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旭川5レース アタックチャレンジ競走 牝馬限定 1000メートル
1着:ワイズマン(牝2) 1分1秒7 [渋谷裕喜] [松本隆宏]
父:シャンハイ
母:マルゼンキャロル
母の父:アーティアス
半兄:スキーバージョン(道営・名古屋12勝)
近親:マルゼンスキー(中央8勝・朝日杯3歳ステークス、日本短波賞、顕彰馬)
備考:ユメミルオトメ(父:キングへイロー)3着、ソナタ(父:ロイヤルタッチ)11着旭川11レース ナリタトップロード賞 2歳オープン 1000メートル
1着:モエレアドミラル(牡2) 1分0秒4 [千葉津代士] [堂山芳則]
父:ブライアンズタイム母:バウンドトゥダンス
母の父:ノーザンダンサー
全姉:シルクプリマドンナ(中央3勝・オークス(GI)、報知杯4歳牝馬特別(GⅡ)2着、桜花賞(GI)3着)
通算成績:2戦2勝(ナリタトップロード賞・フレッシュチャレンジ競走)
生産牧場:新冠・早田牧場新冠支場
2着:クラキングレディ
3着:ウォークドントラン
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9月15日
大井9レース サンケイスポーツ盃第15回トゥインクルレディー賞(G2)
1600メートル・内回り・20:20発走1 1 ミノリカーリー 51 早田秀治 (遠藤 茂) 牝5 サーフサイド賞2着
△ 2 ブルーマドンナ 55 左海誠二 (熊坂光広) 牝5 スパーキングレディーC9着
◎2 3 アートブライアン 57 石崎隆之 (出川克己) 牝5 スパーキングサマーC3着
4 ショウナンシャトー 51 江川伸幸 (渡辺 薫) 牝5 サザンクロス賞4着
△3 5 アオバコリン 56.5 森下 博 (佐藤賢二) 牝5 スパーキングレディーC6着
6 ベルモントデーンズ 53.5 金子正彦 (山崎尋美) 牝6 長月特別6着
4 7 ヘイセイマキシム 51 小林照男 (宮下靖旨) 牝8 ファビサドル特別13着8 マイキャンディー 53.5 酒井 忍 (松本 勉) 牝4 アフター5スター賞9着
5 9 アイチャンルック 52 山田信大 (阪本一栄) 牝3 黒潮盃2着
10 スギノワンダー 52 桑島孝春 (河津裕昭) 牝4 (浦和)葉月特別1着
6 11 フリーダムウイング 50 鈴木啓之 (赤嶺本浩) 牝4 ブルーライト賞2着☆ 12 ロイヤルセランガー 55 佐藤 隆 (川島正行) 牝3 スパーキングレディーC13着
7 13 エスエスレディー 52 戸崎圭太 (阪本一栄) 牝6 04アデレードシティーC7着
14 ハートフルシフォン 51 繁田健一 (林 正人) 牝5 (船橋)葉月特別5着
▲8 15 プルザトリガー 53.5 内田博幸 (山浦 武) 牝5 スパーキングレディーC3着
○ 16 ドリームサラ 56.5 的場文男 (寺田新太郎) 牝6 04クリスタルナイトカップ1着前売り単勝・複勝オッズ
1 93.9 8.9−14
2 3.1 1.6−2.3
3 18.0 1.3−1.7
4 67.9 5.4−8.5
5 47.0 2.7−4.0
6 76.3 24−38
7 610.4 24−38
8 17.2 1.6ー2.2
9 2.0 3.9−6.0
10 50.9 8.0−12
11 9.2 1.4−1.9
12 11.2 4.8−7.5
13 122.1 36−58
14 135.7 20−33
15 16.8 8.0−12
16 18.3 2.9−4.4
前走で見所があったアートブライアンはこのメンバーなら勝ち負け行ける。
超大穴はロイヤルセランガー。3歳馬だが、ダートをこなせば面白い存在になりそう。
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9月15日
旭川11レース 第4回フローラルカップ(H3)
1500メートル・20:00発走1 1 クリストサファイア 53 川島雅人 (柳沢好美) 牝2 アタックチャレンジ競走1着
2 2 ヨウヨウ 53 岡島玉一 (米川 昇) 牝2 2歳500万下14着
△3 3 ハチノライデン 53 川島洋人 (田部和則) 牝2 リリーカップ12着
▲4 4 バトルノホシ 53 服部茂史 (角川秀樹) 牝2 トワイニング賞4着
5 5 フィオレット 53 斉藤正弘 (恵多谷豊) 牝2 イノセントカップ5着
6 ストロングサンデー 53 佐々木国明 (角川秀樹) 牝2 栄冠賞12着
△6 7 セブンチャンピオン 53 五十嵐冬樹 (堂山芳則) 牝2 2歳500万下10着
○ 8 クラビッグレディ 53 小嶋久輝 (堂山芳則) 牝2 2歳500万下5着
☆7 9 グリーンタイホウ 53 井上俊彦 (石本義孝) 牝2 ふらのクリーンライス特別2着
◎ 10 スプリットメイド 53 千葉津代士 (田部和則) 牝2 イノセントカップ1着
