トゥインクルL賞8着
   4 マイグローリー   55  鷹見 浩 (井上弘之) 牝5 サラB2特選5着
 3 5 ハートフルシフォン 55  左海誠二 (林 正人) 牝5 中津峡特別1着
   6笠バハムート     55笠 柴山雄一 (田口輝彦) 牝5 日本テレビ盃7着
 4 7 コウエイソフィア  55J 安藤勝己 (高橋三郎) 牝4 アーバンステージ神無月賞1着
   8 ブルーマドンナ   55  石崎 駿 (熊坂光広) 牝5 埼玉新聞杯9着
 5 9岩ハイフレンドトーレ 55岩 村上 忍 (佐藤浩一) 牝5 ビューチフルドリーマーC1着
   10 アイチャンルック  53  的場文男 (阪本一栄) 牝3 ロジータ記念1着
 6 11 メモリヒメ     55  鈴木啓之 (杉山康史) 牝4 陽月特別4着
   12 マルダイメグ    55  森下 博 (佐々木仁) 牝4 04メトロポリタンオクトーバーC10着
 7 13北グローリサンディ  53  石崎隆之 (恵多谷豊) 牝3 ビューチフルドリーマーC2着
   14 ショウナンシャトー 55  江川伸幸 (渡辺 薫) 牝5 トゥインクルL賞4着
 8 15 ロイヤルセランガー 53  佐藤 隆 (川島正行) 牝3 トゥインクルL賞15着
   16名キウィダンス    55名 岡部 誠 (角田輝也) 牝5 中京スポーツ杯スプリント1着

もう時間だ。今日も余力を残しての終了となってしまった。
最近、書きたいことあっても書けない事が続いている。
これを書く時間をもっと欲しいよ・・・・・