曲名:大きなてのひら
(元曲:小さなてのひら)


両国で両国で揺れてる 力士たちが
根を入れ勝ち上げ目指した関取へと


僕らは今日までの悔しいこと全部覚えてるか、忘れたか


大きな手にもいつからか彼ら追い越してく強さ
寂れた田舎の街を出た日から始まった
大きな手でも痛めても 僕らは幕内行くんだ
いつか来る日は 新しい四股名に変えて


時代は移り もう夏の風が
痛めて敗れ あの春の春場所


大きな手にもいつからか彼ら追い越してく強さ
濡れた体にはどれだけの張り手食らった
大きな手でも痛めても僕らは親方なるんだ
そして来る日は 僕らは髷を切った


大きな手でもいつの日か彼ら育ててゆくんだ
やがて来る日は 新しい時代を開いた

10日から11日連続で行って来た「key曲で相撲替え歌を作ろう」の最後を飾るのは「CLANNAD」のエンディング曲(アニメでは挿入歌)である「ちいさなてのひら」の替え歌です。
実はこの曲は3月に出来ていた物で、「相撲めぐりの唄」と同じくドカベンアイランドに投稿しましたが、今回、歌詞を変えて改めて投稿した物です。
初日の「リトルリキシーズ!」のコメントで「ちなみにこの曲を最初に持って来たのは、出来た歌詞の内容と最終日に出す予定の替え歌と合わせるためです」と書きましたが、「リトルリキシーズ!」が初土俵前の新弟子を題材にしているのに対し、この曲はその新弟子のそれからの相撲人生を歌詞にしました。
元曲の「小さなてのひら」も壮大なナンバーですが、それに負けないようにあの時の新弟子が幕内に上がり、そして引退して親方になるまでを歌詞にしました。
テーマ自体は元曲の歌詞とイメージから、「一人の力士の現役時代を歌詞にしよう」という事で、「CLANNAD AFTER STORY」の最終話が放送する直前に作り上げました。
なんで、「CLANNAD AFTER STORY」の最終回直前に作ったかと言うと、スタッフが「CLANNAD AFTER STORY」を見ていると言っていたため、おそらく最終回でエンディングで流れるであろうこの曲で相撲替え歌を作ろうということで作りましたが、最終回は挿入歌という形で使われ(それでも使われた場面は良かったが・・・・・)、替え歌自体も採用されませんでしたが、ただ、この作品を自分が気に入っており、どこかで披露したとずっと思っていて、今回この企画が行われる事になったため、ここで披露する事になりました。
最後に持ってくる事は最初から決まっており、初日の「リトルリキシーズ!」もこの曲に合わせる形で作りました。
この作品はテーマはすぐに決まりましたが、歌詞を作るのはかなり難航し、特に最初の「両国で両国で揺れてる 力士たちが」の「力士たちが」の部分が凄く難しく、他にも色々なフレーズが出てきましたが、どうも変な感じがし、しばらく考えた末出来たフレーズがこれとなりました。
1番は作るのにかなり難航するも、それ以降は楽に作れ、原曲のイメージを残しつつ作った結果、このような歌詞になりました。


10日から行われて来た「key曲で相撲替え歌を作ろう」もこの曲で無事完走する事が出来ました。
色々きついスケジュールの中、替え歌を作ったり、直したり、貼ったりしましたが、無事に終える事が出来てホッとしております。
曲数の関係上、「CLANNAD」と「リトルバスターズ!」からのナンバーが多くなってしまいましたが、それでもkeyの全ての作品からの曲で替え歌が上手く出来て良かったと思います。
今回の企画で使った曲はいずれも聴いても損が無いと言いたいほど名曲が揃っていますので、もし、興味を持ったらその元曲も1度聴いてみて下さい。