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おとといは笠松競馬の全日本サラブレッドカップを観戦に行った。
当初は川崎のローレル賞を観戦にと思っていたが、騎手グッズを売るとかお祭りになると聞いて、こっちに行く事にした。
朝７時に家を出発。しかし、駅に着いた時に、双眼鏡を忘れた事に家に戻ろうとしたが、そうなると新幹線に間に合わなくなりそうだから、そのまま電車に乗り込み新横浜へ。
７：５３発の岡山行きひかり３０３号に乗車して岐阜羽島に向かう。
今回は経費削減のために自由席での乗車になったが、席はまだまだ空いていたほどだ。
その後は名古屋近くまでずっと寝て、車掌の改札を受ける事無く、岐阜羽島に着く。
ここで３４分ほど電車待ち。接続する名鉄との接続が悪く、まるまる１本分待たされる事になったのだが、しかも、駅前には暇を潰せるところなど何も無く、パチンコ屋とホテルくらいがあるのみ。なんという駅前だ。
仕方なく、駅の中のコンビニで雑誌と新聞を購入。新羽島の駅の中に入り、通過していく新幹線の音を聞きながら本を見て待つ事に。
１０時８分発の新岐阜行きで笠松に向かう。車内はすいていたので、中スポを広げ、笠松競馬の検討をする。
１０時半前に笠松に到着。歩いて土手を上がり、５分ほどで競馬場に着く。
まずはファンサービスのチーズをもらい、入場。
１１時に１レース発走という事で、馬体重を書き込んで、馬券を購入。
ついでにグッズ売り場も見てくる。
グッズについては前日に笠松競馬の騎手会のページで確認してきたのであらかじめ購入したい物を決めておいたが、ここではまだ購入せず。
１１時に１レースが発走したが、その後の２・３レースと連敗。
４レースは地元のアイドルジョッキー・浜口楠彦騎乗のカールプリンセスの単勝で当てるが、人気薄の割には配当が付かず、ガックリ。
とりあえず当てたことだし、騎手グッズ購入。購入したのはまずバッヂ。自分は川原正一、東川康則、柴山雄一、向山牧の４つを購入。
次にTシャツ。当初は柴山と川原を購入予定だったが、売り切れたらしく、浜口とオシャレという意味で佐藤友則を購入。Ｔシャツは普通のに、勝負服のワッペンが貼り付けているだけのやつですが、それでもこういった騎手のグッズが出てくれるだけでも、ファンサービスに繋がると思いました。
しかし、馬券の成績が・・・・・５・６・７・８と怒涛の負け続け。しかも、ラジオ聴くにも、地元のFM岐阜が入らず、名古屋のラジオ局しか入らず。電波弱すぎだ。
９レースのいろり火特別はピュアルネッサンスから流して馬複で当てるが、２００円以下の配当じゃ当ててないもの・・・・・・・
その間にラッキーキャンペーンでハム、愛馬会の抽選会でライデンリーダーの写真を当てる。馬券当たらず、グッズばかり当てて・・・・・と愚痴るようになる。
そうしてる間についにメインの第１５回全日本サラブレッドカップを迎えた。
馬体重はサイレンスボーイが１１キロ増、ディバインシルバーが１２キロ減、レジェンドハンターが１３キロ減と有力馬を中心に馬体重が大きい。
しかし、それを気にせずに、馬単でヨシノイチバンボシとディバインシルバーとカセギガシラとサイレンスボーイとレジェンドハンターの５頭BOX。ヨシノイチバンボシは前走は大敗だが、ここ笠松で２走前にSPIの岐阜金賞を制している事や１２００で２着に来た事などから穴狙いで購入。
さらに応援の意味も込めてレジェンドハンターの単・複、エイシンスペインとカネトシパッションの複勝を勝ってレースへ。
レースは大井の御神本訓史のエビスファイターが逃げ、３コーナーでも手ごたえが良かったからまさかと思ったが、直線ディバインシルバーが抜け出し、さらに外からカセギガシラが来て、取ったと思った途端、インからヨシノイチバンボシが来てるのを見て、「ミノル！」と声を出し、結果は
１着：○③ディバインシルバー （安藤勝己） １分２６秒６
２着：△②ヨシノイチバンボシ （吉田 稔） １
３着： ⑦カセギガシラ （川原正一） ３／４
４着： ⑤アドマイヤホープ （上村洋行） ３／４
５着： ①エビスファイター （御神本訓史） ３／４
以下：カシノオウサマ、エイシンスペイン、◎サイレンスボーイ、▲レジェンドハンター、カネトシパッション（競走中止）単勝 ３ ２９０円 複勝 ３ １３０円
枠複 ２−３ ５４９０円 ２ ３８０円
馬複 ２−３ ６５９０円 ７ ３７０円
枠単 ３−２ ６９１０円
馬単 ３−２ ９２４０円
配当が出た瞬間、大きくガッツポーズし、これで負けた分が取り戻した。
表彰式での安藤勝己騎手に対する祝福の声もかなり大きく、安藤勝己騎手もこれが凱旋して重賞初制覇という事で、終始笑顔でした。やはり地元でのアンカツ人気は凄いなと感じました。
そしてすぐに最終の予想をするが、これが痛恨のマークミス・・・・そして外れ。
