今日、近所のTSUTAYAに行ったら、わしズムが売っていたので購入。
ゴー宣読者である自分としてはそれが目的だが、今回のゴー宣は怒涛と言えるほど反米感が強い作品になっていた。
アメリカのイラク侵略戦争について、ダイジェストで書かれている。
そしてこの侵略戦争についての真実などが小林の視点で書かれている。
先日発売されたゴー宣13巻もほとんどがこの侵略戦争について書かれていたから、小林にとってこの侵略戦争は反米魂にさらに火を付けてしまったようだ。
ここまで書くと、アメリカも日本もアホだ。
親米保守も政治家もみんなこの侵略に支持。
反米は親米と争い、一般人から見てみれば、「親米派と反米派の争いはまるで子供のケンカ」という程、バカバカしい物に。
最初にブッシュが掲げていた大量破壊兵器の存在と破壊もは今になって見れば「何だったんだ、あの言葉」とまるで虚言のようになってしまい、未だに見つかっていない。
「自由への戦争」と題しても、結局はフセイン独裁下からは解放されても、治安はフセイン独裁下時代よりも悪化。毎日毎日どこかでテロ・レジスタンスがイラクのどこかで行われている毎日。
そして次々とイラク国民が殺されている。「こうなったのはアメリカのせいだ」と抗議運動すれば、実力行使に出たりして、さらに反米感情が高まる、そしてそれらの繰り返し・・・・・
「世界の警察」と言っているアメリカだが、やっている事は「世界の警察」ではなく、まるで「世界の山口組」いや、「現代のナチス」面白く言えば「山口もえ国家」みたいである。
イラク戦争大量破壊兵器だけではなく、中東の石油等の資源目当ての理由もある。
アメリカにとって中東の資源は金儲けにもなる。
伝統より文明で侵略の歴史を繰り返してきたアメリカ。
欲しがるものは何でも欲しがり、実力で手に入れる。例え金メダルでも資源でも。それがアメリカだと思う。
そんなイラク戦争のやり方にアメリカ国民もやっと気付いてきたのか、ブッシュの支持率もついに43%までに堕ちた(http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20040406dde007030005000c.html
しかし、これは経済政策が理由で(イラクも一応含まれているが)、この戦争を起こしてよかったと思ってる人が57%もいるのはやはり、依然アメリカ人は「これは間違いだ」と思っている人が出てきても、「侵略戦争起こして正解だった」という人が多いんだろう。これはアメリカが情報操作している影響も多いとありえるが。
しかし、賛成しつつも「早く引き揚げるべきだ」と答えたのが44%、イラク政策に明確なプランを持っていないと答えたのが57%とイラク戦争についてやイラク政策について、そしてブッシュのやり方について疑問を持っている人が増えてきていると見ている。
もう少ししたら大統領選が行われる。
この時、相手候補がこのブッシュの悪行について批判する事があれば、ブッシュの再選の可能性は低くなると思われる。
大統領選でブッシュの結果がどうなるか、また今後のブッシュの支持率やイラク国内の状況、政府の行動など注意して行くべきは多いだろう。