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今年の有馬記念はJRA賞を占う意味でもかなり重要な一戦となった。
年度代表馬はモーリス、ドゥラメンテ、そして今回出走のラブリーデイの激しい争いになっていて、ラブリーデイは年度代表馬候補に残るためにも
ここは勝ちたい一戦。
また、モーリスとラブリーデイは最優秀4歳牡馬候補にもなっているためにこのレースが決定戦になりそうだ。
最優秀3歳牡馬はドゥラメンテが優勢もここでキタサンブラックが勝てば肉薄出来るだけに菊花賞に続いて「祭り」を起こして争いに加わりたい所。
マリアライトも最優秀4歳以上牝馬が掛かっていて、ここで勝てばストレイトガール、ショウナンパンドラとの争いに加われる。GI2勝で有馬記念勝ちはインパクトが大きいだけに最後の最後で大逆転なるか。
印はこの通りに

◎:4 ラブリーデイ
距離が課題も京都大賞典の内容から克服可能。ジャパンカップの内容も悪くないだけに急成長した今年1年の締めを飾りたい所。

〇:12　リアファル
夏場以降の急成長は軽視出来ない。菊花賞は3着も内容が良く、今回は相手強化も距離短縮を生かして逃げ込みを図りたい。

▲:3　ラストインパクト
去年の有馬記念は0.2秒差の競馬。前走のジャパンカップで復調を見せ枠も良いだけに波乱演出期待。

△:6　アルバート
4連勝中と勢いがあり、前走ステイヤーズステークス圧勝。相手が一気に強化もこの距離なら楽しみがある。

△:11　キタサンブラック
中山コースは3戦2勝 3着1回と相性抜群。早め先頭に立ってしぶとく粘って中山でも「祭り」を起こしたい。

△:15　ゴールドシップ
気分屋かつ気性難で一か八かの馬だが気分が良ければ圧勝もあるだけに最後まで見逃せない。

☆:7　ゴールドアクター
3連勝で重賞制覇と勢いあるも前走アルゼンチン共和国杯の内容が微妙。相手も強化されているだけに押さえまで。

複勝は

2　ヒットザターゲット
目黒記念で1年7ヶ月ぶりのVを挙げた後の札幌記念2着で復調をアピール。ただ、ジャパンカップで13着に大敗した事と冬場の成績が今一つ。去年の秋天で0.2秒差の競馬をしている事から一線級とやれる力はあるだけに3着に入る可能性はある

5　アドマイヤデウス
ここ3戦は大外枠が続き、ようやく内枠を確保。右回りでは着外が2回しかないだけにここは本領発揮出来る

8　ワンアンドオンリー
去年の神戸新聞杯以降は未勝利だが僅差の競馬が多く、ジャパンカップも0.3秒差の7着。勝ち負けは厳しいが3着なら十分にある。

16　マリアライト
オールカマーで5着もエリザベス女王杯でヌーヴォレコルトを破った事から大外枠も不気味な存在。中山コースとの相性もいいだけに激走も

他の馬の評価は

1　オーシャンブルー
3年前の2着馬も衰えが顕著。大穴に強い2年目の石川騎乗も手が出せない。

9　サウンズオブアース
勝ち切れない競馬が多く、前走ジャパンカップ5着も頭では狙いにくく3着狙いでか。デムーロとのコンビもあまり良くないように見える。

10　トーセンレーヴ
ボウマンとのコンビで2戦2勝も一線級相手の上2戦の内容も微妙。距離も長い。

13　ルージュバック
53キロの斤量魅力も一線級相手では掲示板までか。状態は上向いているが。

14　ダービーフィズ
夏の北海道シリーズで好成績も一線級相手では壁が高いように見え手が出せない。