14日の日刊スポーツに高知競馬のオオタグロ13日の高知2レースを勝った事で大きく取り上げられていたけど、オオタグロよりもサマーチャンピオンで4着に入ったビッグフリートの方が経済効果が出ると思う。(現にビッグフリートが出たレースで通常よりもかなりの売り上げが出た模様)
・10日の園田10レース サラC2(1)戦で逃げるワキノバクシンと最後方から追い込んで来たアースランランの2頭がゴールで並び、わずかにワキノバクシンが逃げ切り、この勝利で鞍上の川原正一は通算3000勝達成となった。*1
・13日の大井8レース はまゆう特別(サラ3歳選抜牝馬・1600メートル・内回り)で11番人気のムーンプライドが4コーナーで逃げるフタバサクラを捕らえに掛かると、残り200付近で先頭に立ち1着。この勝利で鞍上の森下博はデビューから通算2500勝を達成した。デビューから22年8ヶ月、20021戦目での達成となった。2着に外から追い上げて来た同期の的場文男騎乗のウェディングヒメ、3着に8番人気タカラキャンディと入り、3連単は110万5260円と大波乱となった。
・13日に高知で行われた農林水産大臣賞典第29回建依別賞(重賞・1400メートル)は行った行ったでの決着。逃げたケージーアフリート(牡6・倉兼育康)が2馬身半のリードで大接戦となる2番手を尻目に逃げ切り勝ち。30戦目で重賞初制覇を飾った。重賞は昨年の建依別賞(2着)に次いで2回目の挑戦だったが、2度目の挑戦で重賞制覇となった。2着争いは4頭が固まる大接戦となり、わずかに間ダイヤモンドボスがアタマ差で2着を確保。3着にシルキーゲイル。差が無くマイネルリチャード、マリスブラッシュと続いた。3連覇を狙ったストロングボスブービー10着と大敗した。
・13日に金沢で行われた白山大賞典トライアルの北國新聞社杯第2回イヌワシ賞(重賞・東海・北陸・近畿地区交流・1900メートル)はビッグゴールドが先手を奪うが、その後ろ2番手からレースを進めたマヤノオスカー(牡6・桑野等)が3・4コーナー中間でビッグゴールドに並ぶと、残り100付近まで追い比べが続き、最後マヤノオスカーが出て1着。地元金沢ではこれが重賞初制覇で重賞は2勝目。逃げたビッグゴールドは並んでからも追い比べを演じるが、最後抜け出され2着。1番人気ビッグドンは後方から追い上げるも3着まで。4着にタクミシルバーで地元馬が4着までを独占。テンリットルは6着。なお、ミスターユニコンがスタートしてまもなくして競走を中止した。
・13日に岩見沢で行われたファン投票による第18回ばんえいグランプリ(BG2・200メートル)は第2障害で先に動いたアンローズ(牝7・藤本匠)が先に降りると、タケタカラニシキと追い比べになるが徐々に突き放し1着。2000年に制した半兄ウンカイに次いで見事兄妹制覇を成し遂げた。ゴール寸前で詰まったタケタカラニシキを交わしてミサキスーパーが2着に上がり、復調の兆しを見せた。3着にサダエリコ、詰まったタケタカラニシキはその後の4着。
・14日に盛岡で行われた統一GⅢのクラスターカップ笠松クィーンロマンスディバインシルバーが逃げを打ち、ディバインシルバーが先頭に立ち、逃げ込みを図ろうとしたが、ゴール前でアグネスジェダイが差し切り1着。これでアグネスジェダイは重賞3連勝。この日は馬体が11キロ減っていたディバインシルバーはゴール前で交わされ2着もこれでクラスターカップは5年連続連対となった。1番人気トウショウギアは最後差を詰めるも3着まででこれで5回連続JRA勢が上位3位を独占した。その後に船橋コアレスデジタル、そしてシンガリ人気の内田利雄騎乗の金沢のマヤノチャーナと入った。

8月14日

盛岡10レース 第11回クラスターカップ(統一GⅢ)

ダート1200メートル・良


1着:○⑨アグネスジェダイ  (小牧 太)   1分9秒8
父:アグネスワールド 母:ラッキーパイシーズ 母の父:クラフティプロスペクター

JRA栗東森秀行厩舎所属・牡4・通算成績:25戦7勝(うち地方10戦5勝、海外1戦未勝利・05東京盃(統一GⅡ)、05サマーチャンピオン(統一GⅢ)、06さきたま杯(統一GⅢ)、06北海道スプリントカップ(統一GⅢ)、06クラスターカップ(統一GⅢ))


