7月13日
大井11レース 農林水産大臣賞典第13回ジャパンダートダービー(Jpn1・3歳)
2000メートル・20:10発走


  1 1 マニエリスム     54  御神本訓史川島正行) 牝3 関東オークス3着
    2岩スパルタン      56  今野忠成 (菅原右吉) 牡3 岩手ダービーダイヤモンドカップ2着
  2 3 ジャクソンライヒ   56  森下 博 (鬼沢裕一) 出走取消
    4名アムロ         56名 戸部尚実 (川西 毅) 牡3 東海ダービー1着
  3 5Jカネマサコンコルド  56J 池添謙一 (庄野靖志) 牡3 白百合ステークス5着
◎  6 クラーベセクレタ   54  戸崎圭太 (川島正行) 牝3 東京ダービー1着
△4 7Jタガノロックオン   56J 川田将雅 (松田博資) 牡3 あおぎりステークス1着
○  8 キスミープリンス   56  的場文男 (小久保智) 牡3 東京ダービー3着
☆5 9Jボレアス        56J 武  豊 (吉田直弘) 牡3 ユニコーンステークス3着
△  10 ヴェガス        56  酒井 忍 (八木 仁) 牡3 東京ダービー2着
▲6 11Jグレープブランデー 56J 横山典弘 (安田隆行) 牡3 ユニコーンステークス2着
    12岩ベストマイヒーロー 56岩 菅原 勲 (瀬戸幸一) 牡3 岩手ダービーダイヤモンドカップ1着
  7 13名ミサキティンバー  56名 竹下 太 (櫻井今朝利)牡3 東海ダービー2着
    14 ブラックサンダー  56  柏木健宏 (沢 佳宏) 牡3 東京ダービー13着
  8 15Jエーシンブラン   56J 岩田康誠 (坂口正則) 牡3 ユニコーンステークス9着
    16Jピュアオパール   54J 吉田 豊 (戸田博文) 牝3 関東オークス2着

南関東3冠制覇が掛かるクラーベセクレタJRA勢の対決となった今年のジャパンダートダービー
JRA勢も不気味だが、本命・対抗は南関東の2頭に付けた。
◎:クラーベセクレタ・・・・・・・南関東に転入後5戦5勝と負け無し。京浜盃羽田盃東京ダービーと牡馬相手に強い競馬を見せてきた。その前走の東京ダービーはファジュルに捲くられて展開が厳しくなるも、それでもヴェガスを1馬身抑えての1着。差は1馬身も着差以上の競馬を見せただけにここも楽しみがあるが、問題は前走馬体が大きく減っていた事と道営で早くにデビューした事からそろそろ賞味期限が切れそうな事。前者は馬体重と当日の気配で戻れそうだが、後者が出てしまうと大きく負ける可能性が出るだけにここと次の競馬がこの馬の今後に大きく影響を与えそうなだけに出ないうちに勝っておきたい所だが・・・・・・
○:キスミープリンス・・・・・・・クラーベセクレタに差をつけられているが、京浜盃で2着、東京ダービーで3着と堅実に走っている。前走の東京ダービークラーベセクレタと同じ上がり36秒の脚で追い込んでゴール前で3着に上がった。強烈な末脚を持っているだけに展開と位置取り次第ではJRA勢相手でも連に絡めそうだ。クラーベセクレタJRA勢に人気が集まるだけに2着に食い込んでも好配当が期待出来そうだ。
▲:グレープブランデー・・・・・・ここまで7戦して3勝2着4回の成績。前走ユニコーンステークスは後方からレースを進め、直線外から脚を伸ばして最後はアイアムアクトレスと1馬身まで差を詰めた。オール連対を果たしているが、キスミープリンスやヴェガスのような切れる脚がやや無いのが気掛かり。その前は前行っての競馬が続いていただけに追い込むよりも前で競馬をした方が逆転する可能性が高まりそうだ。
△:タガノロックオン・・・・・・・全3勝中2勝がダートで、そのダートでは2戦2勝と負けておらず、前走のあさぎりステークスも強い内容で勝っている。重賞では結果を残せていないが、ダートなら大きく浮上もありそうなだけに前走圧勝の勢いでどこまで通用するか。ただ、今回は逃げそうなだけに前に行く馬が多いここでどこまで粘れるか