8 11 フジエスペリドット 53 藤倉寛幸 (角川秀樹) 牝2 フレッシュチャレンジ競走1着
12 ナア 53 宮崎光行 (松本隆宏) 牝2 リリーカップ6着
2歳牝馬3冠ロードの第2戦。重賞2連勝中のスプリットメイドがここも快勝と見た。惜敗が続くグリーンタイホウが来れば面白い。
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昨日、笠松競馬廃止へのニュースが流れてから、競馬系サイトで大騒ぎになり、各メディアもこれを大きく取り上げ地元の岐阜新聞には一面でこの事が取り上げられました。
その中の一つの毎日新聞の記事(http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20040914ddlk21020029000c.html)の中で委員会の意見の事が書かれてましたが、その中で「行財政への貢献が失われたのだから廃止すべきだ。県民のためになる」という発言がありましたが、この発言についてかなり違和感を覚えました。
この発言を言った人は「笠松競馬は今や財政を圧迫するだけのお払い箱。こんな役立たずな物はすぐに廃止になった方が行政にも負担かけずに済むし、県民の税金が使われずに済む」というつもりで言ったかと思いますが、しかし、実際はその逆だと自分は思います。
笠松競馬が廃止になった場合、委員は「貢献が失われた」と言ってますが、しかし、これまで笠松競馬にはカウンテスアップ、マックスフリート、オグリキャップ、オグリローマン、ワカオライデンとその産駒達(ライデンリーダー、シンプウライデンなど)、レジェントハンター、フジノテンビーなど次々と名馬を送り出し、現役でもオグリキャップ記念、ダイオライト記念を勝ち、中央のGIフェブラリーステークス4着のミツアキタービンがいます。
オグリキャップやレジェントハンター、ミツアキタービン、さらにはワカオライデンの産駒達の活躍によって、笠松の名前は全国区になり、笠松のある岐阜県のイメージアップにも繋がったと思います。現役のミツアキタービンが現在休養中だが、能力は全国でも通用する物を持っており、依然笠松競馬が岐阜のイメージアップに繋がっていると思います。「貢献が失われた」と言う発言はカネだけの話で県のイメージの面で考えると、貢献度はそれ以上だと思います。現に笠松競馬は中央しか競馬をしていないファンにも知名度は高い事だし、旅打ちで笠松に来る競馬ファンもかなり多いと聞きます。
笠松競馬の売上金でイメージした貢献度と、笠松競馬の競走馬の活躍によって岐阜県にもたらした貢献度は全く大きな差があります。
よって、今も笠松競馬は岐阜県、そして行財政への貢献は失われてないと思います。
また、笠松競馬に所属する騎手の中には川原正一、安藤光彰と笠松所属でありながら、中央のレースでも活躍している騎手も多く、笠松競馬が廃止になった場合、彼らはもちろん他の競馬場に移る事になる。そうなると、彼らの収入から出る税金に影響が出る。
川原正一騎手の場合、今年は95勝を挙げ、また賞金の高い中央でも特別戦を勝ったり、重賞レースで2着に食い込んだりするなどしている。
もし、彼らが笠松競馬廃止によって他の県に移動になると、県民税など税収にも少なからずも影響が出る。
その面でも「貢献が失われた」という事にはならず、全国区で活躍する名手を複数抱えているため、税金面でも彼らの活躍は貢献している。
結局委員会で言いたい事は「赤字だから廃止しなさい」という事だが、記事を見ても全く笠松競馬が廃止される事によって、県や町、国に影響する事など全く語っていない。
競馬場の廃止によって、彼らはどこも影響しない、むしろお払い箱が消えたから県民の税金が使われずに済むと思うけど、しかし、競走馬が走る所が減るから、競馬界や生産界、北海道経済には大きな影響が出る。
今まで何回も書いてきたけど、競馬文化の衰退や競馬場の廃止のよって、競走馬の生産頭数は減って、生産牧場の倒産が相次ぎ、生産牧場が少なくなるから競走馬の数が減り、さらに・・・の悪循環に陥る。
セリ市にしても、相次ぐ地方競馬の廃止が影響をかなり与えているのも事実だし、また、JRAにしても多大な影響が出る。
JRAしか見ていない競馬ファンにして見れば「地方競馬などどうでもいい」「地方競馬など無くなればいいじゃん」と言うバカもいるけれど、しかし、昨今の競馬ブームを作って来たのは地方競馬の馬達であり、今年上半期の競馬の話題を独占したのもコスモバルクとハルウララの地方競馬の2頭である。
JRAの馬たちはエリートホースが多い分、最近は名馬が多く生まれ過ぎており、この点が競馬離れを起こしているかもしれない。つまりは名馬ばかり生まれて面白くないという事。
そのエリートホースに下と見られがちな地方競馬から、そんな馬たちを倒す強豪が出てきて、中央の一線級と好勝負を繰り広げれば競馬は面白くなる。
現に今年のクラシック、道営のコスモバルクがいなかったら、クラシックは面白かったと思いますか?
