6月6日
大井11レース 第58回東京ダービー(S1・3歳・ネオユニヴァース賞)
2000メートル・外回り・20:10発走


  1 1 コスモワイルド   56J 柴田大知 (河津裕昭) 牡3 ハナミズキ特別1着
☆  2 ブルーソング     56  町田直希 (内田勝義) 牡3 メイフラワー賞1着
△2 3 プーラヴィーダ   56  吉原寛人 (森下淳平) 牡3 兵庫チャンピオンシップ3着
◎  4 エミーズパラダイス 54  戸崎圭太 (川島正行) 牝3 羽田盃2着
  3 5 キタサンツバサ   56  石崎 駿 (佐藤賢二) 牡3 羽田盃7着
    6 ジャルディーノ   56  真島大輔 (荒山勝徳) 牡3 羽田盃3着
  4 7 ゴールドキャヴィア 54J 武  豊 (川島正行) 牝3 羽田盃10着
    8 スカイインテンス  56  張田 京 (松代 眞) 牡3 日刊スポーツ賞東京湾カップ1着
▲5 9 アートサハラ     56  今野忠成 (荒山勝徳) 牡3 羽田盃1着
    10 メビュースラブ   54  坂井英光 (松浦裕之) 牡3 3歳500万下14着
△6 11 ダイヤモンドダンス 56  的場文男 (堀千亜樹) 牡3 羽田盃5着
    12 キョウエイロブスト 56  柏木健宏 (佐々木仁) 牡3 日刊スポーツ賞東京湾カップ8着
○7 13 プレティオラス   56  本橋孝太 (森下淳平) 牡3 羽田盃3着
    14 ディーオ        56  左海誠二 (岡林光浩) 牡3 日刊スポーツ賞東京湾カップ3着
  8 15 カントリーウォーク 56  庄司大輔 (高橋三郎) 牡3 東京ダービートライアル1着
    16 ベルモントレーサー 56  山崎誠士 (山崎尋美) 牡3 羽田盃12着

羽田盃はアートサハラが快勝したが、依然激戦模様の大一番東京ダービー
JRAオープンから転入初戦のプーラヴィーダがどこまでやれるか注目が集まる。
◎:エミーズパラダイス・・・・前走羽田盃はアートサハラと共に捲くって行き、最後は早めに動いていった分苦しくなったが、それでも2着は確保した。厳しい展開になりながらも牡馬と互角にやれる事を証明させただけに展開が良くなれば一気に逆転も可能。2年連続の川島正行厩舎所属の牝馬優勝もありそうだ。
○:プレティオラス・・・・・・羽田盃は道中大きく離れた11番手からレースを進めるも、直線で上がり37秒5の鋭い足を見せ3着に入り、2着のエミーズパラダイスとも際どい競馬をした。追い込み馬なだけに展開に左右されるが、展開が嵌ると一気に突き抜ける可能性もあるだけに穴でも怖い存在。強烈な末脚活かしてダービー制覇を狙う。
▲:アートサハラ・・・・・・・羽田盃は4コーナーでエミーズパラダイスと共に捲くって行き、競り合っての勝利なだけにフロック視は出来ない。充実が著しいだけに2冠も期待出来る。
△:プーラヴィーダ・・・・・・JRAで2勝挙げ、兵庫チャンピオンシップ3着の実績を引っさげて南関東に転入。統一Jpn2で3着に入っただけに活躍が期待されるが、兵庫チャンピオンシップは前の2頭から0.8秒と離されていた上にその前の伏竜ステークスで10着に大敗。人気が先行しそうだが、近走がこのような成績な事から南関東に移籍したとは言え過信は禁物。掲示板を外す可能性も。
△:ダイヤモンドダンス・・・・羽田盃は大きな不利を受けながらも5着と健闘。まともに走れればもっとやれそうだが、ここまで9戦して2着・3着がそれぞれ3回と未勝利なのがどうか。馬券圏内に入る可能性はありそうだが、頭で狙うのはどうか。悲願の東京ダービー制覇を狙う的場文男渾身の騎乗でどこまで浮上できるか。
☆:ブルーソング・・・・・・・ここ4戦で2勝2着2回とオール連対を果たしており、一気に力をつけて来た。前走JRA交流特別を快勝してここに挑んで来たが、相手強化&初の右回りと課題は多い。それでも今の勢いを買って大穴で狙ってみたい。ここでいい競馬が出来れば今後楽しみがあるだけに少しでも上の着順に入りたい所だ。
  コスモワイルド・・・・・・前走川崎の特別戦で勝利するも、大敗が多い成績で京浜盃で4.2秒離された16着ではここは狙えない。今年好調のJRA柴田大知が騎乗するも静観が妥当だ。
  キタサンツバサ・・・・・・クラウンカップを制して挑んだ羽田盃で7着。7着なら着順だけなら健闘したように見えるが、クラウンカップの内容から見ても上位と力があるように見える。今回は石崎駿が騎乗するが、大きな強調材料とは言えず、3着までが精一杯か。
  ジャルディーノ・・・・・・羽田盃は9番人気ながらも際どい3着同着と健闘。ただ、勝ち切れない競馬が多く、大井では羽田盃も含め3着が3回もあり、さらに強い相手が出てきた事から頭は厳しく、ここも3着狙いか。
  ゴールドキャヴィア・・・・名手・武豊が騎乗するも、成績も内容も下降線を辿っており今の状況じゃかなり厳しい。雲取賞を圧勝しているとは言えここも厳しそうか。
  スカイインテンス・・・・・トライアルの東京湾カップは好意からレースを進め、残り200過ぎで先頭に立ち突き放した。トライアルで離しているが、あまり強い内容とは言えず、また大井で1回走って2.3秒差の8着と敗れていることから右回りの適性も微妙。今回は重賞に強い張田が騎乗するが、あまり強気には狙えないか。トライアル勝ちの勢いでどこまでやれるか。
  メビュースラブ・・・・・・今回がJRAからの転入初戦。デビュー戦から2戦連続2着の後に3戦目の未勝利戦で初勝利。しかし、その後は8着、14着と大きく敗れており、南関東に来たとはいえここは厳しい。掲示板まで行ければ良い方か。
  キョウエイロブスト・・・・クラウンカップで差の無い3着も東京湾カップで3.2秒離された8着と大敗。その前の成績からしても掲示板も厳しく静観が妥当。ハナを奪ってどこまで逃げられるか。
  ディーオ・・・・・・・・・船橋では強い競馬を続け、オープン特別勝ちの実績があるが、東京湾カップでやや離された2着。3着以下を離していたとは言え上位とは力差がありそうで、初の右回りもどうか。左回りならもっとやれそうもここは掲示板までと控え目な評価が妥当だ。
  カントリーウォーク・・・・東京ダービートライアルを圧勝して優先出走権をゲットしてここに挑んで来た。ただ、クラウンカップを制したキタサンツバサとは0.6秒、羽田盃を制したアートサハラとは0.8秒も差があり、相手も強化された事から前走圧勝したとは言え、ここはやや厳しそうか。このメンバーで勝ち馬とはどれくらいの差で競馬が出来るか。少しでも差を詰めたい所。
  ベルモントレーサー・・・・JRAでデビュー。新馬戦を勝ち、北海道2歳優駿で2着に入った後南関東に転入。久々の京浜盃で1.6秒差の3着とまずまずのレースを見せるも次の羽田盃で5.9秒差の12着と惨敗。この時は状態が良くなかったというが、それにしても負け過ぎ。状態を戻してまともに走れれば上位進出はありそうだが・・・・・・