いよいよ待ちに待った12月25日クリスマス当日。自分は有馬記念を見に中山競馬場に向かった。
朝8時過ぎに出発。まずはWINS渋谷に行きレープロと各場1・2レースの馬券を購入しておく。
ディープインパクト人気で盛り上がっているから、かなり混んでいるかなと思ったら入ってビックリ。
何と発売開始直後というのにあまり混んでいなかった。レープロも余裕でゲット。
去年、WINS銀座に買いに行った時はかなり混んでいて出るのに時間が掛かったのに、渋谷はかなり空いていた。
同じ都内のWINSでもこんなに差があるなんてと感じさせる。


渋谷から半蔵門線東西線→JR武蔵野線を乗り継いで船橋法典に向かう。
だが、東西線との乗換駅である九段下で乗り継ぎのミスをして西船橋へは当初よりちょっと遅れて到着。
急いで武蔵野線に乗り込むが、車内は既に競馬ファンなどで満杯状態に。
3分ほどで船橋法典に到着。歩いて法典門に向かい、あらかじめ買っておいた前売り入場券で入場するが、入口の前ではダフ屋らしき者が券を売っている光景も見られた。
馬場内を経由して、2レース発走の頃にスタンドに入るが、既に中山競馬場はかなりの人が入っていた。
25番柱付近の入口付近のスタンドの客席の通路を何とか確保する。その後はずっとそこで観戦する。
阪神2レースで小牧太のダイナミックターンの単勝を当て、これが大きくついた事で心理的に余裕が出る。
3レースが終わった後、次のレースの馬券を買いに行くのにも人が多くなってきて、「有馬記念レース前は馬券買いに行けなくなるくらいになるかも」と思い、午前中に中山5・8・9・10、阪神・中京5・9・10・11の馬券も購入しておく。
この時に有馬記念の馬券を買ったのだが、買ったうちの1枚がどっかに行ってしまい、窓口のおばさんにも聞くが、2枚渡したといい、どっかで落としたと思い改めて別の場所でもう1枚買うことに。その1時間半後に落としたと思われた馬券がサイフの中から見つかり、「げっ、あったのか。2枚も同じのを買ってしまった・・・・」と言ってしまったが、この時にこれがさらに幸運を呼ぶ事とは・・・・・・・
予想にかなり時間が掛かったため、中山4レースはモニターで観戦したが、人気のダイワアデオスの落馬などアクシデントが続いたが、ルメール騎乗のマルタカアーサーの単勝を当て、これが思ったよりも配当が大きくついていてこれで完全に夕食のメシ代も出る。
昼飯を食べに行く途中でパドックを見るが、数々の横断幕が張られているが、ディープインパクトの横断幕は思ったより少なく、むしろコスモバルクの横断幕の方が多いように見えた。


昼飯は馬券の成績も良かった事から奮発して山盛りポテトを4つ頼む。
ポテトを食べながら次の阪神6レースと中京6レースの予想をする。ポテトを食べている間に中京のレースがやっていたが、わずかに聴こえる舩山アナの実況を聴きながらメシを食べるが、どうやら馬券は外れた模様だ。
メシを食べた後、馬券を買ってから持ち場に向かうが、持ち場に向かう前にホープフルステークス本馬場入場が始まっていたが、この日の特別レースの入場行進曲で流れていたのが松本英子の「喝采〜この道の先に〜」だった。
中山競馬場の新イメージソングとして開門時やセレモニー、中央競馬ワイド中継のエンディングテーマとして流れているが、結構馬場行進曲としてかなりマッチしていた。
そのホープフルステークスニシノアンサーが勝ち、外れる。続くたんぱで聴いた阪神6レースは阪神ジュベナイルフィリーズでいい競馬を見せたフサイチパンドラから馬連で流して勝負したが、いい感じで上がっては来ていたが直線で伸びずに断然人気に応えられずの3着・・・・・・・
この時にこの後行われる有馬記念より先に「競馬には絶対は無い」と思い知らされる。
この頃から観客の数は観客席を出て馬券を買いに行くのに苦労するほど通路にも人が詰まり始めていた。


