6月27日
大井11レース 農林水産大臣賞典第30回帝王賞(統一Jpn1)
2000メートル・外回り・20:10発走


 1 1 アウスレーゼ    55  真島大輔 (阪本一栄) 牝5 デイリー盃大井記念3着
 2 2 ディープサマー   57  酒井 忍 (川島正行) 牡5 サンケイスポーツさきたま杯6着
   3兵チャンストウライ  57兵 下原 理 (寺島正勝) 牡4 兵庫大賞典1着
 3 4 シーチャリオット  57  戸崎圭太 (川島正行) 牡5 デイリー盃大井記念11着
   5 トーセンジョウオー 55  内田博幸 (川島正行) 牝6 デイリー盃大井記念3着
◎4 6Jサンライズバッカス 57J 安藤勝己 (音無秀孝) 牡5 かしわ記念5着
   7 ケイアイミリオン  57  今野忠成 (中村 護) 牡9 彩の国浦和記念1着
○5 8Jブルーコンコルド  57J 幸 英明 (服部利之) 牡7 かしわ記念1着
△  9 フジノウェーブ    57  御神本訓史(高橋三郎) 牡5 サンケイスポーツさきたま杯4着
 6 10金ビッグドン     57金 加藤和義 (服部健一) 牡7 百万石賞1着
   11笠ミツアキタービン  57笠 東川公則 (田口輝彦) 牡7 ローレル争覇1着
 7 12Jシーキングザダイヤ 57J 武  豊 (森 秀行) 牡6 フェブラリーステークス9着
☆  13Jクーリンガー    57J 和田竜二 (岩元市三) 牡8 東海テレビ東海ステークス13着
▲8 14Jボンネビルレコード 57  的場文男 (堀井雅広) 牡5 ブリリアントステークス3着
△  15 マズルブラスト   57  張田 京 (川島正行) 牡5 デイリー盃大井記念1着


前売りオッズ

1  39.6 3.0−3.9   9  12.4 2.7−3.5
2  24.1 6.2−8.4   10 130.0  21−29
3  76.6  19−27    11  51.6 7.9−10
4  53.5  19−27    12   5.3 2.4−3.2
5  17.2 2.7−3.6   13  30.4 4.4−5.9
6   5.6 1.8−2.3   14  15.2 1.8−2.3
7  76.6  19−27    15  33.3 1.7−2.2
8   1.8 2.1−2.7

