6月8日
大井11レース 第62回東京ダービーヴィクトワールピサ賞・SI・3歳)
2000メートル・外回り・20:10発走


△1 1 ディーズプリモ   54高 赤岡修次 (内田勝義) 牝3 日刊スポーツ賞東京湾カップ1着
☆  2 ガーニーフラップ  56  中野省吾 (稲益貴広) 牡3 日刊スポーツ賞東京湾カップ2着
  2 3 モリデンルンバ   56  矢野貴之 (坂本 昇) 牡3 日刊スポーツ賞東京湾カップ5着
    4 グランユニヴェール 56  笹川 翼 (米田英世) 牡3 羽田盃5着
△3 5 トロヴァオ      56  本田正重 (荒山勝徳) 牡3 羽田盃2着
◎  6 バルダッサーレ   56金 吉原寛人 (中道啓二) 牡3 3歳500万下1着
  4 7 アンサンブルライフ 56  的場文男 (小久保智) 牡3 羽田盃9着
    8 ラブレオ       56  出走取消
  5 9 サブノクロヒョウ  56  柏木健宏 (阪本一栄) 牡3 羽田盃4着
    10 モダンウーマン   54  山崎誠士 (佐々木仁) 牝3 東京プリンセス賞3着
  6 11 ジャーニーマン   56  真島大輔 (内田勝義) 牡3 羽田盃3着
    12 プレイザゲーム   56  左海誠二 (林 正人) 牡3 日刊スポーツ賞東京湾カップ3着
〇7 13 リンダリンダ     54北 桑村真明 (荒山勝徳) 牝3 東京プリンセス賞1着
    14 スアデラ       54J 戸崎圭太 (佐藤裕太) 牝3 東京プリンセス賞2着
▲8 15 タービランス     56  森 泰斗 (水野貴史) 牡3 羽田盃1着
    16 ウワサノモンジロウ 56  楢崎功祐 (岡田一男) 牡3 日刊スポーツ賞東京湾カップ8着

1冠目の羽田盃はタービランスがトロヴァオとの接戦を制して京浜盃に次いで重賞連勝としたが、勝ち方があまり強くなかった上に今回は別路線組から伏兵が揃った。
雨予報になっているが、馬場はそんなに悪化しないだろう。
◎:バルダッサーレ…前走4月30日の東京の500万を快勝。JRAでもやれる力はあるが今になって転入して来たのを見るとこのレースとJRA在籍時よりも出走しやすくなるJDDが目標だろう。ダートに移ってから3戦2勝で敗れた唯一のレースも僅差での入線だから今年の南関3歳のレベルを考えれば勝ち負けに持ち込める。同じ生産者・同じ馬主で兵庫チャンピオンシップで3着に入った後に大井に移籍し、東京ダービーで2着に入ったプーラヴィーダを越えられるか。
〇:リンダリンダ東京2歳優駿牝馬から桜花賞までモダンウーマンに敗れて来たが、ついに前走の東京プリンセス賞で逆転を果たした。血統面から距離に不安があるモダンウーマンと比べて東京プリンセス賞の内容も含めこちらの方が牡馬相手でも互角にやれそう。今年の南関の3歳牝馬の方はレベルが非常に高く混合でも好勝負を演じられると言われて来ただけにそれを証明させられるか。
▲:タービランス…京浜盃羽田盃と重賞連勝中。着差は大きくないが勝負根性があるだけに接戦を制す可能性十分。後続を上手く封じ込めて二冠達成なるか。
△:ディーズプリモ…牝馬だが牝馬路線を歩まずに混合戦で戦ってきた。3戦無敗で挑んだクラウンカップで3着に敗れた後に挑んだ前走東京湾カップを制し重賞初制覇を飾った。今回は初の右回りで直線が長い大井コースと条件は厳しくなるが逃げに強い赤岡騎乗と素質の高さでカバーしてアッと言わせたい。アジュディミツオーに次いで2頭目東京湾カップ馬のダービー制覇を狙う。
△:トロヴァオ…△評価であるが、いつ逆転してもおかしくない。久々のレースとなった羽田盃で接戦を演じ、さらに上積みが見込まれる事から逆転の可能性十分。先月27日に急死した父カネヒキリに捧げる勝利を挙げられるか。
☆:ガーニーフラップ…3連勝でクラウンカップを制し、前走東京湾カップは2着。今回は鞍上が中野に戻るが、穴馬に強い事や息の長い脚を持っている事から人気薄でも注意。ただ、頭よりも2着・3着向けか。
…:モリデンルンバ…今年のニューイヤーカップの覇者。それ以来となった前走の東京湾カップは5着。一度使われて上積み見込めるも二千は少し長いか。こなせばそこそこはやれそうだが。
…:グランユニヴェール…大井コースは3-3-2-1の成績で重賞でも常に上位争いして来た。しかし、前走羽田盃で5着に敗れたのが気になる所。3着のジャーニーマンからもやや離されているだけにさらに相手が揃ったここでは掲示板外す可能性も。馬体がさらに減っていたらさらに危険。
…:アンサンブルライフ…50代最後、35回目の東京ダービー挑戦となる的場文男騎乗で注目集めているが、この馬はマイルまででこの距離が長過ぎる。京浜盃は何とか見せ場を作っていたが、距離が伸びた京浜盃で大きく離され見せ場を作れず。さすがにここは静観が妥当か。的場文男東京ダービー制覇は60代に持ち越しへ。
…:サブノクロヒョウ…2走前の京浜盃を除いては重賞・準重賞では全て掲示板に入っている。着順で見れば安定感はありそうも実際は勝ち馬からかなり離されており、前走の羽田盃も3着のジャーニーマンからは0.4秒離されている。3着狙いならこのメンバーでも買えるが1着・2着では買えない。もう一押し欲しい所。
…:モダンウーマン…去年の2歳女王は年が明けてからもユングフラウ賞桜花賞と重賞を連勝して。牝馬二冠を目指して挑んだ東京プリンセス賞は馬が掛かってしまい、結果は勝ったリンダリンダから1秒離された3着。馬の気性が悪くなってきた事や血統面からこの距離は微妙。マイルまでなら牡馬相手でも勝ち負けの争い出来るが、この距離では…
…:ジャーニーマン…前走の羽田盃も含め重賞では3度の3着がある。天気がどうかも上位に入る力はあるだけに3着狙いで行くなら。馬場が悪くなった場合は割引。
…:プレイザゲーム…クラウンカップで2着、東京湾カップで3着があるが、いずれも力負けという印象が強く、ガーニーフラップから離されている点からもさらに相手が揃ったここでは掲示板までか。3歳1組戦で勝ち切れていない事やハイセイコー記念で大敗したのも割引材料。
…:スアデラ…5戦連続重賞挑戦で前走の東京プリンセス賞は2着。リンダリンダからはやや離されてたが馬場が少しでも悪くなればこの馬にも馬券圏内に入るチャンスが出てくる。良だと割引だが、それ以外の馬場なら狙い。
…:ウワサノモンジロウ…2走前に大井コースで勝っているが、重賞ではクラウンカップ11着、東京湾カップ8着と全く見せ場が無く、さらに相手が揃ったここは静観が妥当。