ミクルと言っても、朝比奈みくるではありません。競走馬の「ミクル」の事です。
今日の中山1レースでの事。
このレースで1番人気を集めたのはこのミクル。
ミクルが好スタートから先手を奪い、半馬身から1馬身のリード。4コーナーで2馬身と差を広げ、直線残り200では3馬身から4馬身とさらにリードを広げ、このまま逃げ切るかと思われたが、外からニシノヤッコ、プロポーズが逃げるミクルに目掛けて飛んで来て、最後は3頭が横に広がったが、プロポーズがクビ抜け出し1着。
2着は連れて追い上げたニシノヤッコ、逃げたミクルはわずかに遅れて3着に敗れた。
気になったのはやはりこのミクルという名前。
新聞見ながら予想している時は馬名より成績とかに集中していたためあまり気にしなかったが、WINS渋谷を出てフリーペーパーを取りにタワーレコードに向かって歩いている時に聴いたラジオで渡辺和昭アナの口から「ミクル」の名前が出て、「んっ」と思い、そして持って来たレーシングプログラムを見てようやく存在に気付きました。
3走前に2着、そして前走3着に入った事から「これは人気になるわ」と思い、そしてレースになり逃げた事で実況の山本直也アナから何度も「ミクル」の名前が出た事に少し笑い、ゴール前でその山本アナの「プロポーズがミクルに迫って来た」の実況には完全に笑ってしまいました。
ちなみにこのミクルという馬、去年の12月26日に中京でデビューし、今日のレースを終えての着順が8,4,2,6,3。
デビュー戦の中京で左回りと芝での適性が無いと見たのか(それでも8着で0.5秒差。3着とは0.3秒差)、その後の4戦は全て中山ダート千二。
父はストラヴィンスキー、母はJRA2勝のユーワサブリア、母の父トウショウボーイの血統。
6つ上の半兄にJRA5勝で準オープンで活躍したカリスマサンキセキ、3つ上の兄にJRA新馬戦を勝ち、クラシック候補とも言われたマンハッタンバーがいる。
気になる名前の由来はレース後にJRA-VANで調べてみたら朝比奈では無く、「未来」との事です。
朝比奈みくるも下の名前の由来はそこから来ていると思われるので、関係は無くないと思いますが、あまりにストレートな馬名にやや驚いてしまいました。
ちなみに「未来」で「みらい」ではなく、「みくる」ですが、「ミライ」という名前は地方で使われ、2008年年末に抹消されたばかりなので、使用する事ができません。(そのミライは南関東で27戦5勝・05桜花賞南関東G1)勝ちの実績がある)
詰めの甘いレースが続いていますが、スピードがあるだけにいつ初勝利を挙げてもおかしくないと思います。
あとはゴール前でどこまで粘れるかです。
いつかはいくつも勝って重賞戦線、あるいは関西に遠征してアニメ大好きでアニメファンからも知名度が上がって来ているラジオNIKKEIの檜川彰人アナに実況して、そして絶叫してもらいたいです。


ちなみに勝ったプロポーズは8戦目で未勝利脱出。ここまで7戦して2着3回3着1回と惜敗が多かっただけにデビューから8ヶ月でようやくの初勝利を挙げた。
半姉にJRAオープン馬のフラワーチャンプ、準オープン馬のメイショウフクヒメ、近親に99ゴールデンステッキ賞を勝ち、京浜盃オリオンザサンクスと差の無い2着に入ったケイシュウエクセル、準オープンで活躍中のトップオブピーコイがいる血統。

中山1レース 3歳未勝利戦(牝馬
ダート1200メートル・良


1着:3 プロポーズ      (北村宏司)   1分13秒3
上がり3ハロン:38秒6 4ハロン:50秒3
父:フサイチコンコルド 母:キタノファンタジー 母の父:ラシアンルーブル
美浦鹿戸雄一厩舎所属・牝3・通算成績:8戦1勝
2着:9 ニシノヤッコ     (岩田康誠)      クビ
3着:14 ミクル         (横山典弘)     クビ
4着:12 チェリーウォーター (▲丸山元気)   1 1/2
5着:2 レインボーハート  (戸崎圭太)    1 1/2
以下:ムラマサヒメ、アリガタイ、ムーンダスト、トーセンディーバ、ワンエイム、マイネカラフル、サウンドクルーズ、バトルオヤユビヒメ、エプソムカーニバル、モアミュージック、アルエットシチー


単勝  3    500円
複勝  3    160円
     9    200円
    14    140円
枠連 2−5   960円
馬連 3−9  1860円
馬単 3−9  3330円
ワイド 3−9  590円
    3−14 350円
    9−14 520円
3連複 3−9−14  1780円
3連単 3−9−14 11760円<<