相手探しが難しい上半期の総決算第30回帝王賞。今年はJRA5頭、笠松・金沢・兵庫からそれぞれ1頭、船橋・川島厩舎から4頭、その他の南関勢3頭の計15頭が集まった。
サンライズバッカス・・・かしわ記念は5着に敗れるも、この馬は右回りのダートで4着以下に敗れたのは去年のマーチステークス(8着)の1度しかなく、距離も問題は無い。フェブラリーステークスで見せた強さからここで再びブルーコンコルドに逆転してもおかしくない。上位争いは確実だろう。
ブルーコンコルド・・・・前走かしわ記念でG15勝目を挙げ、ここを目標に仕上げてきた。この舞台では東京大賞典で強い競馬を見せているだけに今の勢いからしても勝ち負けの存在でハプニングが無ければ馬券圏内には確実入るだろう。
ボンネビルレコード・・・中央移籍後ダートに戻ってから武豊騎乗でかしわ記念4着、ブリリアントステークス3着の成績。今回は古巣の大井に戻り、ヤネも主戦の的場文男に替わる事、さらにアジュディミツオーがいない事から馬券圏内に入る可能性が高くなった。歓迎材料が多く2強崩す可能性も。
フジノウェーブ・・・・・さきたま杯は位置取りが後ろ過ぎたのが敗因。先行できればさらに前進があってもおかしくない。この距離で準重賞勝ちの実績がある事から距離は問題ない。勝ち負けはどうかも上位に食い込む力はあるだけに上位に入りたい所。
△マズルブラスト・・・・・川島厩舎4頭出しの1頭で前走大井記念を完勝。昨年、東京記念を圧勝した後JBCクラシックに挑んで11着と大敗してしまったが、左回りよりも右回りの方がよく走り、今回は右回りの大井になる事でその時よりもさらに走れそうだ
。3度目のG1挑戦でいい結果を残したい所。
クーリンガー・・・・・・東京大賞典2着後は佐賀記念ダイオライト記念で2着があるも大きく負ける競馬が続いている。だが、今回は相性の良い大井に戻る事で見直しが出来る。大井での相性の良さを活かせれば再び穴を開けてもおかしくない。単は無理でも2着・3着狙いで。
アウスレーゼ・・・・・・・G1という事で一気に相手が強くなるが、だが、直線での末脚は強烈な物でこのメンバーでも上位に食い込んでくる可能性があり注意が必要。
ディープサマー・・・・・・さきたま杯は2走ボケもあってか6着に敗れてしまい、3走目のここではさらに動けそうだが、ただ、ここは距離が長いか。2歳時に2000メートルのレースで4着に入った実績はあるが、G1のここではどうか。
チャンストウライ・・・・・兵庫の現役最強馬の1頭がここに挑んで来た。統一グレード競走は名古屋大賞典(5着)に次いで2度目の挑戦。中央には過去2度参戦しいずれもメイショウサムソンフサイチリシャールの8着に敗れているが、勝ち馬が強すぎた事と芝のレースであった事、名古屋大賞典で斤量差があるとはいえブルーコンコルドと1馬身半差の5着に入っており、全く人気はないも上位に入る不気味さを秘めており、超大穴で狙うなら。
シーチャリオット・・・・・大井記念は距離が長いのが影響して11着と大敗。2000のここなら力が上手く発揮できそうだが、近走の内容からしてここでは厳しそうか。復調の兆しが見えるような競馬が出来れば良いか。
トーセンジョウオー・・・・2600の大井記念は先手を奪って最後は4着と敗れた。今回、距離が短くなるのはこの馬にとって歓迎材料だが、牡馬との相手がどうか。右回りの実績からしても割引が必要だ。
ケイアイミリオン・・・・・去年の彩の国浦和記念で11ヶ月のレースながら見事逃げ切り波乱を演じ、今回はそれ以来7ヶ月ぶりのレースとなるが、休み明けでの実績は十分だが、9歳と高齢な事や大井で準重賞の1勝しか挙げていない事、さらにそのレース勝利後に重賞のサンタアニタトロフィーとA2特別で敗れている事からG1のここでは厳しいか。
ビッグドン・・・・・・・・金沢のナンバーワンホースで金沢の春の大一番百万石賞を勝ってここに挑んで来たが、地元での白山大賞典では2着に入るも、それ以外の統一グレード競走では8着、4着、13着、9着と大きく敗れており、G1のここでは静観が妥当か。
ミツアキタービン・・・・・かつてダイオライト記念オグリキャップ記念を勝った笠松の怪物もその後脚部不安から順調に使えず7歳を迎え、ようやく3年越しの帝王賞参戦となった。さすがに7歳になった事や地元馬相手の近走からして全盛期と比べ力はかなり衰えているように見え、ようやくの帝王賞参戦も今の力でどこまで通用できるか。
シーキングザダイヤ・・・・G12着9回と惜しい所でG1制覇を逃し続けており、今回悲願のG1制覇の期待がかかるが、ただ、近走東京大賞典3着、フェブラリーステークス9着と敗れており、また今回休み明けになる事から人気を集めているが過信は禁物。ここ2走の内容が今ひとつなだけにここで巻き返しを期待したいが・・・・・・
今回、アウスレーゼサンライズバッカスブルーコンコルドボンネビルレコードと強烈な末脚を持つ馬が揃っているだけにこれらの馬が上位を独占する可能性もありそうだ。