12月30日
大井10レース 第10回東京シンデレラマイルSII牝馬
1600メートル・内回り・16:30発走


◎:2 モダンウーマン   (阿部 龍)
〇:5 リンダリンダ    (藤井勘一郎)
▲:14 トーセンセラヴィ  (森 泰斗)
△:3 マテリアメディカ  (石崎 駿)
△:10 プリンセスバリュー (矢野貴之)
☆:15 フジノドラマ    (笹川 翼)

JBCレディスクラシック3着のトーセンセラヴィよりレベルの高い3歳馬2頭を重視。
モダンウーマンはここ3戦は距離に泣かされようやくのマイル戦となった。マイルまでならリンダリンダを突き放す力があるだけに
この距離で一気に変われるだけに人気が無くても頭から買える。
リンダリンダクイーン賞は4着も内容は悪くない。藤井に乗り変わるがこのメンバーなら勝ち負けも。
トーセンセラヴィは8連勝した後に挑んだJBCレディスクラシックで3着健闘。まだタイトルが無くここを勝てばNARグランプリ
「4歳以上最優秀牝馬」受賞が見えるだけに勝っておきたい所だが右回りが課題。

12月29日
帯広10レース 第18回ヤングチャンピオンシップ(BG3・2歳・産駒特別選抜)
200メートル・19:05発走


◎:7 ジェイワン    (松田道明)
〇:3 ゴールデンフウジン(西 将太)
▲:10 ホクショウムゲン (鈴木恵介)
△:2 トモエハイセイコー(西 謙一)
△:9 センショウニシキ (藤本 匠)

各地の産駒特別の上位2頭が集まって行われるばんえい甲子園「ヤングチャンピオンシップ」。
北見産駒の勝ち馬ジェイワンはここまで12戦して7勝2着4回3着1回と一度も馬券圏内を外しておらず、7勝もメンバー中2位。今回は600キロ曳く事になったが、
それでも馬券圏外になる可能性は低く外す事はできないか。
そのジェイワンをナナカマド賞で倒したゴールデンフウジンはここ最近の内容が不満もナナカマド賞の内容から立て直せばこの重量でも十分やれる。
ホクショウムゲンは8勝はメンバー中最多も端枠どうか。地力では上位可能だが。

12月28日
園田10レース 第16回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII・ハンデ)
1400メートル・15:55発走


◎:12 (JRAノボバカラ     (内田博幸JRA))
〇:11 (JRA)ニシケンモノノフ  (横山典弘JRA))
▲:1 (岩手)ラブバレット    (山本聡哉(岩手))
△:7 (北海道)オヤコダカ    (石川 倭(北海道))
△:9 (JRAドリームバレンチノ (岩田康誠JRA))
☆:2 (JRAグレープブランデー (武 豊(JRA))

JRA・地方とも好メンバーが揃いハンデ差を活かせば地方馬にもチャンスがある一戦。
ノボバカラは58キロ背負うもそれでも軸は外さない。前走カペラステークスで57キロでニシケンモノノフに0.3秒差付けているだけに
ここも押し切れそう。
ニシケンモノノフは今回もノボバカラとのハンデ差は1キロも距離が伸びるのは歓迎。千四なら好勝負が期待出来る。
岩手のラブバレットはDGでも上位争いしており、53キロならJRA勢相手にさらに迫れそうで楽しみがある。
オヤコダカはDGでも通用する力はあるが、ここは距離が短い。ハンデは魅力だがここは割引。

12月25日
中山10レース 第61回有馬記念(GI)
芝2500メートル・15:25発走


◎1 1 キタサンブラック  57 武  豊   (清水久詞) 牡4 ジャパンカップ1着
▲  2 ゴールドアクター  57 吉田隼人   (中川公成) 牡5 ジャパンカップ4着
  2 3 ムスカテール    57 中谷雄太   (友道康夫) 牡8 金鯱賞7着
    4 ヤマカツエース   57 池添謙一   (池添兼雄) 牡4 金鯱賞1着
  3 5 サムソンズプライド 57 横山典弘   (杉浦宏昭) 牡6 スポーツニッポンステイヤーズステークス7着
△  6 サウンズオブアース 57 デムーロ  (藤岡健一) 牡5 ジャパンカップ2着
  4 7 マルターズアポジー 57 武士沢友治 (堀井雅広) 牡4 福島記念1着
☆  8 ミッキークイーン   55 浜中 俊   (池江泰寿) 牝4 エリザベス女王杯2着
  5 9 ヒットザターゲット  57 田辺裕信   (加藤敬二) 牡8 ジャパンカップ15着
    10 アドマイヤデウス  57 岩田康誠  (橋田 満) 牡5 天皇賞(秋)6着
〇6 11 サトノダイヤモンド 55 ルメール   (池江泰寿) 牡3 菊花賞1着
    12 サトノノブレス    57 シュミノー   (池江泰寿) 牡6 金鯱賞3着
  7 13 デニムアンドルビー 55 バルザローナ角居勝彦) 牝6 金鯱賞8着
△  14 シュヴァルグラン  57 福永祐一   (友道康夫) 牡4 ジャパンカップ3着
  8 15 アルバート      57 戸崎圭太   (堀 宣行) 牡5 スポーツニッポンステイヤーズステークス1着
    16 マリアライト     55 蛯名正義   (久保田貴士)牝5 エリザベス女王杯6着

