8月24日
荒尾10レース 第15回霧島賞(重賞・九州産・JRA1000万下交流・地方全国交流)
1500メートル・16:00発走


  1 1Jミゲール        56J 川須栄彦 (坪 憲章) 牡4 えびの特別4着
◎2 2Jメモリアルイヤー  54J 川田将雅 (村山 明) 牝3 テレビ西日本北九州記念12着
  3 3 パリスドール     54  吉田隆二 (佐伯茂樹) 牝4 阿蘇根子岳カップ7着
  4 4 テイエムテンガネ  56  宮平鷹志 (平山良一) 牡5 菜切川カップ1着
  5 5 テイエムメデテカ  56  村島俊策 (平山良一) 牡5 阿蘇根子岳カップ8着
▲  6船テイエムヨカドー  55船 森 泰斗 (渋谷信博) 牝7 ホクトベガメモリアルスパーキングレディーカップ9着
○6 7Jキリシマウイング  54J 渡辺薫彦 (柴田政見) 牝4 大隅特別1着
    8 カミノチカラ     56  吉田順治 (吉田 昭) 牡8 西スポ吉野ヶ里記念5着
△7 9Jネオスペチアーレ  54J 浜中 俊 (野中賢二) 牝4 大隅特別2着
    10Jスズノブレイヴ   56  山口 勲 (谷  潔) 出走取消
☆8 11Jカシノピストン   56J 幸 英明 (鈴木孝志) 牡4 大隅特別3着
△  12Jカシノアクセル   56  吉留孝司 (天間昭一) 牡3 えびの特別1着

九州産のナンバーワン決定戦第15回霧島賞
今年はJRAから6頭、船橋・佐賀から1頭ずつの遠征馬を迎えて11頭で行われる。
◎:メモリアルイヤー・・・・・・昨年夏に九州産限定新馬戦を圧勝し、6ヶ月の休養後に同じく小倉のはなのき賞を勝ちデビュー2連勝を飾った。以降も3歳オープンの葵ステークスで0.4秒差の6着、2走前の西部日刊スポーツ杯は逃げて見せ場たっぷりの4着、そして前走のG3の北九州記念でも0.6秒差の12着と健闘している。それだけに九州産の中ではトップクラスの力を持っており、初ダートをこなせれば圧勝も期待出来る。それだけにここでの走りにかなり注目したい。
○:キリシマウイング・・・・・・全3勝は笠松の交流特別と前走のトライアルの大隅特別で挙げた物。その前走の大隅特別は1コーナーコーナーワークから先頭に立ち、3コーナーでネオスペチアーレに半馬身差まで詰め寄られるも、直線で再び突き放して最後は3馬身もの差をつけた。今回は相手強化も各地区の交流で3勝挙げた実績があるだけに逆転も期待出来そうだ。
▲:テイエムヨカドー・・・・・・昨年、4度目の挑戦で念願の霧島賞のタイトルをゲット。メッサーシュミットに次いで2番手からレースを進め、3コーナーで早めに先頭に立つと、現在JRA1000万条件で勝ち負けをしているコウユーヒーローらに3馬身もの差をつけて快勝した。その時はダートグレード競走南関東の重賞でも上位争いを演じていたが、休み明け後は大敗が続いており、昨年のような強さが見せられるかは疑問。また、昨年は早めに荒尾入りしたのに対し、今年は18日に荒尾入り。仕上がっているとは言えその辺も気になる所だ。頭よりも2着・3着狙いで。
△:ネオスペチアーレ・・・・・・デビュー当初は九州産限定戦を含め大敗続きも、3歳になってから未勝利戦で常に上位を演じるようになるなど力を付けて来た。一旦は園田に移籍し、C2戦、C1戦を計3勝してJRAに再転入。前走大隅特別は離された2着も1度使われた事で上積みがあれば大きく差を詰める事も可能で上位を脅かす事も出来そうだ。かなり不気味な存在で頭から狙ってみても面白そうで好配当も期待出来る。
△:カシノアクセル・・・・・・・当地はたんぽぽ賞トライアルのノカイドウ特別と前走のトライアルのえびの特別で2勝を挙げ、たんぽぽ賞でも3着と馬券圏内を外していない。コース相性が良いが、前走のえびの特別で最後脚が大きく上がっていたのが気になる。今回相手強化と100メートル延長するだけに前走のようなレースを見せると掲示板を外す可能性もあるだけにトライアル勝っているとは言え過信は禁物だ。 
☆:カシノピストン・・・・・・・霧島賞は昨年(8着)に続いての挑戦。今年はトライアル2戦を使われ、えびの特別で0.1秒差の2着、大隅特別で1.1秒差の3着だった。最近は500万条件戦で掲示板前後までの競馬が多くなっているも、九州産限定戦とは言え、相手が揃ったここでは頭で来るのは難しく、良くて2着と言った所か。ただ、前走のような競馬をすると大敗の可能性もあるだけにこちらも過信は禁物だ。 
  ミゲール・・・・・・・・・・荒尾コースは5戦し、昨年のミヤマキリシマ特別を勝っているが、以降はたんぽぽ賞3着、えびの特別と霧島賞で6着、そして前走のえびの特別で4着の成績。JRA馬とはいえ、他のJRA馬と比べると見劣っているだけに昨年の6着より少し上の着順に来れば良い方か。3着に来る可能性はあっても、連に絡む可能性は低そうだ。
  パリスドール・・・・・・・・JRA時代に新馬戦で2着、続く未勝利戦、たんぽぽ賞を連勝。小倉2歳ステークスでも4着に健闘するも、以降は園田の兵庫ジュニアグランプリも含め全て2ケタ着順。荒尾に転入してからも初戦で4秒離された7着と惨敗。九州産限定戦になるとは言え、現況では上位進出は難しく、見送りが妥当だ。せめてここで次に繋がるような競馬を少しでも見せられれば。
  テイエムテンガネ・・・・・・JRA未勝利→荒尾4勝→JRA500万と来て、昨年2月に荒尾に戻ってきた。以降、C級戦では常に勝ち負けをして来たが、昨年9月にB級に上がってからは勝ち切れない競馬が多くなり、一時期は大敗も続いた。3月以降は勝ち負けするようになって来たが、えびの特別で4着のミゲールから4馬身も突き放されたように上位とは大きく力差があるだけに勢いがあるとはいえ良くて掲示板までか。
  テイエムメデテカ・・・・・・昨年に続いての参戦も昨年は10着と惨敗。近走も大敗が多いだけにここも大敗する可能性が高く、静観が妥当だ。
  カミノチカラ・・・・・・・・霧島賞は3年連続の参戦で6着、7着の成績。地元佐賀ではオープン戦で勝ったり、重賞で上位争いする事が多いも、JRA交流となるここでは掲示板まであと一歩の着順が続いているが、佐賀での実績からして馬券に絡める可能性もあるだけに3着狙いで複勝で狙ってみても高配当が期待出来そうだ。