3月27日
帯広11レース 農林水産大臣賞典第43回ばんえい記念(BG1)
200メートル・17:15発走


△1 1 ホクショウダイヤ  1000 大口泰史 (松井浩文) 牡8 太平洋興発杯然別賞3着
  2 2 タケタカラニシキ  1000 安部憲二 (小北栄一) 牡10 A1決勝7着
  3 3 ヨコハマイサム   1000 村上 章 (鈴木邦哉) 牡11 A2・B1決勝6着
  4 4 ニシキダイジン   1000 藤野俊一 (槻舘重人) 牡10 太平洋興発杯然別賞4着
△5 5 フクイズミ      980 尾ヶ瀬馨 (松井浩文) 牝10 HBC杯たちばな賞1着
  6 6 ニシキユウ      980 藤本 匠 (槻舘重人) 牝8 チャレンジカップ8着
◎7 7 ナリタボブサップ  1000 鈴木恵介 (大友栄人) 牡9 チャンピオンカップ2着
    8 トモエパワー     1000 西 謙一 (西 弘美) 牡11 オープン戦9着
○8 9 カネサブラック   1000 松田道明 (松井浩文) 牡9 太平洋興発杯然別賞1着
    10 アローファイター  1000 大河原和雄(服部義幸) 牡7 オープン戦7着<< 
ばんえい競馬の2010年度を締めくくる大一番第43回ばんえい記念
昨年はニシキダイジン、ナリタボブサップ、カネサブラックの激しい激しい競り合いの末ニシキダイジンが制したが、今年もこの名勝負を繰り広げた3頭が人気を集めそうだ。
◎:ナリタボブサップ・・・・・・今シーズンはばんえいグランプリとドリームエイジカップの重賞2勝含む5勝。前走のチャンピオンカップは鋭い末脚で2着。さらにその前の帯広記念ではニシキダイジンとの激しい叩き合いの末、ゴール前で詰まってしまい2着に敗れたがニシキダイジンと名勝負を繰り広げた。昨年のばんえい記念も一旦は先頭に出て差を広げる場面もあったが、やはりゴール前で詰まっているだけに直線でどこまで踏ん張れるかが勝利への鍵となる。ただ、他馬の展開次第ではいつ勝ってもおかしくないだけにここは本命に。
○:カネサブラック・・・・・・・今シーズンは北斗賞、チャンピオンカップの重賞2勝含む9勝挙げ、目下3連勝中と勢いのある状態でここに挑んで来た。前走の然別賞はグイグイと力強く差を詰め、ゴール寸前でキタノタイショウを交わす強い競馬を見せた。その前のチャンピオンカップも圧勝劇を演じているだけにここも注目を集めそうだが、重賞レースでは詰めが甘く、2着・3着を量産。高重量戦では3着以下が無いが、頭で狙うのはやや危険。2着付けで狙った方が良さそうだ。
▲:ニシキダイジン・・・・・・・昨年の覇者は今シーズンは北見記念と帯広記念の重賞2勝のみだが、昨年に比べいい状態で挑むだけに連覇の可能性は十分にある。ただ、こちらもゴール前で詰まりやすいだけに高重量戦とは言えこちらも過信は禁物。こちらもゴール前でどこまで踏ん張れるかが鍵となる。
△:ホクショウダイヤ・・・・・・今シーズンは4勝。前走然別賞はグイグイと差を詰め、僅差の3着に入っている。鋭い末脚が持ち味だが、重量が重くなる重賞では苦しい競馬が多いだけに1000キロ戦となるここは厳しい感じがする。末脚はメンバー中トップクラスなだけに1000キロの重量をこなし、さらに展開に恵まれれば大波乱を起こしてもおかしくなさそうだが・・・・・・・
△:フクイズミ・・・・・・・・・昨年の4着馬で今年は旭川記念、岩見沢記念、ヒロインズカップと重賞3勝含む6勝挙げている。昨年はやはり障害では前の3頭から大きく遅れるも直線で大きく差を詰め、最後は9秒差まで来ているだけに展開次第では連に絡む可能性もありそうだが、帯広記念で7着に敗れているのが気掛かりだ。第2障害の抜け方が課題となる。
  タケタカラニシキ・・・・・・ばんえい記念は2年連続の参戦。昨年は勝ち馬から83秒離されたシンガリ10着でゴールしている。今シーズンは9勝挙げるも格下の特別やオープンでも平場戦での勝利がほとんどで一線級相手となるここは荷が重そうで静観が妥当だ。
  ヨコハマイサム・・・・・・・ばんえい記念は3年連続の参戦。おととしは9着、去年は6着と着順は上げて来ているものの勝ち馬との差は依然大きく、また近走の成績からしても6着までが精一杯か。従ってここは静観が妥当だ。
  ニシキユウ・・・・・・・・・今シーズンは4勝で牝馬重賞で2着の実績があるが、牡馬との混合重賞では苦戦を強いられており、ましてや今回は1000キロのばんえい記念。帯広記念でも9着、8着と大敗しているだけにここで上位に来るのはかなり厳しい。静観が妥当だ。
  トモエパワー・・・・・・・・2007年から2009年までばんえい記念3連覇も近走は得意の高重量戦でも厳しい競馬が続き、帯広記念では見せ場を作れずにシンガリに敗れているだけに一変は厳しそうだ。昨年は5着に入っているが、今年はそれ以下の着順になる可能性も。
  アローファイター・・・・・・今シーズンは限定特別での1勝のみ。大敗も多く昨年の帯広記念5着の実績があるとは言えここは上位はかなり厳しい。従って静観が妥当だ。