彼がいたからこそ、今年のクラシックが面白くなったのです。彼がいなかったら、メディアもあまり騒がず、競馬ファン以外に話題に上る事も無かったと思います。
ハルウララにしたって、一時的とはいえ、あれだけのムーブメントを作ったわけですから、少なからずも競馬のイメージアップには貢献したのです。
JRAの馬たちじゃそんな事は出来なかったでしょう。個性的な馬がステイゴールド以降途絶えていて、面白くも無くなっている以上は地方の助けが無ければJRAも成り立たないと思います。(その逆にJRAの助けがないと地方もやって行けないと思います)
笠松だけではなく、廃止された所の委員会や行政とかは競馬の事など全く考えてないと思います。
ばんえいの場合はまだばんえい大好きの矢野アナが委員にいるからまだ期待は出来るが、委員会の委員が競馬について分かっている人がいるのか疑問を持ちます。
今回の笠松の件にしても、競馬の事を全く分かってないような的外れの意見を言ったのもいたし、大学教授とか経済界の有識者とか県議とかで構成されていると言って、この委員会こそが死神と言っている人がいる。どうやら「笠松競馬経営問題検討委員会」ではなく、「笠松競馬廃止検討委員会」だったような気がします。現に競馬分かってない人も多いようだし。
競馬廃止という以上、行政側にも問題があると思います。
競馬で得た収入で無駄な物を作ったりするなど、上山の時にも地元の実況アナであった興那覇アナや地元の競馬新聞の記者がテシオとかで行政や競馬で得た収入の使途について散々怒っていましたが、競馬で得た収入を無駄な建物とかに使っている事が多く、上山の場合は主催者であった市がバカだったため、競馬が死に至ってしまった訳で、さらに最後の日となった11月11日の開催前にも市長が競馬関係者の前で全く廃止の事を理解していないような行為をして、関係者から怒号を浴びた事があり、競馬ファンも市のダメ市政を分かっていた人(当然自分もテシオとか読んで理解しました)も多く、市長の挨拶の時のヤジはおそらくこれ以上ヒドイ物は無いというくらい凄まじい物でした。(もちろんヤジした人は悪い人ではなく、ちゃんと純粋に競馬を楽しんでいた人がほとんどですよ。その証拠にラストレースの時に騎手たちに別れの言葉を言っていたし)
益田や新潟みたいに立地の問題があったなら仕方ないにして、もちろん競馬場の廃止というのは主催者である行政の責任も問われます。
競馬は競輪・競艇と比べるとファンサービスが乏しい。春に廃止が確定的な北関東競馬がまさしくその例だ。
「やる気が無い」高崎の時、当時の金井局長が組合のやる気の無さをこう言っている。
ところが、今までウチのプロパー職員というのは、重要な場面ではノータッチで、上から「黙って自分の仕事さえしていれば良い」って教育受けてきちゃっているから――。だけど、そりゃあ、おかしいんじゃねえ?こんな潰れるか潰れないかって時に?