今年の有馬記念は上位拮抗モードで伏兵馬の出番は無さそうか。
その中でもキタサンブラックは今回も1番枠を引き、ここを勝てば年度代表馬が見えるだけに勝ちたい所だ。

◎:キタサンブラック…今年は春天ジャパンカップとGI2勝で国内の古馬中距離路線を引っ張って来た。前走ジャパンカップは陰を踏ませない圧勝ぶりに場内は騒然となっただけに絶好枠を引いたここも勝ち負けが期待出来る。今年の最後の最後も中山競馬場で「まつり」なるか。
〇:サトノダイヤモンド…今年のクラシック戦線を引っ張り、最後の一冠となった菊花賞で悲願のGI制覇。その内容が非常に強かった事から古馬一線級相手でも即通用出来る。里見治オーナーは現在2週連続GIを勝っており、勢いがあるのもかなり怖い。
▲:ゴールドアクター…昨年は4連勝で一気に頂点に立った。今年に入ってからはGI未勝利も日経賞オールカマーと中山の重賞を勝利。ジャパンカップは4着に敗れたが得意の中山コースに替わるだけに逆転して連覇の期待が出来る。あとは馬体が絞れれば。
△:サウンズオブアース…おととしのはなみづき賞以来勝利は無いが、昨年の有馬記念や前走のジャパンカップを始め2着が7回あるだけに今回も頭で買うよりも2着固定でか。ただ、今年に入ってからゴールドアクターキタサンブラックと徐々に差を広げられている事から馬券圏外を外す可能性も。
△:シュヴァルグランアルゼンチン共和国杯を勝って挑んだジャパンカップは見せ場たっぷりの3着。脚を余していた事からまだまだ差を詰める事が出来る。ただ、今回は直線が短い中山コースに加え枠も外。鞍上の状態は問題無さそうだが、突き抜けるイメージは無く押さえまでか。
☆:ミッキークイーン…今年は全て牝馬限定戦に出て2着、2着、3着。前走エリザベス女王杯は外傷明けでの出走も3着とまずまずの競馬を見せた。去年のジャパンカップで0.3秒差の競馬をしている事から古馬一線級でも通用する力はあり、逆転はどうかも上位に入ってくる力があるだけに注意したほうがいい。今回の方が動けるだけにいい競馬を見せたい所。
…:ムスカテール…今年の4月のメトロポリタンステークスで2年ぶりの勝利挙げるもそれ以前から重賞で大敗が多く、メトロポリタンステークス後も重賞で7着が最高の事からここではとても通用するとは思えない。1ケタ着順行けるかどうか。
…:ヤマカツエース…前走金鯱賞を勝ち、さらに中山で2戦2勝と穴馬として魅力があるも金鯱賞の勝ち方がやや微妙な事から一線級相手では伸び切れない可能性が高い。宝塚記念では13着、天皇賞(秋)では15着と敗れている事からも相性の良いコースでもかなり厳しそうか。
…:サムソンズプライド…5月の緑風ステークスを勝ってオープン入り果たすも以降は5着が最高で重賞では前走ステイヤーズステークスの7着が最高。さすがに一線級相手では全く通用するとは思えず1ケタ着順も厳しいか。
…:マルターズアポジー福島記念を逃げ切り3連勝で重賞制覇。寒い季節が得意とはいえ今回は相手が一気に強化。逃げ宣言するも距離も初めてで血統的にも微妙な事から勢いがあるからって過大評価してはいけない。どこまで先頭で走って客を魅了できるか。
…:ヒットザターゲット有馬記念は2年連続の挑戦。昨年は13着もゴールドアクターから0.7秒差の競馬。大敗しても差がわずかのレースが多いが、ここ最近は差が大きくなって来ており、8歳という年齢から衰えが一気に出てきている様子。天候は良くなったが近況から昨年より離されて負ける可能性が高いか。
…:アドマイヤデウス…昨年の日経賞以降勝利は無いが、着がやや大きくても勝ち馬と差の無い競馬が多く、今年に入ってから2つの天皇賞は共に0.6秒でゴールしてる。キタサンブラックと僅差の競馬をしている事から波乱を起こすとしたらこの馬。あとは馬体重が戻れば。
…:サトノノブレス…今年は重賞2勝でオールカマーではゴールドアクターと差の無い競馬をしてる。前走金鯱賞は3着も内容はまずまず。天皇賞(秋)はモーリスから離されてしまったが、オールカマーの内容を評価してこの馬も波乱を起こす可能性がある。東京よりも中山の方が良さそうなだけにコース替わりで浮上も見込める。
…:デニムアンドルビー…前走金鯱賞は1年5ヶ月ぶりの競馬で8着も見せ場作れず。休養前は宝塚記念ジャパンカップで2着と古馬一線級相手でも互角の競馬をしているだけに叩いて上積みあればかなり怖い存在だが、牝馬で6歳な事から年齢面で厳しい所がある。このメンバーで完全に力を出せれば上位の可能性はあるが…
…:アルバートステイヤーズステークスを連覇して今年もここに挑んで来た。去年は11着も0.6秒差。その後にゴールドアクターキタサンブラックと勝負して共に0.5秒差。相手なりには走るけど掲示板までか。また、外枠もマイナス。
…:マリアライト…2年連続の大外枠。去年は4着も見せ場たっぷりだっただけに克服する可能性も秘められていそうだが、ここ2走の内容を見ると少しずつではあるが衰えて来たようにも見え、エリザベス女王杯は不利があったとは言え無かったとしても逆転は出来なかっただろう。去年、そして今年の宝塚記念の再来を期待する人も多いかと思うが、今年はちょっと厳しいか。

