・土曜日の中山で行われる第53回日経賞(GⅡ)に道営からコスモバルク、大井からウエノマルクンが参戦予定。コスモバルクは昨年は不振に陥るも、年末の有馬記念で4着と復活の兆しを見せた。昨年は有馬記念で11着後、鞍上を千葉津代士に替えて出走も6着に敗れたが、今年は勝ったハーツクライから0.5秒、ディープインパクトから0.4秒差の有馬記念4着からで鞍上も主戦の五十嵐冬樹で出走予定の事から、有馬記念がフロックか復活か、ここは真価が問われる一戦となりそうだ。馬券で押えてもいいだろう。ウエノマルクンは昨年は7着も見せ場を作った。その後の福島テレビオープンは8着に敗れるも、今回は得意の長距離に戻るが、前走の東京MXテレビ東京シティ盃から一気に1100メートル長くなる事がどう影響するか。(去年は前走が報知グランプリカップ(1800メートル))芝適性はありそうだが、ここは掲示板までか。
・土曜日の阪神で行われる第53回毎日杯(GⅢ)に兵庫からシティボスが参戦予定。ここまで中央では2戦しているが、2走前が勝ち馬から1.6秒差の6着、前走のアーリントンカップ(GⅢ)が2.1秒差の9着と大敗。中央2戦前にも地元で重賞に挑戦も5着、7着という成績から力不足が感じられ、良くてもギリギリ出走奨励金圏内までだろうか。この馬の母は95クイーンステークス(GⅢ)2着のアラマサキャップで血統的には芝は合いそうだが・・・・・・・・
・日本時間で土曜日の深夜に行われるドバイゴールデンシャヒーン(GI)に金沢の吉原寛人騎乗のアグネスジェダイが出走予定。アグネスジェダイは昨年の東京盃(統一GⅡ)、サマーチャンピオン(統一GⅢ)を勝っているが、近走の成績が⑧④⑬。アメリカGI馬2頭(プラウドタワートゥー、キャプテンスクワイヤ)や前哨戦のアルシンダガースプリントを4馬身近く離して制したハートアローンや昨年2着のトロピカルスターら相手にどこまで戦えるか。キャッチフレーズの「〜中央へ、そして世界へ!翔ろ!〜」の通り、世界の大舞台でどれだけアピール出来るか。
・日曜日の中央で行われる春のスプリント王決定戦第36回高松宮記念(GI)に船橋からネイティヴハートが出走予定。前走のオーシャンステークスで鮮やかに差し切り、まさかの復活劇を演じ、遂に中央で重賞制覇を果たした。今回はGIの大舞台になるが、GIは過去3戦走っており、③④⑧の成績。中京では過去3戦走って02テレビ愛知オープン制覇も含めて①⑧⑰の成績。共通する⑧は03高松宮記念での成績でこの時から勝ったビリーヴから0.5秒差だった。3年ぶりのチャレンジになるが、今回は大激戦が予想され、鞍上も絶好調の内田博幸騎手、さらに一度勝っている中京コースの事から高齢馬だが展開次第では前走の再現があってもおかしくはない。勝ちには至らなくても、馬券圏内に入る可能性もありそうだ。