これ、前々から疑問に思っていたので書いてみますが、確かにデビューから3歳秋のエリザベス女王杯制覇までは最強牝馬と言われていたけど、その後の有馬記念後は成績が今一つ。
唯一勝ったサンケイスポーツ阪神牝馬ステークスも僅差(クビ差)と危ない勝ち方だったし(上がりの脚は速かったけど)、マイルチャンピオンシップでのデュランダルと一緒に追い込んでの2着はまだ評価できるが・・・・・・
有馬記念後の敗因というのがどうも度々言われてる気性に問題があると思います。
その有馬記念は自分も現地で見てきましたが、スタンド前でかなり引っ掛かっていて、武豊が折り合うのに苦労していたようです。
その後のレースを見てもやはり折り合いがつかず、引っ掛かってしまうのが一番の敗因じゃないかなと思います。
先日の安田記念高崎競馬場で見ていましたが、3コーナー付近でファインモーションが急に下がったのを見て、買わなくて良かったという事と「なんじゃこりゃ」と思い、さらに夜にtvkのダイジェストを見ると、おそらく今まで以上にかなり引っ掛かって折り合いに苦労していたようです。
武豊騎手も「スタートしていきなりガツンと行きたがったので、今日は根性を入れて抑えていった。気持ちの部分が変わってくれないと…」とコメントしているし、やはり気性面が大敗に繋がったようです。

これまで最強牝馬と言われて来たクリフジ・トウメイ・エアグルーヴメジロドーベルと3歳秋のエリザベス女王杯までは遜色は無かったと思いますが、ただ、気性面の問題が出て、本来の実力が発揮できてないんじゃないかなと思います。
上がりのタイムを見ても、安田記念は35秒8とイマイチ遅い上がりだが、その前の阪神牝馬ステークスの33秒8、クイーンステークスの33秒7、マイルチャンピオンシップの34秒1を見ると、ちゃんと折り合って、最後にそれくらいの鬼脚を繰り出せれば牡馬相手でも勝てると思っています。
とりあえず気性面が良くなれば、最強牝馬になる可能性はあると結論付けます。