中山7レースが終わった後は持ち場からほとんど動かずにレースを見続ける。
動いたのは7レースが終わった後にトイレに行った時くらいだが、男子用トイレにも長蛇の列が出来ていた。
その7レースグッドラックハンデであのユメロマンが出て2着に入った。
レース前、上にも書いたとおり本馬場入場の曲が「喝采〜この道の先に〜」だから、もしかしてと思ったが、その通りの2着。
だが、馬券は買ってなく、レース自体も外す。
阪神9レースからはターフヴィジョンでも他場のレースが放映されるようになり、ここまで使って来たたんぱラジオをしまい、その代わりにレースとレースの合間の暇つぶし用に携帯ラジオをスタンバイ。
それでBAYFMニッポン放送を聴いて過ごす。
中京9レースでステイゴールドの妹のプリンセスゴールド複勝を当て、ようやく中京初的中。続く阪神9レースは好きなジャンプレースの特別戦だったが、ナイストップボーイを買ってなく外す。コウエイトライは買っていたが・・・・・・
そして中山の有馬記念前の前座レースはおなじみとなった2005フェアウェルステークス。
人気薄4等の複勝で勝負。そして直線でタイキヴァンベールが伸びて2着で当てる。新聞では指数が高かったし、少し前に馬券に絡んでいるので配当は安いと思っていたけど、配当は920円と予想を大きく超えてついていた。
ちなみにこのレースを勝ったのはワイルドワンダーで鞍上はルメールだった。
この45分後に大仕事を成し遂げるとは、また衝撃を与えるとは誰もが思ったことか・・・・・


中京・阪神10レースが終わり、いよいよ有馬記念を迎える。
江坂特別はストラタジェムは狙い通りだったが、もう1頭のメジロスカイレイが伸びてくれず、3連複タテ目を食らった。
有馬記念の馬券は既に買っていたのであとはレースを迎える時のみ。
本馬場入場の時にもレープロを見ながら、勝った馬に向かって叫ぶ。
待ち時間はニッポン放送を聴きながら、時間を潰す。
そして15:25、有馬記念のスタートを迎える。
スタートでサンライズペガサス、そしてディープインパクトが出遅れてのスタート。やはりタップダンスシチーが逃げを打ち、オースミハルカが2番手から。
1000メートルを切った時にターフヴィジョンに1000メートルの走破時計が出たが、61秒台とややスローペースで通過。
向こう正面で各馬を双眼鏡で見るが、この時にディープインパクトを見たが、やや引っ掛かっているように見えた。この時にまさかと思ったが、しかし、2周目3コーナーで外を持ち出して上がって来ると「あー、こりゃディープだな」と変わった。
2周目4コーナーで買っているコスモバルクが先頭に立つと、「フユキ、フユキ」と声を出し、外から単勝を買っているハーツクライが先頭に立ち、さらにディープインパクトが迫ってくると、「そのまま、そのまま」と叫び、そして結果はハーツクライが見事にディープインパクトを破ってGI制覇。
ディープインパクトが2着に敗れた事で場内は騒然となっていたが、そんな自分は気持ちいい状態でコピーを取りにいく。
実はさっき落としたと思われた馬券の買い目の中にハーツクライディープインパクト馬単が入っており、もう1枚買ってしまった為、2枚分も払戻金を得ることに。さらに金曜前売りでハーツクライ単勝も勝っておいたため、ディープインパクトが負けて落ち込む客が多い中で一人喜んでコピーを取りに向かった。
しかし、良い事ばかりとは限らない物で、喜んでいる最中に愛用していた双眼鏡を落としてしまい、結局見つからずに最終レースはターフヴィジョンを見て観戦する。
長年使っていた物なのに・・・・・・
コピーを取りにいった時には既に長い列が出来ており、10分待って当たり馬券を5枚コピー取るが、この間に中京と阪神のメインが行われたが、テレビから遠く、実況も聴こえにくく、ラジオも入らないために生でレースを見る事が出来ず、後でVTRでレースを見た。阪神メインを当てる。
そして中山最終もアマビリータ、中京最終はマドモアゼルドパリの複勝で当てる。そして衝撃の1年だった中央競馬今年最後のレース2005ファイナルステークスウインクリューガーからのワイドと4頭の単勝で狙うが、ここでまたドジをやってしまい、単勝馬券をどこかに失くしてしまい、また買い直す事に。
レースはニューベリーが最後を締め、最後のレースは何とか馬券を当てて終了。ウインクリューガーは2走ボケがあったのか7着と敗れた。