12月25日
高知7レース 高知市長賞典第38回金の鞍賞(重賞・2歳)
1400メートル・18:10発走


◎:4 フリビオン   (中西達也)
〇:8 タッチスプリント(倉兼育康)
▲:2 パッパカ    (岡村卓弥)
△:9 ヴァルム    (郷間勇太)

高知の2歳王者決定戦の金の鞍賞はよほどの事が無い限りはフリビオンの勝利が濃厚だろう。
目下4連勝中で黒潮ジュニアチャンピオンはスタートで大きく出遅れるも着差以上のレースを見せており、このメンバーなら頭堅い。
タッチスプリントはアタックチャレンジ勝ちの実績があり実績上位。転入2戦目でさらに前進見込めるだけにどこまで詰められるか。
パッパカは認定勝ちは無いが門別で2勝、フレッシュチャレンジ2着の実績があり、こちらも前進が見込まれる。
このレースは順当に決まる可能性がかなり高いだけに穴党の出番は無さそうだ。

12月25日
帯広10レース 第45回ばんえいダービー(BG1・3歳)
200メートル・19:05発走


◎:7 ツルイテンリュウ  (大河原和雄)
〇:9 ホクショウディープ (鈴木恵介)
▲:6 マルミゴウカイ   (藤本 匠)
△:2 プレザントウェー  (渡来心路)
△:8 キタノリュウキ   (工藤 篤)

上位混戦模様の今年のばんえいダービー
本命はばんえい菊花賞馬のツルイテンリュウ古馬とのレースでは苦戦続きも同世代との対戦なら連勝中でばんえい大賞典3着と一気に浮上。前シーズンもこの時期に良績が目立っている点からも二冠達成の可能性は十分。山田師は騎手としては77年に制しており、史上3人目の騎手・調教師両方でのダービー制覇なるか。
安定感があるホクショウディープは端枠がどうかも前走はその端枠から勝利しているだけにこなせる可能性は十分ある。昨年6連勝でヤングチャンピオンシップを制した力を最後の一冠で完全に見せて欲しい。
ばんえい大賞典馬マルミゴウカイはその後の重賞で連続2着と勝ち負け行けそうだが、重馬場よりも軽馬場の方が良さそうなだけに1%台になったら割引が必要。
徐々に力を付けて来ているプレザントウェーはばんえい菊花賞で5着に入り、今ならさらに上位狙えるだけに注意。
キタノリュウキも馬場が重くなれば浮上するチャンスがあるだけに1%台なら侮れない。