・5日に船橋で行われたサッポロビール盃第10回マリーンカップ(統一GⅢ)はゴール前は接戦となったが、間から突き出た1番人気のグラッブユアハートが半馬身差で1着。これでマリーンカップは初制覇となり、クイーン賞スパーキングレディーカップTCK女王盃マリーンカップと5つある古馬牝馬ダートグレード競走5つのうち4つを制覇し、あとはエンプレス杯を残すのみとなった。2着は最内から来たレマーズガールと外から伸びた8歳牝馬ジーナフォンテンが2着同着となった。その後に名古屋のレイナワルツと続いた。
・5日に笠松で行われた中京スポーツ杯第32回新緑賞(SPⅡ)は大逃げを打ったモエレソシアルに次いで2番手からレースを進めたキムタツプリンセスに3コーナー付近で外からキムタツプリンセスに並んだタカノハルビーの2頭がゴール前まで競り合いとなり、最後はタカノハルビーがクビ差出て1着。JRA認定未勝利戦に次いで2勝目が重賞制覇となった。母は93サラ・クイーンカップを制したタカノハリリー。キムタツプリンセスは競り合いに敗れ2着。大きく離れた3着にディアオトヒメと入った。ただ、勝ち時計の1分44秒5はワースト2位の勝ち時計だった。(1位は92年のトミシノポルンガの1分44秒8。馬場状態は同じく不良だった。タカノハルビーは偉大なる東海の大先輩より速く走った事になるが、果たして。)
・5日に園田で行われた兵庫チャンピオンシップトライアル(サラ3歳)は断然人気のトウショウヒカリが好スタートからハナを切り、2周目3コーナーで後続を突き放し、10馬身差の圧勝。これで4連勝となった。2着にクラウンボーイと入り、この2頭が5月4日に行われる兵庫チャンピオンシップへの優先出走権を得た。3着にムクサンエース。なお、このレース、グローバリズムが北野真弘→内田利雄と騎乗変更となった。
・7日に笠松で行われた名古屋タイムズ杯第29回スプリング争覇(SPⅢ)はシノブホマレとロングランナーが立ち遅れるスタートとなった。制したのは先手を奪った名古屋のレッドストーンでリードを保ったまま逃げ切った。これで重賞は3勝目。2着にエンシェント。3着に3日に満19歳で亡くなったメジロマックイーンの息子11歳馬ストロングライフと入った。
・今日からTCKオフィシャルブログがスタート。ジョッキーインタビューやイベント案内、コラム、予想の4部構成となっている。地方競馬主催者でブログを開設するのはばんえい競馬に次いで2つ目。
桜花賞を制したキストゥヘヴンの父はアドマイヤベガでこれが産駒の平地GI初制覇となった。GIホースはテイエムドラゴンに次いでキストゥヘヴンが2頭目となった。2着にアドマイヤキッスでキスのワンツーとなった。