全てのレースが終わり、払戻しを済ませ、回顧イベントを見る。
回顧にはルメール騎手も登場し、沢山の声援を受けていた。
ふと思ったら今日はルメールでかなり儲けさせてもらった。サンキュー、ルメール
そのルメールに声援を送る。
回顧イベントを見ながら、近くにいたオヤジとハーツクライの母であるアイリッシュダンスについてちょっと話す。
ハーツクライの母であるアイリッシュダンスは重賞2勝を挙げ、95有馬記念に出走したが、マヤノトップガンから2.1秒離されてのブービーに敗れた。それから10年後に息子であるハーツクライ有馬記念に出走し、母の雪辱を果たした事となった。
回顧イベントが終わった後、次はタップダンスシチーの引退式。
タップダンスシチーには沢山の思い出があり、ジャパンカップを勝った時には単勝馬連を取り、大きな金額を得た事や去年の有馬記念や今年の金鯱賞馬単を取った事でかなりいい思いをさせてもらった。そして最後の有馬記念タップダンスシチーの馬券も買って勝負していました。
タップダンスシチーが馬場に登場してきた時、沢山のファンから「タップ」などの声援が沢山飛び交っていた。
引退式で佐々木晶三師が感極まって声を詰まらせながらコメントをしていたのが印象的でした。
タップダンスシチーにレイをかける場面があったのだが、ここでタップが激怒。
一応レイはかけたが、すぐに壊してしまった。これを見てファンから「まだまだやれるぞ」と声がかけられる。実際自分もまだまだ来年もやれそうだなと思った。まだまだ力がありそうだし。
そして引退式が終わり、タップが引き上げて行く時に「ありがとう」と声を掛けた。
順調に行けば4年後には産駒がデビュー。果たして父のような産駒が出るのか楽しみにしています。
引退式の後は松本英子のコンサート。
先に感想を書いておくと、演出をもっと派手にしてほしかった感がします。
特に最後の曲の時にはレース映像も流してくれた方が・・・・・
歌自体は良かったけど・・・・・・
観客もほとんど帰ってしまい、少ない観客の中、名曲「Squall」やサモンナイトエクステーゼ〜夜明けの翼〜のテーマ曲である「白夜」など4曲を披露。最後に歌ったのは中山競馬場のイメージソングである「喝采〜この道の先に〜」でした。
この曲を聴きながら今年のGIレースの全ゴールシーンを頭の中で思い浮かびましたが、やはり結構マッチします。締めに飾るにはかなりベストな曲だと思います。
この曲を聴きながら今日のレースの事を思い浮かぶのもいいかもしれません。
コンサートが終わった後、レーザー光線や花火などを使ったイベントが行われ、そして全てのイベントが終了。長い長い中山競馬場での1日がここで終わった。
セットリストは以下の通りです。

1.白夜
2.Squall
〜MC〜
3.今年の冬
4.喝采〜この道の先に〜

中山競馬場からはニッポン放送を聴きながら4キロほど歩いて本八幡コルトンプラザに辿り着く。ここまでざっと1時間ほど。
コルトンプラザはかなり敷地が広く、飲食店も多数あり、色んな店をウインドショッピングしながら歩き回り、19:20発のシャトルバスで本八幡に向かい、19:50発の新浦安行きのバスで新浦安に向かう。
車内でBAYFMを聴いていたが、20時前のニュースで有馬記念のニュースも流れた。
この路線乗っていい夜景を2つ見ました。
1つは江戸川の堤防を走っている時に遠くに光って見えるベイエリアの光、そしてもう一つは新浦安に着く直前に京葉線のガード下から見える東京湾の夜景。
いずれもキレイで見て良かった物でした。おかげで少し癒される。
新浦安で時間が空いたので勝ったのを祝って駅構内の有隣堂で気になっていたマンガを購入。
京葉線りんかい線東急大井町線と乗り継いでその車内で読みふける。
しかし、りんかい線の接続が悪く、新木場で20分近く待たされる事に。
外に出て夜食が食える店を探すが、何とガード下の店の多くは閉店し、ゴーストタウンのように見えた。
しかも、海風が強くかなり寒く感じ、結局少し動いただけで中に入ることにした。
家に着いたのが22時半ごろ。
これで長い長い1日が終わった。
テレビのニュースでもディープインパクトの敗戦が大きく伝えられ、帰って来てからネットを開くと、多くの日記でM-1グランプリの話題で一杯だった。その他にもフィギュアスケート羽越本線脱線事故のニュースなどこの日は話題は多かったが、深夜のニュースもスポーツニュースを見ることも無く眠りに就きました。



ちなみに新浦安で購入したマンガはこれでした。
ひょんな事から男子寮で暮らす事になった女の子が男子に扮して暮らしてゆく作品ですが、
結構ヒット。
男子寮に住む男子達のキャラがなかなかイイ。おい、そこに女子はいるんだぞ。
そう思いながら読むとさらに笑えて来ました。
かなり売れ行きもいいようで、品薄状態になっている所もある模様で、早くも増刷がかかった模様です。

Boy’sたいむ 1 (まんがタイムコミックス)

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