12月27日
中山10レース 第54回有馬記念(G1)
芝2500メートル・15:25発走



  1 1 アンライバルド     55  デムーロ (友道康夫) 牡3 菊花賞15着
    2 ブエナビスタ      53  横山典弘 (松田博資) 牝3 エリザベス女王杯3着
△2 3 ミヤビランベリ     57  吉田隼人 (加藤敬二) 牡6 アルゼンチン共和国杯1着
    4 マイネルキッツ     57  三浦皇成 (国枝 栄) 牡6 ジャパンカップ8着
  3 5北コスモバルク     57北 五十嵐冬樹田部和則) 牡8 ジャパンカップ12着
▲  6 エアシェイディ     57  後藤浩輝 (伊藤正徳) 牡8 ジャパンカップ5着
◎4 7 マツリダゴッホ     57  蛯名正義 (国枝 栄) 牡6 天皇賞(秋)17着
    8 リーチザクラウン    55  武  豊 (橋口弘次郎)牡3 ジャパンカップ9着
△5 9 ドリームジャーニー   57  池添謙一 (池江泰寿) 牡5 天皇賞(秋)6着
☆  10 スリーロールス     55  浜中 俊 (武 宏平) 牡3 菊花賞1着
  6 11 イコピコ         55  内田博幸 (西園正都) 牡3 鳴尾記念4着
    12 テイエムプリキュア  55  熊沢重文 (五十嵐忠男)牝6 エリザベス女王杯2着
  7 13 シャドウゲイト      57  田中勝春 (加藤征弘) 牡7 福島記念10着
    14 セイウンワンダー   55  藤田伸二 (領家政蔵) 牡3 菊花賞3着
  8 15 ネヴァブション     57  北村宏司 (伊藤正徳) 牡6 ジャパンカップ10着
○  16 フォゲッタブル     55  ルメール (池江泰郎) 牡3 スポーツニッポンステイヤーズステークス1着

今年は抜けたメンバーが無く、激戦模様の有馬記念
4歳馬の参戦が無い代わりに3歳馬が7頭も参戦し、世代交代があってもおかしくないレースとなった。
◎:マツリダゴッホ・・・・・今回がラストランとなるが、依然中山コースとの相性が良く、2走前の産経賞オールカマーはハナを奪って逃げ切っているだけに激戦を抜け出す可能性も十分にありそうだ。ただ、昨年のように大きく控えると大敗する可能性があるだけに前に行く事が上位に入る条件となる。
○:フォゲッタブル・・・・・セントライト記念で差の無い3着に入った後は、菊花賞で僅差の2着、そして前走のステイヤーズステークスを快勝し良血を開花させた。菊花賞で惜敗し、ステイヤーズステークスを使ってこのレースに挑んでくるパターンは99年3着のテイエムオペラオーを彷彿させる物があり、今の勢いなら一気にG1制覇があってもおかしくない。ただ、大外枠がどう影響するか。
▲:エアシェイディ・・・・・昨年のこのレースで3着。今年8歳になるも安定した競馬を続けており、新潟記念で上がり32秒台の末脚を出している事から衰えは感じさせず、展開次第では連に絡んでもおかしくないだけに大穴で狙うならこの馬から。
△:ミヤビランベリ・・・・・今年重賞を3勝し、前走アルゼンチン共和国杯は57.5キロ背負いながらも快勝しているだけに伏兵でも不気味な存在。札幌記念で大敗しているのが気掛かりもまだ見限れず、大波乱を起こすとなるとこの馬が絡みそうか。中山コースは今年の中山金杯で3着に入っているだけに問題は無さそうか。頭からでも狙える。
△:ドリームジャーニー・・・今年の宝塚記念馬で中山巧者として知られているが、ただ最後に勝ったのは2歳の朝日杯FSであり、以降は6戦して2着2回、3着1回の成績なだけに過信は禁物。今年は産経大阪杯宝塚記念を勝った勢いはあるもどこまで末脚を伸ばせるか。そして久々の中山での勝利を挙げられるか。
☆:スリーロールス・・・・・野分特別を勝った後挑んだ菊花賞で優勝し、一気にG1馬に登り詰めた。これはあのヒシミラクルを彷彿させる。こちらも力を付けているだけに古馬強豪相手にどこまで通用できるか、ここは試金石の一戦となりそうだ。
  アンライバルド・・・・・中山コースは2戦2勝でその2勝はスプリングステークス皐月賞で挙げた物だが、以降は12着、4着、15着の成績。12着の日本ダービーは道悪、4着の神戸新聞杯は久々、15着の菊花賞は距離が敗因でようやくまともに走れそうだが、ただ、やや距離が長い感じもするだけに相性の良さでどこまでカバーできるか。
  ブエナビスタ・・・・・・現在単勝で1番人気。前走エリザベス女王杯は上がり32秒9の鬼脚で逃げるクィーンスプマンテテイエムプリキュアに僅差まで差を詰めての3着と負け強しの内容だった。しかし、今回は牡馬混合、小回りコース、内枠と不利な条件が多数重なった事から人気集めるも大きな過信は禁物。頭で狙うより2着・3着狙いと言った所だ。
  マイネルキッツ・・・・・春の天皇賞馬も秋の2戦は見せ場を作れずに敗れている。また、今回は鞍上が三浦になり、これが大きな割引材料になっただけにここも苦しいか。中山二五では日経賞2着の実績あるも・・・・・・
  コスモバルク・・・・・・史上初の有馬記念6年連続参戦も衰えが著しく、相性が良い中山コースになったとは言え、大敗続きの近況からしてここは静観が妥当だ。
  リーチザクラウン・・・・単勝10.3倍とやや人気を集めるもここ2走の内容からしてやや厳しい感じがする。また、皐月賞で大敗しているのも大きなマイナス材料なだけに古馬強豪相手に逃げてどこまで粘れるか。
  イコピコ・・・・・・・・神戸新聞杯の内容から一躍注目を集めるも、菊花賞は4着、続く鳴尾記念も4着に敗れており、上位と差を感じさせているだけに良くても4着までか。
  テイエムプリキュア・・・エリザベス女王杯は大逃げを打って2着に粘るも今回は牡馬強豪相手。また同型も強力なだけにここはかなり苦しい戦いを強いられそうだ。静観妥当だ。
  シャドウゲイト・・・・・5月の金鯱賞で2着に入るも、あとは大敗続き。ローカルの重賞でも大きく敗れた事からここはかなり厳しく静観が妥当だ。
  セイウンワンダー・・・・去年の朝日杯FSの覇者で皐月賞でも3着に入っている。二四の神戸新聞杯、三千の菊花賞でも3着に入っている事から距離は問題無さそうだが、勝ち負けとなると突き抜ける力が微妙なだけに大きな疑問符がつき、3着狙いなら。
  ネヴァブション・・・・・中山コース4勝はマツリダゴッホに次ぐ勝利数で重賞も2勝しているが、アテにしにくい成績なだけに取捨に悩む存在。冬に良績があるだけに大波乱を演出する可能性があり、注意が必要。ここ3走の成績からしてもまだ見限れない。
複勝

1 アンライバルド
3 ミヤビランベリ
6 エアシェイディ
10 スリーロールス
15 ネヴァブション

で。