今年もJRA・他地区・地元とも短距離の一線級が揃い豪華なメンバーとなった黒船賞
JRA勢が中心になりそうも岩手のラブバレット、地元のサクラシャイニーとメイショウツチヤマが
どこまで食い込むかも注目点。

◎:6 ダノンレジェンド
昨年のこのレースの覇者で以降も重賞3勝、JBCスプリント2着とダート短距離界のトップクラスの1頭。
4ヶ月ぶりのレースになるも大幅な増減が無い限りは軸は揺るがない。
58キロも問題無い。


○:10 ドリームバレンチノ
昨年の2着馬でその後は不調に陥るも東京盃2着以降はまた復調して来ている。
59キロは去年も背負って2着に入っている事から問題無い。
JRA勢に前に行く馬が揃っているだけに岩田がどう騎乗するか。


▲:12 ニシケンモノノフ
前走OP特別のすばるステークスを勝利。
オープンに上がってから重賞は2度目の挑戦になるが、武蔵野ステークスフェブラリーステークスを制したモーニンと
3着争いを演じた事から重賞でもやれる力はある。
オーナーの地元でいい走りを見せてダート短距離界をさらに賑わしたい所。


△:2 タールタン
去年のJRA最後のレースとなったファイナルステークスを勝ち、続く根岸ステークスではモーニンを苦しめた。
それだけにここでもやれる力はあるが、小回りコースで微妙な着順が目立つのが気になる。
さらに小回りの高知になるだけに馬券圏内から外れる可能性も。
鞍上の福永も高知で微妙な成績なのも割引材料。


△:3 ラブバレット
岩手の短距離界のトップホース。
去年OP特別を連勝して挑んださきたま杯で4着と健闘。
その後も笠松グランプリトウケイニセイ記念と重賞2勝、クラスターカップで3着と大ブレイクした1年となった。
今年最初のDGは重賞連勝して勢いのある状態で挑むが、地力がさらについているだけにJRA勢に割って入って
好配当演出も期待出来る。


☆:1 サクラシャイニー
高知のトップホースであり、DGや他地区での交流競走でも実績を残している。
休養明け後、船橋の全国交流特別の総の国オープン、前走の選定競走の大高坂賞を勝利し期待を集めるが、
昨年9着に敗れた事や先行馬が揃い速いペースになりそうな事、最内枠から割引材料が多い。
それでもJRA勢相手に通用する力がある事から見限れず、昨日のはがくれ大賞典を制した名手・赤岡の手腕で上位を狙う。
馬券で買うなら3着狙いで。


…:4 メイショウツチヤマ
JRAのオープンから転入後は距離が長すぎた高知県知事賞以外は全て勝利。
選定競走のだるま夕日賞を3馬身離して快勝しているだけに期待されるが、JRA時代にオープンで掲示板に入ったのが
2回しか無い事やクラスが上がってから着差が縮まって来ているのが気になる所。
鞍上の西川も成績が微妙なだけに相手が揃ったここは掲示板までか。
ここでいい走りが出来れば今後に繋がるだけに健闘を期待。


…:5 シャトーコジー
笠松から参戦。
JRA500万→園田A2と渡り歩いて昨年秋に笠松に移籍したが、A2特別で1勝のみでクラスが下がったA3でも大敗している事から
ここはさすがに厳しく静観が妥当。


…:7 バンブーバッジョ
道営から昨年12月に笠松に移るもB1特別で2着が最高で今年に入ってからは惨敗続き。
高知では1月に黒潮スプリンターズカップに出走し、スクワドロンから1.9秒も離されての8着に敗れているだけに
ここは全く通用できない。


…:8 ドリームコンサート
JRAでは準オープンで活躍。
昨年11月に園田に移籍後は3戦2勝で唯一敗れた兵庫ゴールドトロフィーも4着と健闘している。
ただ、JRA時代は千二以下の方が結果を残していただけに相手が揃ってさらに斤量が増えての千四はどうか。
ここで良い走りが出来れば今後が楽しみになりそうなだけにこちらも健闘を期待。


…:9 スクワドロン
JRA1000万から転入後5戦して全て連対。
選定競走の黒潮スプリンターズカップを制してここに挑んで来た。
ただ、前走A2特別でニシノファイターから大きく離されたのを見ると勢いはあるがまだまだJRA勢や地方の短距離の一線級
相手に通用するのは難しいか。


…:11 メイショウオセアン
JRAから参戦の1頭。
4走前の貴船ステークスを制してオープン入りを果たすが、準オープン時代から成績にムラがあり、
さらにオープンに上がってからは3戦して5着が最高なだけに相手が揃ったここではちょっと厳しいか。
全4勝が京都の千四というのも割引材料。