そのために金井局長はファンに挨拶をしたりしたが、金井局長は栄転し、競馬は結局廃止となった。
これらに比べればやる気が無いと言われてる川崎競馬がまだ良い風に見えるよ。
地方競馬場でも大井とか一部を除いてはファンサービスが乏しいという気がします。
上山は最後の頃はやる気があって、協賛レースの時にはグッズのプレゼントや協賛レースの特典、特別観覧席のグループ割引などで最後まで客を獲得しようとしていたところがあります。
現に高崎でも同じように協賛レースがあっても、遠いけど温泉とサービスのいい上山のほうに東京のファンは協賛レースしていたし。
競輪や競艇は歌謡ショーや新聞の無料配布など多種なファンサービスで頑張っていて、競馬に比べて廃止される所が少ない。(それでも状況は厳しいが・・・・)
テシオの松尾編集長がかつて「だって競艇のほうがファンサービスがいいもんね」と言っていた。
競馬雑誌の編集長でさえ、競馬のファンサービスの乏しさについてこう言っている。
主催者側のやる気とファンサービスの良さ、さらには魅力のあるレース作りが無い限りはまた地方競馬場の廃止が出てくるかと思います。
競馬場の廃止は行政の責任であり、これに追及しないのはどうも納得がいかないと思います。競馬を主催しているのは行政の組合なんですから。
笠松の懇談会もそうだが、競馬について分かっていない人がやってたってダメ。ただ経済とか金の流れに詳しいからって委員に加わるだけじゃ的外れな意見ばかりになると思います。
「笠松競馬は今や財政を圧迫するだけのお払い箱。こんな役立たずな物はすぐに廃止になった方が行政にも負担かけずに済むし、県民の税金が使われずに済む」発言にしても、廃止後の事後修理や廃止になった場合の経済損失、雇用問題、県や国、経済に与える影響について理解せずに言っている様な気がします。
前も書きましたが、高知の場合は事後処理や経済損失、雇用問題、行政への問題について検討した結果が今に至っていますからね。
昨日も書きましたが、廃止を考える前に、廃止になった場合に抱える問題やその影響などを考えてから検討したほうがいいのでしょうか。
延命で考えるのであれば、高知競馬でやっている高知方式*1を他の競馬場でも導入してもいいんだし、それでダメだったらファンも諦めが付くと思います。やってもダメだったんだなと。
ただ、それでも行政に対しては怒りが収まらないと思います。
廃止に至るんだったら、ファンでも納得の行くようにして欲しいです。懇談会のメンバーにしても大学教授や経済のプロよりも同じような職種でも競馬について理解のある人がやればいいと思います。
そっちの方がファンの気持ちも代弁できて納得のいく回答が出来ると思います。
まず廃止について検討するんでしたら、高知方式の導入するべきか否か、懇談会の人選、行政の責任、そして廃止後の影響などを検討してから決めてほしいと思います。
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id:heihachirou:20040913の所で「投稿者の末路」について書かれてましたが、実はこの話、先月にお会いした時にも話しになったやつです。
こっちもこれについて書きたかったのですが、なかなか時間が作れなくて書けないままでありました。
この話は「ハガキ職人の定義」の中で出てきた話ですが、定義を検討する資料を見ていたとき、7月31日の日記で集めたやつの中にこういうのがあったからです。
多分、ハガキ職人の彼らの目的はその時点では「大好きなこのコーナーに自分の作品を載せたい」「大好きな彼らに自分のペンネームを読ませたい、名前を覚えられたい」ってトコだと思うの。そっから始まって、採用されまくって、人を笑わせたり感動させたりしてるうちに、放送作家の道みたいなものを検討し始めるんじゃないかと。いや、実際には知らないけどさ。そうなんじゃねーかなーって。
俺の想像(日本の笑いは放送作家が支えてる、その放送作家の多くはハガキ職人が出世して成る)が当たっていたとしても、これからはそういうの少しずつ成立しなくなっていくのかな、って気がしてる。だってさ、どんなハガキ職人(またはその志望者)の投稿だって、ボツはあるでしょ。誰だってできればボツにされたくない。そしたら……自分のサイト作ればいいんだもん。自分のサイトでネタを発表した方がはるかに効率がいい。もちろん他人のでなく自分の作品が選ばれるっていう快感は存在するにせよ、放送作家という目的地を見据えて投稿しているわけではない以上、どうしたって効率を求めちゃうと思うんだよね。
