Brilliant last run

鮮やかに、そして華やかに最後を飾った。
メインの阪急杯ブルーショットガンで制し、そして最終レースでJRA通算1400勝達成。
まるでドラマのように騎手として最後の日を素晴らしく締めました。
いずれのレースも馬券を取らせてもらったし、最後にいい思い出を貰いました。
長い間お疲れ様でした。松永幹夫騎手。
そして最後に素晴らしいドラマをありがとう!


今日は松永騎手以外にもその松永幹夫騎手の初GI制覇となったイソノルーブルを管理し、最近ではハートランドヒリュを管理していた事で知られる清水久雄師、松永騎手が制した阪急杯シルクトゥルーパーがラストランとなったナリタブライアンエリモジョージメジロパーマー、ヤマノシラギクなど数々の個性派の名馬を管理した大久保正陽師、ニシノフラワーティコティコタックを管理し、ニシノデューがラストランとなった松田正弘師、松永騎手が1400勝を達成した最終レースでエイシンニュートンがラストランとなったエイシンプレストンスターリングローズゴールデンジャックを管理し、福永祐一騎手を育てた北橋修二師、岡部幸雄元騎手の初クラシック制覇となったカネヒムロシンボリルドルフのライバルとして知られたビゼンニシキを管理した成宮明光師、ダービー馬アイネスフウジン天皇賞オフサイドトラップ、ダートの王者カリブソング、ジュウジアローなどを管理し、中舘英二騎手を育てた加藤修甫師、2冠馬サニーブライアンを管理した中尾銑治師、通算で265勝を挙げた古賀一隆師、84年に民放競馬記者クラブ賞を受賞し、通算で111勝挙げた天間昭一騎手、板前から騎手に入り、ドウカンヤシマハシノケンシロウヒダカハヤトマイスーパーマンなどとのコンビなどで重賞15勝含む612勝を挙げ、いぶし銀の活躍が光った「職人」大塚栄三郎騎手が引退の日を迎えました。
定年や調教師試験合格などで引退の日を迎えた人もいれば、突然の別れを迎えてしまった者も・・・・・・・


松永幹夫騎手が華やかに制した阪急杯の裏で直線に入ったあたりでコスモサンビーム競走中止
3コーナー付近で急性心不全を発症、各馬がゴールを過ぎた所まではまだ立っていた様だが、その後倒れ、息を引き取ったようだ。
2歳の時、京王杯2歳ステークスを制し、続いてGIの朝日杯FSを制し、GI馬になり将来が有望視されていたが、ダービー後に左第一指節種子骨骨折を発症。
かなり重い骨折で再起不能とも言われたが、それを乗り越え去年の関屋記念で復帰。そして去年のスワンステークスで朝日杯以来の勝利を挙げ、多くのファンを感動させたが、その次のレースでまさかこうなるとは・・・・・・・
スワンステークスを制した時はラジオで聴いていてかなり驚きましたけど、栄光を取り戻した次のレースでこういう結末になるなんて・・・・・・
ラジオでコスモサンビームが倒れてると聴いたときは「ダメだな・・・・」と思いました・・・・・・・・
コスモサンビームは明るい太陽と黒い太陽が入れ替わりで昇った馬生だったのかもしれない・・・・・・
2歳時の栄光とダービー後の骨折、スワンステークスでの奇跡の復活と阪急杯での最期・・・・
栄光と挫折を繰り返したわずか5年弱の波乱万丈の生涯だった・・・・・・
ご冥福をお祈りします・・・・・・