狙い通りだったのに・・・・・とりあえず長袖T買って、悔しい思いを引きずりつつ競馬場を出る。
この後、町内で「笠松競馬の集い」があるのだが、帰りの事を考慮して見るのをやめた。
土手を歩いて、今回は東笠松駅から乗ることとなった。前にも書いたが、この駅は笠松競馬場が一望できる駅だったが、来年１月２８日を持って廃止となるため、廃止になる前に行きたいという事で、ここで乗ることとなった。
１５分に一本しか止まらないため、かなり待たされたがその間に太陽が落ちて、日が落ちてゆく。
その斜陽はまるで眼下にある競馬場のように・・・・・前年比２５％減って何をすればそうなるのかと夕日に向かって考えたほどだった。
さらに眼下にある木曽川の流れも見た。木曽川の流れは緩やかだ。しかし、笠松競馬の廃止話は緩やかではなく、むしろ急速に・・・・・・
さらに無人駅で何も無い東笠松駅を見て・・・・・何もかも笠松競馬の過去・現代・未来を思い浮かべてしまった・・・・・
寂しい東笠松駅・・・・・聞こえるのは車の音と川のせせらぎのみ。まさに廃止前の駅を感じるようだった。
１６時５３分発の知多半田行きで、この寂しい東笠松駅からおさらばする。もう２度と来る事はないだろう・・・・この寂しさから。
途中の新一宮から急行豊川稲荷行きに乗り換えるが、いずれも乗った車両は名鉄の古豪７０００系で、時折、あの名鉄杯のファンファーレでおなじみのあの音を発していた。生で聞いて、ちょっと感激した。
金山で降り、金山から１７時３８分発の特急で豊橋に向かう。
さすがに特急に一般車は混んでいたが、次の知立で席に座れ、その後はひたすら寝てたり、外を見てたりして、１８時３０分前に豊橋に到着。
ここで２０分の時間待ち。豊橋に来るのは初めてである。
そういや豊橋といったら、名投稿者アルデンテ助産婦さんがいる場所だ。そのアルデンテさんが生息していると言われている豊橋に降り立ったが、駅ビルとかがあって、結構デッカイ街だ。こんな街に住んでいるのかと思った。
せっかく来たのだからドッキリで・・・と思ったが、さすがに住所も名前も知らないのであっさり却下。というか、向こうもうちの事を知らないし、第一そういう事をうちはする気が無い。
１８時５０分発の浜松行きに乗車。何で今回こんな鈍行の旅をしているのかというと、最終の負け分を浮かすために、新幹線の特急料金を出来るだけ安くしたいという事から、こういう事にしたのだ。単に自分の旅好きもあると思うけどね。
浜名湖が車窓から見えるが、暗くて何も見えず、さらに撮影の名所で知られる新居町ー弁天橋の鉄橋も暗くて、遠州灘も見えず。
結局、ただ暗いのばかり見ながら浜松に到着。次いで１９時３７分発の静岡行きに乗り継ぐ。この間時間があったから、キオスクに行くが、何も無く、お土産にしようと思ってた浜松のタウン誌も無く、さらにヒマ潰しになる４コマ漫画誌も無い・・・・・
結局何も買わずに乗り、ひたすら夜景ばかり見てる。途中掛川で大急ぎで新幹線に乗り継ごうとしていた女性二人を見かける。彼女達は車窓に映るこだまの事をずっと気にし、掛川に着いた途端、スリーコース並みの好スタートとスタートダッシュで駅構内を走り抜けていくが、はたして間に合ったのだろうかと思った。（多分、ダメだったと思う）
島田を過ぎ、大井川を渡った辺りから、終点の静岡まで町の明かりがまぶしく、静岡を田舎だと思い込んでいたが、ここまで街明かりが続くとは・・・・と感じる。
藤枝、焼津と通過し、２０時４８分に静岡に到着。すぐに熱海行きに接続できるが、鈍行の旅はここまで。２０時５８分のこだまで１時間の新幹線の旅に変わる。
これで浮いたお金はざっと３０００円近く。名鉄のお金を入れても１７００円は浮いた事になった。
新幹線が遅れてたこともあって、２分ほど遅れて新横浜に着いて、家に帰宅した。
その後の事だが、全日本サラブレッドカップでカネトシパッションは１コーナーで故障し、競走中止、残念ながら予後不良との事です・・・・・・
そして笠松のハンサムジョッキーである柴山雄一騎手がJRA騎手1次試験に合格、さらに笠松の来年度の予算が組み込まれるとの事だが、今の体制ではダメだと思う。
これについては後で書くが、笠松の雲行きは明るくなっているのか。この日の署名を見ると、地元以外にも関東からも沢山来ていたようだ。
自分もkonedaさんもそうですが、この日の笠松には遠い所から来たファンが集まっていたようだ。
現に署名は8万近く集まっているというが、そのうちの６万か７万は県外だという。つまり笠松競馬というのは地元では県外の人たちにも、日本中の競馬ファンにも愛されてる競馬場という事か。
この現状を廃止賛成派の議員や笠松競馬経営問題検討委員会の委員達、さらに宇田川準は分かっているのだろうか・・・・
笠松競馬が岐阜のイメージアップにも役立っている事を。そして無くなった時の岐阜県に与える影響の事を・・・・・・