これらを見たことから、ハガキ職人の末路で書かれているような話が始まったのです。
前にも書いたと思いますが、ハガキ職人というのは職業ではなく、趣味である。
2ちゃんねらーとか一部には「ハガキ職人はネタで食っていける」と思っている人もいるかと思いますが、しかし、それは違う。
先も書いた通り、ハガキ職人は職業ではない。色々な番組に送っても食えるものなどない。お金がもらえる投稿コーナーに送っても、もらえるのは最高でも数万円程度でとても食ってはいけない。
ネタで食っていけるんだったら、ハガキ書くだけで簡単だから、みんなハガキ職人になってしまう。しかし、それでも一流になれる人はほんの一握りである。そこから作家になる人がいますが、それはネタというよりも文章力や想像力で評価されたもの。想像力と言えばネタになるかもしれませんが、しかし、ネタを書いてるだけでは作家になれない。ネタと共にネタに含まれている想像力やその文章力を評価するから作家になれるだけあって、ネタを書いて作家になれたって、そのネタを生かす場所があるかと思ったら、それは無いのである。
あくまでネタは作家になれるための参考に過ぎず、文章力と想像力が作家になれる材料と言えるかもしれません。
しかし、作家になった事でネタで食っていけると思う人がいますが、ネタはハガキ職人である時であって、作家になって食っていける時というのは作家で食っていけるのである。ハガキ職人やネタでは食っていけないのである。
ナイナイさんの番組が作家の近道になっていて、そこに出してるハガキ職人(投稿者)が妙に神格化しているために、リスナーはこう勘違いしているかもしれませんが、しかし、ロッドマン内田さんでさえ、メルヘンうんこさんでさえも、食っていけるのは作家になったからでハガキ職人では食っていけないのだ。ある意味言えば貧乏劇団の劇団員と同じで、親と同居したり、働かない限りは食ってはいけないのだ。
話が逸れてしまったが、投稿者の末路で作家になれる人はある意味投稿者の末路の中でも最高な形で末路を迎えた人だと思います。
じゃあ、他の人はどうかと言うと、id:heihachirouさんはこう言っています。
ハガキを送ることって、大概は一つの番組に好きなパーソナリティがいて、読んでもらいたくてという理由がほとんどのはず。その理由は番組が終了するとともに消滅し、ハガキを送ることも無くなる。
id:poriotokoさんとこのHP、ねたやを見て、複数の番組で採用されている人ならまだしも、やはり好きなパーソナリティに読んでもらいたいがために投稿者になっているのが多いと思います。
現にこういう事がありました。
RAG FAIRの土屋さんの番組が終わるという噂が広まった時、ある女性投稿者のHPのBBSでこんな書き込みがありました。
レオラジ終わったらハガ職辞めますよ。
多分ここのサイトも無意味になるような気がするしな。
これは土屋さんの番組に出している大半の投稿者はこうだと思います。
西川さんの番組と比べて、土屋さんの番組のリスナーというのは投稿者も兼ねている人が多いかと思います。
この証拠に前も書きましたが、RAGのファンサイトの中に「ハガキ職人専用BBS」を設けている所がある。
これは自分も投稿者であるために、同じく番組に投稿している人たちと仲間となりたいというつもりで設けているかと思いますが、しかし、そんな彼女らも番組が終わると同時に投稿しなくなるのが多い。
「そのパーソナリティが好きだったんだから読まれたくて出したのであって、他のパーソナリティに読まれても嬉しくない」
こういう考えをしている人が多いからではないでしょうか。
投稿しなくなるのだから、投稿者で無くなる。だから先の「多分ここのサイトも無意味になるような気がするしな」の発言みたいに「もう投稿者でなくなるから、投稿者が集まるところなんてあったって意味が無い。閉鎖しよう」という感じになると思います。
そうなると、投稿者であったという事はただの青春の1コマに過ぎず、そのパーソナリティが再び番組をやるまでは投稿していた事は青春の1コマという過去の思い出になってしまうような気がします。
RAG系とかのファンサイトでは前も書いたけど、「職業:ハガキ職人(あるいはメール職人)」と名乗っているのが多い。彼女達はRAGが番組をやっているから、彼らに自分のネタを読まれたくて出しているのであって、番組がやっている間は投稿者であって、番組が終わればHPも閉ざされ、投稿しなくなり、投稿者であったことは青春の1コマという事になる。
ファンで出している人は大抵はこの事ではないでしょうか。
逆に自分やid:heihachirouさんやid:sarabureddoさんとかはジプシー的な投稿者ではないでしょうか。
