24日の日記の「ニッポン放送じゃなくなるから」の答えを書きます。本当は裏あたりでやろうと思ったけど、ここに書くことにしました。
タモリ中島みゆきニッポン放送の番組に降板の意向を示した理由について、ホリエモン不支持という理由もあるが、自分はそれだけではないと思う。
それは「ニッポン放送じゃなくなるから」だ。
それはどういう事か。

彼らはニッポン放送で長年番組をして来た。それだけに彼らにとってニッポン放送には大変な愛着がある。
しかし、ホリエモンが経営権を取ってしまったため、ニッポン放送ニッポン放送で無くなる。
この件についてタレントを批判している人たちは「会社のため」「ラジオ嫌い」「経営者が誰であってもニッポン放送ニッポン放送」とか言っているが、彼らにとって見ればもうニッポン放送ではなくなるからだ。
逆に言えば、どんなに腐ったとか色々言われても、彼らはニッポン放送を本当に愛している。だからこそ、こういう事が出来るのだと自分は思います。
ニッポン放送を愛してるが故に、今回の騒動は起きてしまったのだと自分は思います。
経営者が変わる事で、番組を作ることは変わらないが、しかし、その番組作りに大きく影響を与えてしまう。
これらについてはid:Hakobiya:20050328#p1とコメント欄を参考して欲しいです。
タモリさんらはホリエモン支配になる事で、自分達の番組が悪くなるのを警戒したのも一員かと思います。それを別の意味で当てはめれば、それは番組を聴いてくれてるリスナーのためでもあるんじゃないかと思う。
番組が悪くなれば、リスナーも不快感を表し、逃げてしまう。
特にタモリさんの場合、毎年シーズンオフに半年間の自分の番組を楽しみにしているリスナーが沢山いる。そんな彼らのためにタモリさんはいつも楽しい放送をやるのを心がけてやって来た。
ナイナイがオールナイトで「俺たちは出る」と表明はした。
ナイナイの言っている事もリスナーを考えての発言だが、こっちの方もリスナーも考えていたのではないかと思う。
それが何のビジョンも持たないホリエモンになる事で、自分の番組がどう変わってしまうか分からない。
そうなると、自分の番組が悪い番組になってしまうかもしれない。
番組が悪くなるなら、いっそ出演しない方がいいという事で、出演しないという拒否表明に至ったと思う。他の出演者も同じなのではないかと思う。
彼らの拒否表明の理由にはホリエモン不支持という理由の他にニッポン放送を本当に愛しているからだと思います。
報知新聞の記事の中で中島みゆきの気持ちとして「買収されたニッポン放送は今までのニッポン放送ではなくなるということ。他のラジオ局と同じになってしまうので出演する理由はない」とコメントしているが、腐敗していても、彼女達にとってニッポン放送は他の局にはない特別な存在だったと自分は思います。
大ヒントでニッポン放送叩きをしている人たちを引き合いに出したのも、彼らはオールナイトニッポン黄金期などかつて良かった頃のニッポン放送の番組リスナーであり、彼らもニッポン放送を愛していた。
しかし、今の腐敗したニッポン放送を見て、「もうこれはニッポン放送ではない」と怒って叩いているのではないかと思います。
それほどオールナイトニッポンニッポン放送には特別な存在にさせる力があったのではないかと思います。
ホリエモンに交代した後、さらにニッポン放送が変わって行ったら、おそらく彼らも同じように・・・・・・・

しかし、そのニッポン放送の日曜深夜帯の番組表が出たけど、なんかますます文化放送ぽくなっているような・・・・・
何か微妙なのが多いような・・・・・・・・
どこまで壊れていくのか。うちの精神のように・・・・・・
壊れてる人というのは、自分の中で何かが壊れていくのを見えると言うが、ニッポン放送にはそれが見えているのかどうか・・・・・・・
ホリエモンも何考えてるのか・・・・・・