id:umanusi:20040525 id:toronei:20040525などより
実は当日、東京競馬場にも行っていたのですが、手拍子するの、若者だけかと思ったら、実は隣にいた50代から60代くらいのオバちゃんまで新聞を丸めて手拍子をし始めました。
実際、オバちゃんで手拍子するのは結構見かけるが、同年代のおじさんではする人はあまりいない。それは何でだろうか?さらに本馬場入場の時、内馬場からフラッシュを使ってカメラ撮影したのがいえ、それに歓声が加わってスイープトウショウがかなり入れ込んでいました。
スタートの時の歓声やスタンド前通過の時の歓声、最後の直線での歓声は仕方ないとして、スタートの時の歓声というのはどのスポーツでもやはりスタートの時には歓声が沸くものもある。競馬をスポーツと例えるなら仕方ないと思われるが、ただ、これをスポーツじゃなくてギャンブルと考えたらどうだ。
ギャンブルだったら、スタートでは歓声が沸くと、自分の馬が出遅れる可能性がある。だから静かにしていよう。ただし、その分、直線では思いっきり叫ぼう。金を賭けているからという事ではないか。
つまり、競馬をスポーツと考えている人、ギャンブルと考えている人とではスタート前やスタートの時の行動とかも全く違うと思います。
最近の若い競馬ファンは競馬をスポーツ・ゲーム・祭りと考えていて、ギャンブルと考えているのは少ないから、ああいった行動を起こすのではないでしょうか。古くからの競馬ファンはギャンブル・人生と見て、競馬をしている人がいる。若い競馬ファンはゲーム・スポーツ・祭りと見て、競馬をしているのではないか。
競馬に対する見方の違いもジェネレーション問題にあるのではないか。
ファンファーレの時、馬場にいる警備員が「お静かに」の立て札を持って立っている。ただ、それだけじゃ手拍子を止める効果がない。
JRAももはやお手上げ状態みたいな所もあり、暗黙の了解になっているような気もしますが、ただ、競馬をお祭りとして見ている者には止められるかどうか。
id:yoake:20040509でも書いたが、

低年齢化した競馬ファンにもいっそ競馬のマナーを教習所の講習みたいにおもいっきり叩き込んだ方がいいかもしれません。(JRAで講習会やらないかな)

JRAでも注意を促す広告を出しているようだが、それよりも講習会みたいのを開いた方が少しは効果があると思います。
今、やっているサプライズ競馬教室の中でも手拍子のことについても触れて、「ファンファーレ時の手拍子は馬に悪影響を与えるからダメです」と新たな競馬ファンに教え込んだ方がいいと思います。
さて、日曜日はいよいよ日本ダービーだが、去年は特別戦の時点で手拍子の嵐があったが、今年はどうだろうか。