今の根岸森林公園の所にあった根岸競馬場は1866年9月に開場し、今年が開設150年を迎える。
それを記念して「根岸競馬場開設150周年記念」のサブタイトルが付けられた根岸ステークスだが、予想の方は難解。
下位人気の馬でも上位に食い込む余地があるだけにかなりの難戦になりそうだ。

◎:6 アンズチャン
おととしのユニコーンステークス以来の重賞挑戦。
前走は中山千二で6着と勝ったマキャヴィティと0.2秒差の競馬で微妙な条件でもある程度目処をつけた。。
今度は東京千四と得意条件に変わる上に馬場が悪くなりそうなのもプラス。
豪快な末脚を発揮出来そうなだけに要注目だ。


○:9 タガノトネール
14年夏に500万に降格後、千四で馬券圏内を外したのは去年のプロキオンステークス(4着)のみ。
そのプロキオンステークスも2着のコーリンベリー、3着キョウワダッフィーと並んでいた。
前走武蔵野ステークスノンコノユメの強烈な末脚に屈したが勝ちに等しい競馬だっただけに激戦のここも粘って馬券圏内に。


▲:15 モーニン
デビューから4戦無敗でオープンに上がり、期待された武蔵野ステークスは3着に敗れ初の敗戦。
武蔵野ステークスの内容にやや不満な所があるが、巻き返してフェブラリーステークスの有力馬になりたい所。


△:4 マルカフリート
明け10歳になったが、霜月ステークス1着、カペラステークス3着と元気一杯。
冬場に好成績を挙げており、13年と14年は1月に勝利を挙げている。
追い込み脚質なだけにアンズチャンとの末脚勝負になりそうだが、年を感じさせない走りで上位を脅かしたい。


△:16 レーザーバレット
昨年5月以降は地方のDGを使われていたためJRAでの出走は昨年4月の京葉ステークス以来になる。
昨年のこのレースは6着も2着のワイドバッハとは0.2秒差。
大外枠だが名手フランシス・ベリーの手腕で上位進出も。


☆:3 アドマイヤロイヤル
前走は障害戦で落馬して競走中止
落馬の影響がどうかだが、左回りのレースでは度々激走しており、去年のこのレースも3着。
今回は大穴騎手石川裕紀人が騎乗する事で激走する可能性が出て来た。
頭では買えないが、2着・3着付けで買えば高配が期待出来る。



…:1 レッドファルクス
芝・ダートの両方で走っていて、ダートでは3-0-1-1の成績。
ダートでは東京の千四を中心に使われ、芝も含め千四の距離はベスト。
相手は揃うも上位に入る力があるだけに侮れないが、上位に入る時は全て良馬場なだけに馬場が回復しないと。
良なら押さえで買えるが、それ以外だったら割引。


…:2 グレープブランデー
3年前のフェブラリーステークスの勝ち馬もそれ以来勝利から遠ざかっている。
度々掲示板に入ってくるも物足りない競馬が続いている。
4年前の阿蘇ステークスで重馬場で勝っているも以降は重・不良での成績が良くないために馬場の回復がないと上位は見込めない。
良馬場であれば馬券圏内に入る可能性はありそうだが、鞍上も微妙。


…:5 キョウエイアシュラ
昨年のこのレースは9着も2着ワイドバッハとは0.4秒差。
ダート千四では度々激走しているだけに斤量が軽くなるここは不気味な存在。
単勝万馬券の15番人気も3着には入りそうなだけに3着付けで高配期待。


…:7 サトノタイガー
浦和から参戦の1頭。
昨年挑んだ時はJBCスプリントカペラステークスと続けて2着で勢いがあったが、結果は見せ場なく13着惨敗。
それ以降もDGでは掲示板に入れなかったが、前走カペラステークスで0.3秒差の競馬をしたのは復調の兆しか。
復調していれば互角にやれそうな所があるが、半信半疑の所がありここは様子見か。


…:8 タールタン
前走ファイナルステークスは内から抜け迫るサクラエールを凌いで去年の欅ステークスに次いでOP特別2勝目を挙げた。
5勝中4勝が千四と距離相性は抜群でおととしのカペラステークスの内容から重賞でもやれそうだが、堅実な着順が目立つ一方で
掲示板前後までの競馬も多く、馬券圏内に入れそうでもアテにしにくい所があり狙いづらい。


…:11 プロトコル
昨年5月以降は東京でしか走っていない
その間に3勝2着1回で2着に敗れたときの勝ち馬はモーニン。
勢いからしてここでもやれそうな感じがするが、モーニンから2馬身半差離されているだけに過剰評価は禁物。
人気先行で大敗する可能性も。


…:12 シゲルカガ
昨年、門別の北海道スプリントカップで待望の重賞初勝利を飾るも以降は下降線を辿っている。
馬券に絡んだのは全て千二戦で千四戦では4着が最高。
馬体が絞れれば少し上の着順も狙えそうだが、現況では静観妥当。


…:13 シンキングマシーン
浦和からの参戦でJRA時代は1600万特別を勝ちOPで走っていた。
南関東移籍後は2戦して4着、3着とまずまずの成績を残しているが、JRA時代のOPでは3戦して最高が12着と振るわず、南関に行ってからも成長した感じが見られない事から静観が妥当。
5勝中4勝が東京コースと相性は良いが、JRA時代OPで3戦走ったのが東京だった事に相性の良さは活かせないだろう。


…:14 サクラエール
昨年1月以降全てのレースで掲示板に入り続け、8月の大雪ハンデキャップ以降は2勝2着2回と勢いがある。
勢いはあるも今回は相手が揃い、さらに馬場が悪くなりそうなのもマイナス材料。
良かやや重なら上位争いありそうも重か不良だと割引が必要