ある方の日記のコメント欄を見て、思ったんだけど、ラジオにおいて若い投稿者が減っているのはその若い人が減っているからと彼は言ってますが、職人に限らず、普通のリスナーにしてもラジオを聴く人は減っています。
しかも、今では「ラジオを聴く人=オヤジ」という図式にもなっています。
実際、うちが中学・高校・専門学校と渡り歩いた中でも同級生でラジオを聴いている人はほとんどいなかった。
つまりは若者からラジオを聴くという事はかなり衰退しているんじゃないかと思う。
確かに今、巷ではテレビ・ビデオ・CD・ゲームなどラジオ以外に楽しませるものが多く、いわゆる若者の多様化という物である。
その中であって、ラジオがそれらに比べて劣っているのは、テレビやゲームは耳と目で楽しませるもので、しかも最近はスカパーの普及で、深夜にもお笑いや音楽番組を専門でやる局もあって、これらに比べて耳で聞かせるラジオというのはCDで音楽を聴くのと比べて、辛気くさい所があって、嫌われてると思います。
辛気くさい、オヤジなど若者にとってラジオを聴くという事はその人にとってなんかマイナスになるんじゃないかと思って、ラジオというのは若者にとってみればマイナスイメージばかりの物だと思い込んでいるかもしれません。

「じゃあ、ラジオは若者にとって悪いものなのか?」
「いいえ、全然違います。むしろ聴いてもらいたい物です」
「じゃあ、ラジオを聴けばいい事があるのか?」
「はい、いい事はあります」
「じゃあ、どういう事か教えて欲しい」

ラジオを聴けばいい事もありますというのは以下の通りです。

①発売前の新曲が聴ける
②ブレイク前のアーティストの先物買いができる
③あの人の意外な個性が分かる
④あの人に自分の書いた手紙が読んでもらえる
⑤リスナー同士で仲良くなれる
⑥あの人に名前を覚えてもらえる
⑦意外な情報を知る事が出来る
⑧暇つぶしに使える
ハガキ職人になれる
⑩腹の底から笑う事が出来る
⑪作家とかになれる

などこれ以外にもあるかもしれませんが、自分の思った所ではここまで。
うち、④⑥⑨⑩⑪は後に触れるとして、まずは①から。

①発売前の新曲が聴ける

PVが出来てから流すテレビとは違って、ラジオの場合、場合のよっては音源が出来てすぐに曲を流す事がある。
かつて、avexの松浦さんの番組でデビュー前のDo As Infinityのナンバーをなんと半年前にかけた事がある。しかも松浦さんの番組ではまだタイトルの決まってない浜崎あゆみの新曲をほぼ日常的に流していた。
アーティストの担当する番組でもどこよりも早くすぐに新曲を流す事もあるから、そのアーティストが好きだという人は必ずラジオを聴いたほうがいいと思います。
新曲を早く聴くという事はちょっとした自慢にもなるし、ラジオを聴いていない人と比べて、新曲についての情報とかは格段に違ってくると思います。

②ブレイク前のアーティストの先物買いができる

平原綾香宇多田ヒカルなどラジオのパワープレイをきっかけで火が付いたアーティストも多い。
森山直太郎も「さくら」で売れる前からニッポン放送オールナイトニッポンrに出演していたり、平井堅に至っては東京のコミュニティーFM局で番組を持っていた事があり、今では「幻の番組」として、ファンに語り継がれている。
パワープレイだけではなく、まだ人気が無いアーティストでも番組を持ったときは注意して聴いてみるのもいいかもしれない。

③あの人の意外な個性が分かる

ラジオをやっている人の中にはゆずみたいにラジオ以外表に出なかったのもいる。
クールだなと思ってみたら、ラジオを聴いたら以外に面白い人だったりなどラジオのトークを聴いて、あの人のイメージがガラリと変わることもある。
宇他田ヒカルにしても最初はやはりクールのイメージがあったが、J-WAVEでやっていた番組を聴いて、かなりおちゃめな人、面白い人だなと思い、ついにはオールナイトニッポンで西川さんをノックアウトさせてしまった。
あのタレントやアーティストの個性とかが分かるのもラジオの持ち味の一つかもしれません。

⑤リスナー同士で仲良くなれる

ラジオ番組の中にはBBSを設けている所もあり、そこでリスナー同士と交流が出来、BPRやラジアン、IR3みたいにリスナー同士でオフ会を開く所もあります。
また、リスナーの中にはHPを持っているのもいて、その番組のリスナー同士で触れ合う事が出来、友達が出来るかもしれません。
実際、ラジオ番組のBBSに書き込んで友達が増えたというリスナーも数多いし、
中には熱愛をしたり、さらにはリスナー同士で結婚に至ったという事もあります。
友達探しにまた、人生を変える目的でラジオを聴くのもいい手じゃないでしょうか。