うちが「ハガキ職人はジプシーだ」とid:heihachirouさんに話しましたが、それは上に書いたファンとしてではなく、完全に投稿を趣味としている投稿者だと思います。
複数の番組や雑誌に出したり、出している番組が終了しても、次の場所を探したり、またハガキを読まれたい、載せたい、ネタが書きたいがために次々と新しい投稿場を求めて旅をしているような感じがするために、「ハガキ職人はジプシーだ」という事になると思います。
そんな彼らの末路は先のファンの人と違って多数あると思う。一番の理由は環境が変わったことで投稿者を辞める、つまり投稿を辞めるという事である。
これについていつか書こうと思っていましたが、ハガキ職人を、投稿者を辞めるターニングポイントというのは3つあると思います。
それは「進学・受験・就職」だと思います。
まず1つ目の進学は進学によってどうしても投稿できなくなってしまう事があると思います。
例えば朝早く起きなくてはならなくなったので、深夜ラジオを聴く事が出来なくなってしまった。
これによって投稿を辞めてしまうケースもあるようです。
他にも寮生活になったとかバイトで忙しくなったケースは様々ですが、進学によって環境が変わったことで投稿を辞めざる得ない人がいるかと思います。
昔、本多さん所の掲示板で仲良くしていた投稿者がいましたが、彼は大学進学後、バイトで忙しくなり、投稿が出来なくなった。そして今はおそらく引退したかなと思います。ひょっとしたらうちの事も忘れていたりして。投稿だけではなく、SHAKALABBITSやDISPORTや175Rの話をしていた頃を。
2つ目は受験。
受験勉強に集中するために投稿を辞めてしまうというケース。本多さんみたいに勉強しつつも量を減らしつつ勉強するのもいますが、しかし、やはり勉強に集中するために、投稿に手がつけなくなり、そのままネタを書く感覚を忘れ、引退という人もいるかと思います。
大学受験の場合は特にそうかと思います。
7月17日の日記で例にした人もやはり受験のために休止しているようですが、先日ヘッポコで読まれていたし、彼氏が優勝した事から、投稿していた事を忘れてないかと思います。
桜の花が咲く頃にはいい知らせが入ればいいと思ってます。
そして最後が就職。
これは現に自分がそうですが、就職となると、ラジオを聴く機会はかなり減ると思います。特に深夜ラジオは。
これがおそらく投稿者の引退理由で一番多いのかなと思います。というのも高校卒業してから大半は深夜ラジオを聴いていないからだと思うからです。しかし、就職してもなお、自分みたいに投稿を続けている者もいる。それは完全に投稿を趣味にしている人であると思います。
昼の番組でも少ないのですが、投稿コーナーのある番組もあり、深夜で頑張れなくなった分、そちらで頑張っている人もいます。J-WAVEのグルーヴラインの投稿者の中には社会人になったかつての深夜番組の投稿者というのもいらっしゃいますし、そんな人はいつまで経っても投稿が趣味であり続けるかと思います。自分も就職してなお、これからも長く投稿生活を続けたいと思います。
各所に送りまくっていくことで不評を買い、虚しさを感じてしまったので自分が次に目指したのがどっか一つでトップになること。もしくは居場所を見つけること。その為には継続して投稿することが大事。結果、受験生時代にバカサイに一度も休むことなく送り続けて連続採用を続けることができた。
と本多さんは言っておりますが、本多さんが対談のときに言ってましたが、自分がただ趣味で投稿している事について何か言ってましたが、ちょっと忘れちゃいましたが、就職した事で目標が消え、ノビノビと投稿できるんだという事を言っていたような気がします。就職するという事は人生のかなり大きなターニングポイントの一つでありますから、そこで1つの目標が消え、ノビノビと出来るんではと思います。
投稿者の末路というのはやはり大半が引退であって、その引退理由は4つに分けられると思う。好きなパーソナリティの番組終了、進学、受験、就職。
投稿者としてのターニングポイントはこの4つがあると思います。しかし、ぱいーん杉浦さんみたいに10年くらい投稿者である人もいる。
いつまでも投稿者であり続けるためにはやはり投稿を趣味であり続けるべきだと思います。
そしてターニングポイントを越え続け、それでもなお意欲が衰えないのであえば、完全な投稿者であると見てもいいかと思います。
宅間のバカや栃木のやつなど書きたいことがいろいろあったけど、もう疲れたのでここで寝ます。
明日は大井に行く予定です。