兵庫ダービーは2強対決だが、内容次第ではJDDでも楽しめそうなだけに注目が集める。
東海ダービーは相手探しの一戦だが、やや穴を開けそうな伏兵も存在。

6月4日 園田10レース 第16回兵庫ダービー(重賞・3歳・ディープブリランテ賞) 
◎:2 インディウム(木村 健)
〇:7 コパノジョージ(田中 学)
▲:9 オトコギ(松浦政宏)
△:1 マキマムカイザー(川原正一
△:12 ケルソン(宮下康一)
☆:4 トウケイロワイヤル(大山真吾)

兵庫チャンピオンシップで連勝が止まった上にコパノジョージに先着を許してしまったインディウムだが、これは本来出る予定だったレースが頭数が揃わずに取り止めになり、急遽兵庫チャンピオンシップに回った影響が出たようだ。
今回はこのレースに向けてしっかりと仕上げて来るだけに本来の力を見せて大一番に向かいたい所。
菊水賞で2着、そして前走の兵庫チャンピオンシップで4着に入り、インディウムに先着したコパノジョージは使いながら成長をしているだけに今なら再度インディウムを倒す可能性も。ただ、今回はインディウムはしっかりと仕上げてくるだけに真価が問われるが、倒したり、あるは僅差の競馬が出来れば今後が楽しみな存在になるだけに好レースを見せられるか。
3番手評価は菊水賞3着のオトコギ。兵庫チャンピオンシップに向かわず3歳特別に出て圧勝したが、前の2頭とはまだ差があるだけにどこまで差を詰められるか。
マキシマムカイザーは兵庫チャンピオンシップは惨敗も3歳特別なら常に勝ち負けしており、名古屋のスプリングカップでも2着の実績。地元馬限定の重賞は初めてなだけにオトコギを逆転する可能性も。
やはり地元の3歳特別なら常に勝ち負けのケルソンは前走が気になるもまだ見限れない。こちらは地元重賞初出走でどこまで。
トウケイロワイヤルはここ2走で勝ち負けを演じているだけに再度重賞で菊水賞以上の着順に入れれば。

6月5日 名古屋11レース 第45回愛知県知事賞東海ダービー(SPI・3歳・東海・北陸地区交流・ダノンシャンティ賞)
◎:12 ハナノパレード(戸部尚実)
〇:4 アナザーデイ(大畑雅章
▲:2 ブラックスキャット(安倍幸夫)
△:7 ミトノレオ(岡部 誠)
△:9 バズーカ(今井貴大)
☆:8 ネイチャークルーズ(佐藤友則)

ハナノパレードは1冠目の駿蹄賞が圧巻の内容でスプリングカップに次いで混合の重賞連勝とした。そのスプリングカップも圧勝しているだけに2冠は濃厚だろう。
相手筆頭にアナザーデイ。駿蹄賞は大きく崩れるもその前の東海クイーンカップ3着を評価。ハナノパレードと0.4秒差ならここでも十分通用出来る。
駿蹄賞2着のブラックスキャットは1月に行われた新春ペガサスカップの勝ち馬。その時にハナノパレードを破っているだけに少しでも差を詰めたい所。
ミトノレオは前走は水沢の留守杯日高賞で2着。その前は笠松の新緑賞を勝っており、梅桜賞ではブラックスキャットと0.2秒差の3着に入っているだけに勢いのある今ならブラックスキャットを逆転しても。
転入初戦のバズーカはスプリングカップで4着なら即通用出来る。