高知10レース 第34回高知優駿黒潮ダービー)(重賞・3歳)

1900メートル・良


1着:◎⑩ラインフォーク   (中西達也)   2分11秒7
父:グラスワンダー 母:トーヨーシービー 母の父:ミスターシービー
高知・炭田健二厩舎所属・牡3・通算成績:15戦8勝(うち中央3戦未勝利・06高知優駿、土佐二十四万石博特別、06黒潮皐月賞2着)
2着:○⑥ダイコービブロス  (倉兼育康)      6
3着:△⑦レッドスターリリー (西川敏弘)     3/4
4着:△②キセキノハッスル  (緒形洋介)    1 1/2
5着:▲①マルチシークレット (鷹野宏史)    2 1/2
以下:アイキューマインド、ゴーフライカイト、マルタカヴェルディ、ウエスタンブルー、モズセレブ


単勝  10  160円 ワイド 6−10 220円
馬複 6−10 420円     7−10 310円
馬単 10−6 570円     6−7  520円
3連単 10−6−7 1690円

好スタートを切り、道中は3番手からレースを進めたラインフォークが2周目3コーナーで先頭に立つと、2周目4コーナーで独走態勢になり、最後は6馬身差圧勝。炭田健二調教師は98南国王冠以来7年半ぶりの重賞制覇。中西達也騎手はこの勝利が通算1499勝目となり、この後の最終11レースで元中央オープンのビッグフリートで4馬身差圧勝し、通算1500勝を達成した。そのラインフォークを見ながらレースを進めたダイコービブロスが直線で一気に追い込み、粘るレッドスターリリーをゴール前で交わして2着。3着に逃げたレッドスターリリー。2番人気黒潮皐月賞馬マルチシークレットは2周目向こう正面で動いて行くも、最後の直線で伸びず5着に敗れた。今日はこの他に旭川では農林水産大臣賞典第26回旭川記念(BG3・4歳)が行われ、逃げるナリタボブサップを残り20で一気に差し切ったカネサブラックが優勝。これでばんえい大賞典に次いで重賞2勝目。大河原騎手は11年ぶりの旭川記念制覇。2着に残り10付近で詰まったナリタボブサップを交わしたスーパークリントン。逃げたナリタボブサップが辛うじて3着を確保した。また、佐賀ではダービーWeek第1弾となる農林水産大臣賞典第48回九州ダービー栄城賞(KG1・3歳)が行われ、先手を奪ったユウワンが見事に逃げ切って快勝。鮫島騎手は14年ぶりの制覇でこのレース2勝目。手島調教師は騎手時代に2勝挙げており、調教師になってからはこのレース初制覇。2周目3コーナー手前で動き出し、グイグイと脚を伸ばしたワンパクメロが2着。3着に九州皐月馬スターオブジャパンと続いた。