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現在41勝のエスケープハッチに次いで現役第2位の40勝を挙げ、サラブレッド現役最多勝馬だったイヴニングスキーが今月6日付で地方競馬の登録を抹消し、現役を引退していた事が分かった。
イヴニングスキーは栃木の名牝ベラミスキーの初仔としてデビュー前から期待され、97年6月22日の宇都宮1レースでデビューを飾ると、97かもしか賞勝ちを含め9連勝し、クラシックでは北関東ダービーを制覇。
中央のユニコーンステークス(GⅢ)でもウイングアローの5着と健闘。
古馬になってからも八汐賞とばん阿賞を連覇、足利記念2回など栃木では重賞11勝挙げ、栃木での通算成績は83戦31勝の成績を挙げ、荒尾に移籍。
荒尾ではA1クラスで11戦するが、2回が1回あるだけの未勝利で終わり、2004年に高知に移籍。
高知ではFクラスから始まり、2004年11月6日の高知7レースで転入後初勝利を挙げると、9連勝をするが、その9連勝目となり、ベラミスキー産駒通算100勝目となった昨年の3月20日の高知6レースでの勝利が最後の勝利となった。
その後はブライアンズロマンのサラ最多勝記録の43勝、ニホンカイキャロルの日本最多勝利記録である46勝を目指し19戦走るも2着、3着がそれぞれ2回あるものの未勝利で終わり、ここ近走は3月19日の高知9レースで勝ち馬からクビ+ハナ差の3着以外は勝ち馬から大きく離されて敗れるレースが続いていた。
最後の出走となったのは5月20日の高知9レース。好スタートを切り、道中はバードクンに次いで2番手からレースを進めるも、直線で伸び脚が無く勝ったマルタカサザンから1.2秒差の5着でゴール。
123戦目となったこのレースがラストランとなり、6月6日付で地方競馬の登録を抹消、9年間の競走馬生活に幕を下ろした。
通算成績は中央での1戦を含め123戦40勝の成績だった。
イヴニングスキーの引退に伴い、現役最多勝記録の第2位は39勝挙げている荒尾のハイメーカーとなった。


ベラミスキー産駒では高知でブリッジクリアー、浦和でレッドジャスパー、中央でベルグベラミの3頭が現役を続けていますが、ブリッジクリアーとレッドジャスパーはここ1年は大敗が続き、ベルグベラミは去年11月に東京でデビューも14着と大敗し、以後は出走していません。