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金沢10レース 第49回百万石賞(重賞)
2300メートル・良
1着:△⑥ビッグドン (加藤和義) 2分31秒3
父:ブライアンズタイム 母:ドラゴンリリー 母の父:イブンベイ
金沢・服部健一厩舎所属・牡6・通算成績:38戦7勝(うち中央36戦6勝・06百万石賞、甲南ステークス、高砂特別、鷹取特別)
2着:○③テンリットル (徳留康豊) 3
3着: ⑨グリーンジャンボ (古性秀之) 6
4着: ⑪キクノサンデー (平瀬城久) 1
5着:☆⑦マヤノオスカー (松戸政也) 1
以下:△オモシロイ、▲タクミシルバー、ミツアキトッキュー、◎ケンゴウザン、ルスナイパラダイス、オーミアジル、ジーガーライアン
単勝 6 180円 複勝 6 110円 ワイド 3−6 170円
枠複 3−5 320円 3 120円 6−9 1010円
馬複 3−6 300円 9 330円 3−9 1570円
枠単 5−3 500円
馬単 6−3 380円
3連複 3−6−9 3400円
3連単 6−3−9 6580円
道中は中団からレースを進めたビッグドンが2周目3コーナーで先頭集団に迫ると、2周目3・4コーナー中間で外から一気に先頭に立ち、直線では後続を突き放し圧勝で初重賞制覇を飾った。道中は後方2番手の位置からレースを進めたテンリットルは2周目向こう正面で大外から前の方にと上がって行ったが、ビッグドンとの差が縮まらず2着。両馬とも服部健一厩舎の所属馬で服部健一調教師はこれが重賞初制覇で服部厩舎ワンツーの決着。3着にアラブのグリーンジャンボが入った。
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昨日から夏競馬が始まりましたが、京都と阪神と間違えたり(訂正しておきました)、函館の発走時刻をローカル開催の発走時刻と同じだと思い込んでいたりして2日経ってもまだ馴染んでなく、来週には馴染んで欲しい所です。
函館の発走時間、5分早くなっていたのか。おかげで短波ラジオのスイッチを入れたらレースが終わった後になっていました。
・14日に川崎で行われた農林水産大臣賞典第42回関東オークス(統一GⅡ)(南関東G1・3歳牝馬)は最後の直線に入ってすぐに先頭に立ったグレイスティアラを外からチャームアスリープが追い込んで来て、ゴール前でさらにもう一伸びしてグレイスティアラをクビ差差し切り1着。これでチャームアスリープは史上初の南関東3冠牝馬となった。牝馬で3冠を達成したのは過去にロジータがいるが、桜花賞、東京プリンセス賞、関東オークスの3レースを制しての3冠牝馬はチャームアスリープが初めて。管理する佐藤賢二師はトーシンブリザードも管理した事があり、牡牝で3冠馬を管理した事になる。船橋勢の優勝は99年のヤマノリアル以来7年ぶりで統一グレード競走になってからは初めて船橋所属馬が勝った事になった。グレイスティアラはゴール前で交わされ2着と惜敗。これでダートでは初の敗北を喫した。3着に2周目3コーナーで一旦は先頭に立ったモンヴェール。2番人気シェルズレイは2周目3コーナー過ぎで手応えが悪くなり、ズルズルと後ろに下がって行き11着と敗れた。
・15日に札幌で行われた日刊スポーツ賞第10回北海道スプリントカップ(統一GⅢ・タイキシャトル賞)は4コーナーで先頭に立ったアグネスジェダイが追いすがるシーキングザベストを半馬身抑え1着。これで重賞2連勝。武豊はこのレース初制覇でホッカイドウ競馬で行われている統一グレード競走でこれで制していないのはエーデルワイス賞(統一GⅢ)だけとなった。シーキングザベストは懸命に差を詰めるも半馬身届かず2着。3着に大井から参戦のベルモントファラオと入った。
・18日、JRA京都競馬場で行われた第11回マーメイドステークス(GⅢ)は最軽量49キロのハンデを背負ったソリッドプラチナムが直線大外から強襲し、間からわずかに先頭に立ったサンレイジャスパーや逃げ粘るマイネサマンサらをゴール前でまとめて差し切り1着。この勝利でステイゴールド産駒は中央・地方通じてこれが重賞初制覇。鞍上の愛知の安部幸夫騎手は昨年の愛知杯(GⅢ)に次いで2年連続中央での重賞制覇。所有する(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンは93年の鳴尾記念(GⅡ・優勝馬ルーブルアクト)以来12年6ヶ月ぶりの重賞制覇となった。2着に間から伸びて来たサンレイジャスパー、3着にゴール前でマイネサマンサを交わした赤木高太郎騎乗のオリエントチャームで3連単は30万馬券と波乱となった。なお、上位に入った3頭はいずれも49キロ・51キロ・51キロと軽ハンデ馬で4着のマイネサマンサを挟んで5着のシールビーバック、6着のマリアヴァレリアの2頭もいずれも50キロの軽ハンデ馬で6着以内に軽ハンデ馬が5頭入った。