http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040923i304.htm
ニッポン放送もかなり売り上げが落ちているし、ラジオに対するイメージも「辛気臭い」とかマイナスイメージばかりが付くようになって来たから、これから先もラジオ界は厳しい状況が続くと思います。
携帯電話向きテレビ放送が始まるとの事ですが、自分はかつてGIレースを見る目的で携帯テレビを持って、外に出た事がありますが、ラジオに比べて携帯テレビは受信にデリケートで、見づらい上、画面がなかなか出ず、音の雑音ばっかりで、これだったらラジオで競馬中継みた方がいいと思いました。
携帯電話向きテレビ放送はラジオより受信がデリケートな事が課題だと思いますが、それでもやはり現代人は画面が無い生活など考えられないほどになっているため、パケット代を気にしてでも、携帯電話を持ち歩けばどこでも見れるという事で、かなり普及すると思います。
そうなると、ラジオの方に影響が出るということですが、ただ、ラジオにしても、携帯電話型テレビが出ても影響の少ない人・・・例えばドライバーとかあの辺にはしばらくは好まれると思います。
しかし、今は若い人でラジオを聴く人も少なくなり、ラジオのデジタル放送も今ひとつのようだし、受験勉強のときにも、これまではラジオを聴きながら勉強していたのが、これから先は携帯電話向きテレビ放送を見ながら、勉強という事も出来そうです。
さらにその携帯電話向きテレビ放送で、まだどういうチャンネルがやるかはわかりませんが、スカパーみたいに専門チャンネルに分かれた場合、特に音楽専門チャンネルが出来た場合、ラジオに与えるダメージはかなり大きいと思います。
しかし、ラジオにはテレビにはない魅力を持っている。
id:yoake:20040618で書いたが、ラジオには身近というテレビにはない魅力を持っている。
手軽に参加でき、憧れのあの人が自分の書いたネタを読んでくれたり、発売前の新曲をかけたりするなど、ラジオにはテレビにはない魅力を持っているものもある。
この魅力を今まで以上に引き出して、携帯電話向きテレビ放送に負けない姿勢で行く事が、これからのラジオ界に対して必須な事だと思います。
そうでなければ、携帯電話向きテレビ放送に負け、ラジオは今まで以上にさらにマイナー存在へと堕ちてしまうと思います。
そうならないためにも、ラジオというテレビにはない魅力を最大限に引き出して、テレビを追い越すくらいのそのような番組・編成を作る事が第一だと思います。
もちろん、その魅力を作るにはうちら投稿者の力も必要である。
投稿者が色んなラジオ番組にネタを出し、そのパーソナリティ、またリスナーを笑わせ、その時間にやっているテレビの深夜番組やスカパーのお笑いチャンネルにも負けないくらいの面白さを出すことが投稿者に求められる課題だと思います。
もちろん、これには番組にも求められる課題でもあり、ラジオにも求められる課題である。
どう笑わせ、人々のハートを掴むか。
やまだひさしさんみたいなキャラもいいですが、やはり先日、惜しまれつつも番組が終了してしまったダイノジさんの番組のように、リスナーと番組が親近感の持てるような番組作りをして欲しい。
地方の番組ならまだしも、全国ネットの番組の場合、BPRやラジアンみたいにリスナーとコミュニケーションを取る事も大切にしているけれど、コミュニケーションと面白さと親近感、そしてラジオにしかない魅力を最大限に引き出す事、これらが今後ラジオを衰退させないためにも求められる事だと思います。
テレビよりもラジオの方がはるかに歴史があり、ラジオによる楽しみや名言もある。しかし、テレビの出現によって、ラジオ文化は衰退の一途を辿っている。さらに21世紀は追い討ちをかけるように携帯電話向きテレビ放送の開始があり、時代遅れとなったラジオが果たしてどこまで衰退を止めて行けるか。また、ラジオ文化は22世紀も23世紀になっても続いていくのか。
21世紀に入って、最初の試練はもうまもなくやってくると思います。
これがラジオ文化をさらに衰退させるか、維持できるかの試練が・・・・・・
ラジオ局はこの試練にどう立ち向かって、ラジオの衰退を抑えることが出来るか、見物だと思います。
うちら投稿者もラジオ文化を消さないためにも、魅力のある番組作りに参加して、ラジオの魅力を最大限に引き出して行けたらと思っています。