⑦意外な情報を知る事が出来る
⑧暇つぶしに使える

テレビの場合、置かれた場所じゃないと見れないに対し、ラジオは電池さえあればどこでも聞けます。そのため、災害の時に一番役に立つのはラジオなのです。
ラジオを聴いて、ニュース・天気予報・交通情報や雑学とかを学ぶ事も出来ますし、また屋外でヒマな時や車運転中には暇つぶしなどにも使えます。
CDを買って聴くよりも一番ラジオを聴くことが経済的じゃないでしょうか。特にカーラジオだったら音楽も聴けるし、タダで聴けるしね。
雑学については先日、川崎競馬場J-WAVEの「グルーヴライン」という番組を聴いていて、タレントの本名とかを言うテーマでCHARAUAボニーピンク、さらにはケミストリーの堂珍さんの本名まで言ってました。(堂珍さんは下が芸名だそうです)
このようにあまり知られてない情報もラジオから得る事が出来て、友達に自慢する事が出来ます。

④あの人に自分の書いた手紙が読んでもらえる
⑥あの人に名前を覚えてもらえる

ラジオとはリスナーとのキャッチボールが大切。
テレビ番組とは違い、ラジオ番組のほとんどで手紙とかを受け付けてる。
そこで番組に出して憧れのあの人に自分が書いた手紙を読んでもらうことが出来、なおかつその人からありがたいコメントも聞ければ、きっとあなたはかなり幸せ者になれるはずです。
さらに番組BBSに参加している者であれば、他のリスナーからお祝いのコメントが沢山貰え、さらに嬉しくなります。
また、番組によってはノベルティグッズも貰える所もあり、それがもらえれば自慢も出来るし、貰ってさらに嬉しくなれるはずです。

⑥あの人に名前を覚えてもらえる

これから書くハガキ職人とかで沢山読まれた時にも名前を覚えられてもらえるが、番組のイベントとかにいつも参加して、パーソナリティーとかに話しかけてもらえば、名前を覚えられてもらう事があります。
憧れのあの人に名前を覚えられてもらえば、これはかなり嬉しい事です。
また、番組内で手紙を読む時じゃなくても名前を言ってくれればさらに嬉しいことになるでしょう(でも、これはあまりないと思いますが・・・)

ハガキ職人になれる
⑩腹の底から笑う事が出来る
⑪作家とかになれる

深夜番組の魅力といったら、オールナイトニッポンや深夜のバカ力といった笑える番組。
その番組を聴いて、腹の底から笑う事が出来、寝る前に笑いすぎて体が疲れてしまう事も出来ます。(特にナイナイや伊集院さんの番組では)
それでそのネタを書いてるハガキ職人に憧れを持って、その人になるためにハガキ職人になる事も出来ます。
ハガキ職人になって、自分の書いたネタが読まれ、パーソナリティーを笑わせ、さらに他のリスナーが憧れてハガキ職人になる事も出来、沢山読まれればそのパーソナリティーからも名前を覚えられ、トークのネタにされ、他のハガキ職人さんからもネタにされる事も出来ます。
また、先にも書いたノベルティグッズとかも沢山貰え、さらにハガキ職人レースとかで上位に入ればスタジオ招待などさらに豪華な賞品がもらえることが出来ます。
さらにかなりの実績を積めば、作家になって、番組つくりに参加する事も出来、憧れのあの人と一緒に仕事をする事も出来ます。

このようになるにはかなり凄いハガキ職人になる事が必要ですが、しかし、手紙やハガキを書く事は番組にも参加が出来、新たな刺激や楽しみを生み出すかもしれません。
退屈な毎日にハガキを書いて書いて書きまくってハガキ職人になれば、毎日が面白くなるかもしれませんよ。

このようにラジオは楽しませるばかりではなく、自分を変えたり、自分にとって新たな刺激を与えるものかもしれません。
これを見て、ラジオの楽しさを知ったら、今すぐラジオを聴いてラジオの楽しさを知ってください。
そうすればあなたに新しい刺激が貰えますよ。
若者の皆さんもラジオをマイナスイメージで見る前にまずはラジオを聴いて、そこから本当にマイナスイメージ通りなのか考えてください。
ラジオ局もどうやったら若者に受け入れてくれるか、考えたり、キャンペーンを張ったりして欲しいです。