http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040827ic31.htm
ストレスだとかコミュニケーション不足だとか専門家とかは色々要因を言っているけど、一番の原因は親の教育と社会じゃないかなと思います。
これは先のストレスやコミュニケーションにも当てはまる事なんですけど、キレる要因を全体として考えたらこの2つが適切かもしれません。
キレる子供を作るのは、親の教育がまず一つ。
例えば虐待を繰り返したり、夫婦喧嘩が耐えなかったりするなど、子供自身に傷が付いてしまった時、子供はグレてしまって、次第に反抗的になり、これが外にも広がってしまい、キレるような子供を作っているのではないでしょうか。これはストレスと見てもいいでしょう。
また、親が自己主張性の強い子供を作ってるのも原因かなと思います。
どうも記事の例を見ると、自己主張の強い子供がキレて、暴力とかの行動を起こしてるようにも見受けられます。
「以前は口げんかで収まっていたようなささいなことが、殴り合いに発展しているケースが多い。子供の忍耐力が弱くなっているのではないか」とか自己主張性が強く、自分の意見が正しいんだと思うが、それが相手に受け入れてもらえず、キレて、殴り合いになる。
これ以外にも複数ケースがあると思いますが、よく考えると、自己主張性が子供の暴力にも何かしら関わっていると自分は思っています。
あと挙げられるとなれば、知的障害も挙げられると思います。
記事の中にコミュニケーション不足とかすぐにキレるとか、突発的行動とかの記事を見て、ふと思った事ですが、知的障害の症状にも当てはまるんではないかと思います。
その中で、アスペルガー症候群とか高機能自閉症とかに罹っている場合、こういう行動を起こすのではないでしょうか。もちろん個人差もあると思います。
実は知的障害と気づいていないケースも結構あると聴きます。
何気なく普通に暮らしていても、実は知的障害だったという事もあるのです。
現に刑務所の受刑者の約25%が実は知的障害があるという話を聞きました。
しかし、彼らはその事実を知るまで、自分が知的障害であったという事を知らず、これまで普通に暮らしていました。
これを見てる人でも実は知的に障害があるのかもしれません。
というのも、アスペルガー症候群の軽いのになると、普通に言葉も喋るし、普通に学習できる事から、知的面に問題の無い人と思われてしまうからです。
所がこだわりが人一倍強い事や他人とのコミュニケーションが上手く行かないなどの症状があり、場合によってはパニックを起こし、キレる行動に走っていると思います。
現にキレる子供を調査してみると、おそらく何%かは、こういった知的に軽い障害があるかと思います。
知的障害によるコミュニケーションの取れなさなどから、キレるという事も多いかもしれません。

もう一つの要因は社会。
社会と子供は関係ないと思われがちですが、実は子供達も社会の事を少しは感じ取っているのです。
特に最近は腐敗政治に不景気、企業不祥事、テロ懸念、凶悪犯罪など頭が痛くなるような出来事ばっかりで社会が腐敗している状態。
これを鬼束ちひろの歌詞で表現するなら、

I am GOD'S CHILD
この腐敗した世界に堕とされた

じゃないか。腐敗した世界に生まれたというよりは育てられてるという感じ。
社会が腐敗している時は、その他の物も腐敗して事が多い。文学にしても芸術にしても。
こんな腐敗した社会の中で育てられてるから、親やメディアを通じて、腐敗した社会の事を感じ取り、その結果イライラして、ストレスが増大し、その結果が「キレる子供」の増大に繋がっているとはないかと思います。
社会が腐敗している以上はこういった子供が増えていくのも仕方がないかと思います。

ここまでざっと書いてきたけど、本人が気づいていない知的障害を持っている子供、親の教育が悪い子供、自己主張性の強い子供、そして腐敗した社会によって育てられた子供、この4つの子供達から「キレる子供」が生まれているのかもしれません。もちろん知的の子供の場合は個人差もあって、知的障害があるからって、全ての子供がキレる訳ではないですが、ただ、先も書いたけどパニックで「キレる子供」に変貌する可能性はあります。しかし、知的障害である事を親も教師も気づいていない事が多い。
クラスに40人いるとすれば、おそらく1人か2人は知的に障害は少しはあると思っています。
少しでも子供に変だと感じたらまずは知的障害と疑ってみるのもいいと思います。教師に知的障害の勉強をしてもらえる場を僕は設けて欲しいと思います。
もちろん「キレる子供」を増やさないためには親の教育や社会の改善が求められると自分は思います。もちろん食生活も含めて。