△:ヴェガス・・・・・・・・・・・前走東京ダービークラーベセクレタを脅かす場面を作ったが、最後はやや脚が鈍った感じも見受けられた。重賞で堅実に走っているが、二千はこの馬にとってやや長いか。今度はJRA馬相手になるだけに前走よりさらに展開が厳しくなれば掲示板を外す可能性もありそうで過信は禁物か。
☆:ボレアス・・・・・・・・・・・右回りのダートでは5戦2勝2着3回とオール連対を果たしており、前走のユニコーンステークスよりは右回りに替わる点では条件が良くなるが、ただ、そのユニコーンステークスは最後脚が鈍っていたように見え、その辺が気になる所だ。距離は大丈夫そうだが・・・・・
  マニエリスム・・・・・・・・・5勝中3勝が大井コースでその大井コースでは牝馬クラシックの東京プリンセス賞も含め3戦3勝と負け知らず。コース相性は良いが、今回は牡馬との対戦でしかもダートグレード競走。前走関東オークスは中団からレースを進んで直線は内を突いて差を詰めたが3着。しかもやや伸びを欠いていたように見える事からこの距離はやや長そうで、コース相性を活かしたとしても掲示板までか。
  スパルタン・・・・・・・・・・岩手から参戦の1頭。前走の岩手ダービーダイヤモンドカップはベストマイヒーローから5馬身差の2着に入ったが、メンバーのレベルが低い上に3歳B1クラスでも苦戦が続いている事からここは全く通用出来ない。狙える要素が無く静観が妥当だ。
  アムロ・・・・・・・・・・・・東海ダービーでミサキティンバーとの競り合いを制して2連勝で重賞初制覇を挙げた。しかし、その前の駿蹄賞で7着と敗れていた上にJRA未勝利との交流戦でも3着が最高の成績からJRAの強豪が揃ったここでは力は付けているとは言え家賃が高い。それだけにここは苦戦必至で静観が妥当か。一ケタ着順まで行ければいい方か。
  カネマサコンコルド・・・・・・JRAから参戦の1頭。元々はホッカイドウ競馬で走っていた馬で北海道2歳優駿を勝ち、続く兵庫ジュニアグランプリでも2着に入っている。前走は芝で5着も少頭数だった事やその前のいぶき賞で11着、さらにその前の全日本2歳優駿で8着と大敗している事からいい状態で望めるとは言え、ここは良くて掲示板までか。
  ベストマイヒーロー・・・・・・岩手期待の1頭。デビューから3戦目で2着に敗れた以外は全て勝利を挙げており、調教代わりと言えるくらい次元の違うレースが続いている事から他地区勢の中では最も期待が出来そうだが、厳しい戦いをしていない所がこの大一番でどう出るか。また、さらに強い相手が揃っているだけに勝ち負けは厳しそうか。ただ、馬券に絡む可能性はあるだけに3着狙いで行くなら。ここでどういった競馬を見せるか注目したい。
  ミサキティンバー・・・・・・・東海地区ではゴールドウィング賞と3冠初戦の駿蹄賞の2勝含む3勝を挙げている。それ以外にも2着5回3着4回と堅実に走っているが、B級特別で苦戦している事や全日本2歳優駿で10着と大敗している事から相手が強くなるここは家賃が高く、掲示板も厳しそうで静観が妥当か。
  ブラックサンダー・・・・・・・全2勝は全て大井コースも羽田盃5着、鎌倉記念6着、東京ダービー13着の成績ではここは次元が高過ぎる。見せ場を作る事も出来なそうで全く狙う事が出来ない。当然静観が妥当だ。
  エーシンブラン・・・・・・・・初ダートとなった兵庫チャンピオンシップは逃げ切って圧勝したが、前走のユニコーンステークスは全く見せ場を作れずに9着に大敗。前走の内容から狙いにくくなっているが、ハナに行けば2走前の再来もありそうなだけに穴で狙ってみても。
  ピュアオパール・・・・・・・・初ダートとなった関東オークスは逃げて2着と健闘。その前の芝のオープン特別でも4着に入っており、力をつけた今ならと思うが、良績が左回りに集中しており、右回りとなるここでは大幅に割引が必要。大外枠になったのもマイナスで不利な条件が多いだけにここはやや厳しそうか。