明日のテレビ愛知オープンに愛知からウイニングウインド、デスペハード、ロイヤルセランガー笠松からクインオブクインが、また、あさっての東海テレビ杯第23回東海ステークス(GⅡ)に愛知からレッドストーン、金沢からテンリットルが出走予定。
各馬の評価は以下の通り


クインオブクイン・・・・芝では去年のフローラステークスの時に使われ、14着と大敗するが、この時はアクシデントによりこの大敗は仕方がない。今回は2度目の芝となるが、クイーン賞(統一GⅢ)2着以降は苦戦が続き、前走オグリキャップ記念でも5着と敗れ、また距離も千二と短く、不安要素が多く、出走奨励金圏内までか。
ウイニングウインド・・・中央500万から転入後、5連勝含む6勝挙げ、2走前の東海桜花賞は惜しい2着だったが、その後の統一GⅢのかきつばた記念は勝ち馬から1秒5離されての9着。今回は久々の芝となるが、距離はまだしも、オープン相手となれば厳しいか。この馬も出走奨励金圏内まで。この馬には昨年10月デビューの新人ながら今年に入ってここまで31勝を挙げ、今回が中央初参戦となる愛知の女性騎手・山本茜が騎乗予定となっており、この馬はヤネに注目か。
・デスペハード・・・・・・今年の1月にケンタウロスカップを勝ち、その後マーチカップ2着、房の国オープン特別5着に入ったが、まだA3クラスにランク付けされており、中央のオープン馬相手では芝適性があってもかなり厳しいか。出走奨励金圏内も厳しそうだ。
ロイヤルセランガー・・・テレビ愛知オープンは昨年に続いての参戦だが、昨年は勝ったシーイズトウショウから1秒9離されての15着と大敗。その後昨年のJBC当日のオープン特別までは重賞1勝含む3勝挙げるも、近走は大敗が続き、A2に下がった前走も敗れ、舞台が芝に変わってもこの馬もかなり厳しく、出走奨励金圏内に入る可能性も低そうだ。
レッドストーン・・・・・中央500万から愛知に移籍し、重賞1勝含む3勝挙げた後再び中央に再転入するが、3戦とも大敗し、再び愛知に再転入。再転入後は重賞3勝を挙げ、本格化しているようだが、統一GⅢの名古屋大賞典は2秒8差の10着と大敗、さらに中央時代の成績から東海地区では充実しているとはいえ、中央のGⅡでは厳しく、ギリギリ出走奨励金圏内までか。
・テンリットル・・・・・・中央に出走するのはこれが10度目で旧3歳時の百日草特別の6着が最高。東海ステークスは2002年に1度出ており、勝ったハギノハイグレイドから5秒2離された13着と惨敗。その後は交流重賞でも何度か好走しているが、ここはさすがに相手が揃った。8歳と高齢ということもあり、出走奨励金圏内に届けば良い所か。