かなり古いのも含めて。
・7月21日に川崎で行われた日刊スポーツ賞第3回スパーキングサマーカップ南関東G3・1600メートル)は3番手からレースを進めたイシノダンシングが3コーナーでイシノフレンチと共に後続を離し、直線に入ってすぐに先頭に立ち1着。イシノサンデー、ロイヤルエンデバーの半弟で41戦目でこれが重賞初制覇となった。勝ち時計の1分39秒8はレースレコード。トキノフレンチが2着。3着にコアレスデジタル。1番人気インターセフォーは8着、2番人気マズルブラストは6着に敗れた。
・7月26日に名古屋で行われた天皇賞(秋)地区代表馬選定競走のスポーツニッポン賞第10回名港盃(SPⅡ・東海・北陸・近畿地区交流・1900メートル)は断然人気のウイニングウインドが先手を奪うが、2周目3コーナー過ぎでタカラアジュディとマヤノオスカーが外から交わし、ゴールまで2頭の叩き合いが続き、タカラアジュディがアタマ出て1着。中央から愛知に戻って初戦を重賞制覇で飾った。2004年10月のオープン特別以来1年9ヶ月ぶりの勝利でもあった。桑野等から吉原寛人に乗り替わったマヤノオスカーは惜しくも2着。3着にウイニングウインド、その後にアラブのモナクカバキチと続いた。
・同じ日に荒尾で行われた3歳馬による第12回荒炎賞(KG3・2000メートル)は2周目向こう正面中ほどで先頭に立ち、後続を突き放したブライダルサンデーがケイウンへイローの追撃をクビ差抑え1着。これが重賞2勝目。荒炎賞を佐賀の馬が制したのはオペラキッス以来3年ぶり。安東章騎手は2003年の九州ジュニアグランプリ以来の荒尾での重賞制覇。ケイウンへイローは懸命にブライダルサンデーを追いかけ、最後いい脚で追いつめるもクビ差届かず2着。大きく離れた3着にクロカゲバクシンと続いた。
・7月30日に盛岡で行われた天皇賞(秋)地区代表馬選定競走の勤労者福祉SC杯第28回せきれい賞(重賞・地方全国交流・芝2400メートル)はアンフィトリオンウエノマルクン南関東2頭が一旦は大きく抜け出すも直線で外から一気に地元のジェーピーバトルが交わし、1馬身1/4差を付けて1着。この馬の父はビワハヤヒデで高知の金の鞍賞を勝ったナンゴクジョオーに次いで2頭目ビワハヤヒデ産駒の重賞ホース誕生となった。芝では6戦して6連対と連を外した事がないまま中央に挑む事になった。2着にサイレントグリーン。3着に内から伸びたヤマニンランスタンが入った。
・同じ日に福山で行われた3歳馬による重賞第27回銀杯は逃げるミヤジヒーローに次いで2番手からレースを進め、2周目3・4コーナー中間で先頭に立ったフジノコウザンが1着。4連勝目が重賞初制覇となった。父はコウザンハヤヒデでこれがコウザンハヤヒデ産駒重賞初勝利となった。なお、コウザンハヤヒデ産駒は38頭がここまで誕生しており、今年の2歳世代には9頭おり、3頭が勝利を挙げている。2着争いは3頭が横に広がるが、ハマホーオンが2着に入る。3着にユタカオーサマ、その後にユノマリアージュと続いた。
・8月1日からSPAT4ホッカイドウ競馬の全レースの発売が開始した。発売開始に伴いサンスポと内外タイムスホッカイドウ競馬のレース情報が掲載されている。また、1日からスクランブルナイトがスタート。今年は昨年より3日減の6日間実施され、今年も好評を得ているようだ。
・明日の大井のメインの準重賞06クリスタルナイトカップセントルイスガールが大井に転入して初戦を迎える。笠松での前走は出遅れが全て。今回内田博幸が乗る事でダートで変わり身があれば。また、最終レース涼風賞(サラB2(1))にニューシーストリーが出走予定。転入初戦は7着に敗れるも統一GIで6着に入った実績があるだけに転入2戦目で前進できれば。本来このクラスにいるべき馬ではないのでここは勝ちたい所。
・6日にJRA函館で行われる第38回函館2歳ステークス(GⅢ)に道営のインパーフェクトが出走予定。栄冠賞は5着に敗れるも、ラベンダー賞を好タイムで勝利し、ここでも期待が持たれるが少頭数だった前走に比べ今回は相手が揃いそうで過信禁物。改めて真価が問われる一戦となりそうだ。距離が短いと思われる千二の函館2歳ステークスよりもむしろその先の千八の札幌2歳ステークスの方が力が出せそうで、ここも期待したいが先の方にもっと期待したいと思う。