2着:△④ディバインシルバー (穂刈寿彦)     クビ
3着:◎②トウショウギア   (田中勝春)    3/4
4着: ⑦コアレスデジタル  (張田 京)   2 1/2
5着: ⑧マヤノチャーナ   (内田利雄)    1/2
以下:▲オフィサー、ニッショウウララ、☆ベルモントシーザー、ナシュータック、△キーンランドスワン、エクススペシャル、オリエントボス、オグリスキークィーンロマンス


単勝  9   210円 複勝 9 110円 ワイド 4−9 340円
枠複 3−6 1360円    4 160円     2−9 120円
馬複 4−9 1140円    2 100円     2−4 300円
馬単 9−4 1580円
3連複 2−4−9  610円
3連単 9−4−2 3400円

・14日に福山で行われた第32回金杯(重賞・ファン投票・1600メートル)はラピッドリーランとバクシンオーの快速馬対決に注目が集まったが、大方の予想通りラピッドリーランとバクシンオーの2頭が前を行き、ラピッドリーランが先手を奪い、バクシンオーは控えて2番手からレースを進めるが、バクシンオーは2周目3・4コーナー中間で失速。結果はラピッドリーランが差を詰めるホーエイスナイパー、セイコウ、サンキュウローレルを退け1着。6連勝で金杯連覇となった。重賞は6勝目。片桐騎手は金杯3勝目。2着争いは3頭が横に広がるが、間のホーエイスナイパーが2着。3着に内から来たセイコウ。1番人気バクシンオーは結局シンガリに敗れ、2番人気ー3番人気ー9番人気の決着でホーエイスナイパーの複勝は1000円、セイコウの複勝は1150円、3連単は105810円と波乱となった。
・14日に行われた3歳選抜によるサントリーモルツ賞(1200メートル・外回り)はホクトロマン(牡3・真島大輔)が逃げを打ち、直線で後続を突き放し1着。これで2勝目とした。2着に前の2頭を見るようなレースを進めたコインドゴールド、3着にナイキアディオスと入った。このレース終了後表彰式が行われ、1着の真島大輔、2着の今野忠成、3着の御神本訓史の3名にビール1年分がプレゼントされた。そして最後はプレゼンターを務めたレイザーラモンHGの「フォー」を全員でやって表彰式は終了した。なお、この日はレイザーラモンが来場したせいか、7レース以降のレースで4番の馬が連対を果たしていた。
内田利雄が昨日で岩手での短期免許による期間限定騎乗を終了。1ヵ月半で28勝と兵庫での不振を振り払うかのように絶好調で岩手での騎乗を終了した。14日のクラスターカップではシンガリ人気の金沢のマヤノチャーナを5着に入れさせ、最後の騎乗となった昨日の最終11レースをヤマニンエグザルトで勝利し、有終の美を飾った。次は笠松で騎乗を予定している。
・20日に新潟で行われるNSTオープンに船橋ネイティヴハートが出走予定。オーシャンステークス後も高松宮記念(GI)5着、京王杯スプリングカップ(GⅡ)4着と依然好調が続いている。今回出走予定のNSTオープンは5年連続の出走となり、過去4回は⑤②②⑧と2回連に絡んでいる。新潟コースの相性や今年のここまでの成績からして有力馬の1頭であり、メンバー構成からしても勝ってもおかしくはないだろう。ここを勝っていい形でセントウルステークスに行きたい。
・20日に小倉で行われる小倉日経オープンに兵庫からレッドペガサスが出走予定。ここまで13戦7勝の成績で04園田ジュニアカップを勝っており、04兵庫ジュニアグランプリ(統一GⅢ)では後に全日本2歳優駿(統一GI)を勝つプライドキムの2着に入っている。中央挑戦は2度目だが、前回はダートのオープン特別でドンクールアグネスジェダイコパノフウジンらを相手に5着に入った。今回は芝でのレースとなるが、千八という距離はこなせそうだが、初芝がどう影響するか。相手関係から芝をこなせば上位に入っても。このレースにはブラックタイドマヤノグレイシー、サイドワインダーなどが登録している。

*1:地方2938勝+中央62勝