9月27日
福山10レース 解説60周年記念アラブ特別レジェンド賞(重賞・アラA1)
1800メートル・15:55発走


▲1 ホワイトモンスター  53 嬉 勝則 (江口秀博) 牡6 ローゼンホーマメモリアル3着
 2 フエストクインシー   53 佐原秀泰 (千同武治) 牡10 タッチアップメモリアル3着
 3 ウォーターピグミン   53 黒川知弘 (黒川幹生) 牡5 ローゼンホーマメモリアル4着
 4 デラノキセキ       53 岡崎 準 (江口秀博) 牡6 ローゼンホーマメモリアル7着
△5 モナクカバキチ     55 松井伸也 (荻田恭正) 牡10 ミナミセンプウメモリアル1着
○6 ザラストアラビアン   53 三村展久 (松本満夫) 牡4 ローゼンホーマメモリアル1着
◎7 フジノコウザン     53 池田敏樹 (吉井勝宏) 牡6 金杯2着

アラブ単独としては最後の重賞レースは7頭という少頭数やバクシンオー、ユノフォーティーンの回避で寂しいメンバーで行われる事となった。
◎:フジノコウザン・・・・・2005年7月にデビュー以来ここまで61戦27勝。うち重賞は2007年のタマツバキ記念アラブ大賞典など5勝挙げている。サラブレッド相手にも好勝負を演じており、金杯では昨年は優勝、前走である今年はハナを切るもセトノヒットとの一騎打ちに敗れ2着。またファイナルグランプリでも2着に入っている事から福山古馬の中ではトップクラスの力を持っているだけにここは負けられない。頭で確実に狙いたい。
○:ザラストアラビアン・・・2007年10月にデビュー以来ここまで36戦12勝。昨年の今頃はまだC2クラスで走っており、今年に入ってから一気に力をつけ、前走のローゼンホーマメモリアルでは大きく抜けたバクシンオーをゴール直前で捕らえる強い内容で勝利した事からフジノコウザン相手でも逆転の可能性がある。今の勢いで最後の最後で重賞制覇を果たせるか。また、サラ相手でも互角にやれる力もありそうで今後に向けていいレースを見せたい所だ。
▲:ホワイトモンスター・・・2005年10月にデビュー以来69戦18勝。昨年1月の福山アラブ大賞典を優勝し、ファイナルグランプリでも3着に入っているが、最近は勝ち切れない競馬が続いており、今のままではここも3着までが精一杯か。1着・2着よりも3着狙いで
△:モナクカバキチ・・・・・2001年10月にデビュー以来、福山→佐賀→福山→金沢→福山→愛知→荒尾と渡り歩き、昨年の今ごろからまた福山に戻ってきた。この間140戦し50勝挙げ、うち重賞は2002年の銀杯と2005年1月の名古屋杯を勝っている他、スイグンやユキノホマレ、ラピッドリーランキジョージャンボなどとも好勝負を演じている。前走のミナミセンプウメモリアルは3番手からレースを進め、ゴール前で一旦は先頭に立ったフエストクインシーを交わして区切りの50勝目を挙げた。しかし、今回は相手が強く、最近オープン相手では大敗が多い事からここも3着が精一杯か。
  フエストクインシー・・・2001年7月にデビューし、福山一筋で146回走り24勝挙げており、唯一の重賞勝利である2004年の福山菊花賞ではスイグン、ユキノホマレ、モナクカバキチワシュウジョージらを倒している。ここ2走は馬券に絡んでいるが、オープン相手ではやはり大敗が多いだけに近2走の勢いでどこまでやれるか。
  ウォーターピグミン・・・2006年7月にデビュー以来62戦10勝。重賞勝ちはないが、昨年の紅葉賞で0.8秒差の4着に入っており、また今年に入ってからもオープン特別で数度馬券に絡んでいる事から3着狙いの穴で狙うなら。
  デラノキセキ・・・・・・2005年6月にデビューし、ここまで76戦15勝。昨年、アラブ新春賞と紅葉賞と数少ないアラブ重賞を2勝しているが、近走は勝ち馬から大きく離された競馬が続いており、ここも強いのがいる事から静観が妥当か。