6月26日
大井11レース 農林水産大臣賞典第36回帝王賞(Jpn1)
2000メートル・外回り・20:10発走


  1 1 フォーティファイド  57  山崎誠士 (藤田輝信) 牡8 デイリー盃大井記念1着
△2 2Jハタノヴァンクール 57J 四位洋文 (昆  貢) 牡4 平安ステークス5着
△3 3Jワンダーアキュート 57J 武  豊 (佐藤正雄) 牡7 フェブラリーステークス3着
  4 4笠トウホクビジン   55  佐藤友則 (笹野博司) 牝7 東海クラウン6着
  5 5 スーニ         57  川島正太郎(川島正行) 牡7 さきたま杯9着
▲  6Jローマンレジェンド 57J 岩田康誠 (藤原英昭) 牡5 かしわ記念3着
  6 7兵エリモアラルマ   57兵 下原 理 (盛本信春) 牡7 兵庫大賞典1着
◎  8Jホッコータルマエ  57J 幸 英明 (西浦勝一) 牡4 かしわ記念1着
☆7 9Jテスタマッタ     57J 戸崎圭太 (村山 明) 牡7 さきたま杯1着
    10 エナージバイオ   57  坂井英光 (山崎尋美) 牡8 東京スポーツ賞川崎マイラーズ7着
○8 11Jニホンピロアワーズ 57J 酒井 学 (大橋勇樹) 牡6 平安ステークス1着
    12 トーセンルーチェ   57  今野忠成 (川島正一) 牡7 デイリー盃大井記念4着

JRA勢に超豪華メンバーが集まった今年の帝王賞
当然、JRA勢が断然で掲示板独占の可能性もかなりある。
◎:ホッコータルマエ・・・・・・2月の佐賀記念をきっかけに名古屋大賞典アンタレスステークス、そしてかしわ記念と目下重賞4連勝中と勢いがある。特にアンタレスステークスではニホンピロアワーズを競り落とし、かしわ記念ではエスポワールシチーを捕まえての優勝と力も大きく付けている。それだけにニホンピロアワーズローマンレジェンドなど相手が揃うもここで良い競馬を見せればダート界に新時代が到来するだけに内容にも注目だ。
○:ニホンピロアワーズ・・・・・昨年のジャパンカップダートの覇者で前走平安ステークスは差は0.1秒も着差以上の快勝で力が違っていた。その前のアンタレスステークスではホッコータルマエに競り負けたもののこの馬も力を大きく付けているだけに好勝負が期待出来る。今の大井の馬場状態から脚色的にも有利なだけにここも馬券圏内からは外れそうもないか。
▲:ローマンレジェンド・・・・・昨年の東京大賞典の覇者で休み明けのかしわ記念は3着も終いしっかり伸びていただけに内容は悪くなかった。1度使われて前進が見込めるだけに再度大井の二千でグランプリ連覇を狙う。鞍上の岩田が月曜日に騎乗しに来て今の馬場状態を掴んでいるのも好材料だ。
△:ハタノヴァンクール・・・・・昨年のJDDと今年の川崎記念の覇者で東京大賞典ローマンレジェンドと競り合いを演じた末の2着。これだけでもこちらも好勝負が期待出来そうだが、前走の平安ステークスで伸びを欠いて5着に敗れたのが気になる。59キロの斤量が影響したと思われるが、それでも内容があまり良くないためにこの評価に。定量戦になってどこまで食い下がれるか。
△:ワンダーアキュート・・・・・相変わらずGI(Jpn1)戦線で差の無い競馬をして馬券に絡んでいて、相手が揃ったここでも十分やれそうだが、それでも頭で来るのは考えにくく2着・3着狙いまでか。休み明けと大幅な馬体重の増減でも走っているだけにその辺は問題なさそう。
☆:テスタマッタ・・・・・・・・前走のさきたま杯を勝利。コース実績もある上に鞍上が移籍後も大井で好調の戸崎が騎乗する事から怖い存在だが、こちらも頭では考えにくく、2着・3着までか。ただ、JRA勢の中では1番人気が無さそうなだけに連に絡めば好配当も期待出来るため、穴党からはこの馬から狙ってみたら面白そうだ。
  フォーティファイド・・・・・初日の1レースで落馬負傷した御神本訓史に代わって、今日の優駿スプリントを制するなど好調の山崎誠士が騎乗。今年に入ってから力を付けて来ていて、前走の大井記念では力の違いを見せているだけに怖い存在だが、今回はJRA勢も強いのが勢揃いしただけに今の勢いでどこまで食い下がれるか。ちなみに3着には来そうなだけに複勝など3着狙いで狙ってみれば高配当が期待出来るだけにそちらが狙い目だ。
  トウホクビジン・・・・・・・5月のシアンモア記念で重賞5勝目を挙げたダートグレード競走の常連もここでは力が違い過ぎる上に脚質的にもかなり厳しく、今回は掲示板に入る可能性はほとんど無いだろう。静観が妥当。
  スーニ・・・・・・・・・・・Jpn1で3勝のスプリントの王者もスランプが長く、ついに前走から南関所属に。その移籍初戦のさきたま杯では9着とスランプ脱出には至らず、また今回は09年のJDD以来の二千戦となる事から強調材料は無く、今の状態ではしばらくは静観が必要か。ちなみに千八以上の距離は5回走って1勝2着1回とやや実績があるだけにスランプ脱出すれば今の南関のレベルからして面白そうだが。
  エリモアラルマ・・・・・・・六甲盃、そして好メンバーが揃った兵庫大賞典を勝って初めてのダートグレード競走に挑戦するが、JRA1000万時代よりも力は付けているとは言え、このメンバーでは上位は厳しい。展開的にも厳しいだけにここは苦戦必至。
  エナージバイオ・・・・・・・JRA時代は芝・ダート問わずに準オープンまで登りつめるも、川崎移籍後の成績が3着、8着、7着で着差も勝ち馬から2秒が最高なだけにここでは3秒以上離されるのは必至。当然静観が妥当で脚色的にも今の大井はかなり厳しい。
  トーセンルーチェ・・・・・・2月の金盃でフォーティファイドを倒すも、依然信頼しにくく、しかも大井記念を制して挑んだ昨年(6着)の鴇より相手が揃っている。それだけに今年は昨年以上の着順も厳しそうで相性の良い今野が乗ってどこまでか。