11月10日
門別12レース 農林水産大臣賞典第59回道営記念(H1・スクリーンヒーロー賞)
2000メートル・外回り・20:35発走


 1 1 キングスクルーザー  56  伊藤千尋 (黒川智貴) 牡6 オルフェーヴルプレミアム5着
   2 ヘブンザゲート    56  宮崎光行 (田中正二) 牡4 中京スポーツ杯瑞穂賞5着
 2 3 ダイワエクシード   56  坂下秀樹 (岡島玉一) 牡4 オルフェーヴルプレミアム2着
   4 グランプリブラッド  56  服部茂史 (田中淳司) 出走取消
 3 5 ビッグバンドジャズ  56岩 高松 亮 (川島洋人) 牡6 中京スポーツ杯瑞穂賞8着
▲  6 タイムビヨンド    54  五十嵐冬樹堂山芳則) 牝4 旬の味覚!門別ししゃも祭り特別1着
△4 7 ウルトラカイザー   56  井上俊彦 (林 和弘) 牡8 サイアーライン特別2着
〇  8 スティールキング   55  桑村真明 (角川秀樹) 牡3 中京スポーツ杯瑞穂賞2着
◎5 9 オヤコダカ       56  石川 倭 (米川 昇) 牡4 中京スポーツ杯瑞穂賞1着
   10 ステファニーラン   54  松井伸也 (松本隆宏) 牝4 むかわ町長杯鵡川ししゃも特別5着
 6 11 ワットロンクン    56岩 山本聡哉 (岡島玉一) 牡5 ハーツクライプレミアム2着
△  12 ジュエルクイーン   54金 吉原寛人 (田中正二) 牝4 中京スポーツ杯瑞穂賞4着
 7 13 ソルモンターレ    56高 別府真衣 (米川伸也) 騙10 オルフェーヴルプレミアム3着
☆  14 コスモスイング    56  井上幹太 (堂山芳則) 牡7 オルフェーヴルプレミアム1着
 8 15 ロイヤルクレスト   56  岩橋勇二 (田中淳司) 牡8 マイルチャンピオンシップ南部杯10着
   16 バラブシュカ      54  阿部 龍 (角川秀樹) 牝4 中京スポーツ杯瑞穂賞7着

2016年のホッカイドウ競馬の最後を締めくくる道営記念
連覇を目指したグランプリブラッドは追い切りで骨折し予後不良となったため15頭で行われる。

◎:オヤコダカ…今年初戦のコスモバルク記念はウルトラカイザーにハナ差惜敗するも以降は重賞4連勝中でホッカイドウ競馬古馬中距離路線を引っ張った。去年のこのレースは7着に敗れたがその時よりも力を付けて来ているだけにまともなら首位濃厚。ただ、重馬場がやや微妙なだけに馬場が少しでも回復してくれたら。
〇:スティールキング…こちらは3歳戦線を引っ張り、古馬一線級相手でも勝ち負けの競馬を続けている。2走前のサイアーライン特別でウルトラカイザー、ソルモンターレ、コスモスイングなどに差を付け、前走瑞穂賞は3/4馬身の2着と上位の存在。今回はオヤコダカと1キロ差になるも地力からまだ逆転の可能性は秘めている。こちらも重馬場がやや微妙なだけに少しでも回復してくれたら。
▲:タイムビヨンド…牝馬だがここ2戦は混合のオープン特別で続けて圧勝しており、この中でもやれる力はある。この距離では3戦して全て連対しているだけに相性の良い距離で2強に割って入れる。
△:ウルトラカイザー…おととしのこのレースの覇者で去年も2着に入っている。今シーズンはコスモバルク記念とハービンジャープレミアムを勝ちトップホースの貫禄を見せ付けたが、星雲賞で5着、サイアーライン特別でスティールキングから2馬身離れた2着に敗れているのが気になる。年齢面から衰えが来てもおかしくないだけに今年は押さえまで。道営で走るのがこれが最後なだけに佐賀に行く前に有終の美を飾りたい所だが…
△:ジュエルクイーン…地元で吉原とのコンビになるのは2度目だが、その吉原とのコンビで挑んだブリーダーズゴールドカップで4着と地方最先着を果たした。瑞穂賞ではオヤコダカ、スティールキング、取消したグランプリブラッドに次いでの4着で一線級相手に勝ち負けはどうかも馬券に絡む力はあり、3着付けでも好配当期待。
☆:コスモスイング…前走オルフェーヴルプレミアムを勝利。8月に鞍上が井上幹太に戻ってからは3-0-1-2の好成績を挙げている。一線級相手では掲示板までの競馬が続いているが、馬券圏内に入れそうなだけに3着付けなら人気薄でも注意。
…:キングスクルーザー…JRA1000万から笠松A1を経て9月に転入してくるも5着2回が最高の成績。一線級相手では大敗が続いているだけにここは全く狙えない。
…:ヘブンズゲート…6着だった昨年に続いての参戦。今シーズンは特別戦でオール連対し、赤レンガ記念でも2着に入っている。旭岳賞でジャストフォファンに先着しているが上位からは離されており、瑞穂賞でもオヤコダカ、スティールキングから2秒以上も離されている。ただ、やや太いように見えるため絞れれば上位に入る可能性はある。増えていたら消してもいい。
…:ダイワエクシード…南関B2から6月に転入後特別戦では1戦を除きほとんど連対。ここ2戦はA1特別で2着に入っているが、その連対を外した一戦が一線級が揃っていたサイアーライン特別で6着に敗れ、その前には星雲賞で8着と力は付けて来ているものの一線級相手にはまだ差がありそうでここでどこまで詰められるかがポイントになりそう。もし、好走出来たら来シーズンは楽しみな存在になりそう。
…ビッグバンドジャズ…昨年の3着馬も3年以上も勝利を挙げていない上に今シーズンは5着が最高と昨年より成績が悪い状況で2度目の道営記念を迎える。良馬場よりも重馬場や不良馬場の方が走るだけに天気面ではプラスになりそうだが、それでも昨年のような期待をするのは酷か。
…:ステファニーラン…昨年11着に続いて今年も参戦も今シーズンは未勝利で2着は2回あるもいずれも勝ち馬から離されており、このメンバーでは昨年より上に入るかどうか。当然狙えない。
…:ワットロンクン…南関→岩手A1→南関B3を経て9月に転入しA1特別で3戦1勝2連対。南関・岩手時代を含めこの距離では全て掲示板に入っており距離相性が良さそうだが、2走前にタイムビヨンドに4馬身差付けられている事から勢いはあるが上位陣と差があるように見える。一線級と勝負していないだけにここは試金石の一戦となりそうでこちらも好走出来れば今後が楽しみな存在になりそう。
…:ソルモンターレ…JRA1000万から4月に転入。最初の2戦は大敗もそこから盛り返しここまで未勝利も2着が2回、3着が6回ある。相手なりに走るだけに馬券に絡む可能性は十分あるが、馬場が悪い時の成績がやや微妙なだけに出来れば良馬場で走りたい。
…:ロイヤルクレスト…ここ3戦は盛岡と大井のDGを使い、盛岡のクラスターカップで5着に入った。今年の門別での競馬は初戦のA1A2特別を勝ち、星雲賞では3着も上位馬とは大きく離されており、またこの距離はJRA時代を含め実績が無いことから掲示板あるかどうか。 
…:バラブシュカ…6月に交流特別を勝った後に転入。転入後も交流特別2勝を含む4勝を挙げ瑞穂賞でも期待されたがスタートで立ち遅れ7着大敗。スタートまともなら一線級相手でももう少しやれてもいい。馬券に絡む可能性もあり。