7月8日
大井11レース 農林水産大臣賞典第11回ジャパンダートダービー(統一Jpn1・3歳)
2000メートル・外回り・20:10発走


 1 1佐キタサンアース   56佐 倉富隆一郎(川田孝好) 牡3 九州ダービー栄城賞4着
 2 2北アラベスクシーズ  56北 宮崎光行 (堂山芳則) 牡3 STV北海優駿1着
 3 3Jテスタマッタ     56J 岩田康誠 (村山 明) 牡3 出石特別1着
△4 4Jスーニ        56J 内田博幸 (吉田直弘) 牡3 兵庫チャンピオンシップ2着
☆  5Jワンダーアキュート 56J 小牧 太 (佐藤正雄) 牡3 あおぎりステークス1着
 5 6Jグロリアスノア   56J 小林慎一郎矢作芳人) 牡3 ユニコーンステークス2着
   7 ロマ          54  張田 京 (阪本一栄) 牝3 関東オークス10着
△6 8Jシルクメビウス   56J 田中博康 (領家政蔵) 牡3 ユニコーンステークス1着
▲  9名ダイナマイトボディ 54名 倉地 学 (角田輝也) 牝3 安芸ステークス16着
◎7 10 サイレントスタメン 56  金子正彦 (足立勝久) 牡3 東京ダービー1着
   11佐カゲワフマセナイ  56佐 新原健伸 (石川浩文) 牡3 耶馬溪特別1着
○8 12Jゴールデンチケット 56J 武  豊 (森 秀行) 牡3 兵庫チャンピオンシップ1着
   13笠トウホクビジン   54笠 吉井友彦 (山中輝久) 牝3 関東オークス7着

例年に比べ寂しいメンバー構成となってしまったジャパンダートダービー
それでもJRA勢を中心にダート3歳王者の座を賭けて13頭が集まった。
JRA勢を中心に上位拮抗かと思われるが、本命は地元南関東サイレントスタメンに。
◎:サイレントスタメン・・・・クラウンカップ、そして前走の東京ダービーと直線一気の追い込みを決め南関東3歳王者の座に就いた。この2戦の内容からしJRA勢相手でも互角に勝負できそうで、あとは雨が降って馬場が悪くなればさらに楽しみが増す。追い込んでどこまで届くか。
○:ゴールデンチケット・・・・2走前、JRA勢のメンバーが揃った兵庫チャンピオンシップでスーニとの叩き合いを制して見事重賞初勝利を飾った。その前は芝の毎日杯でも僅差の2着に入っており、前走は日本ダービーで7着に入った事からここでは勝ち負けに加われそうだが、問題は3月から6戦も使われているのがどうか。その点から連戦の疲れが出ていないかが気になる。まともならJpnⅠ制覇してもおかしくなりそうだが・・・・・・・
▲:ダイナマイトボディ・・・・愛知から参戦の牝馬で2走前に東海ダービーを逃げて圧勝している。前走準オープンの安芸ステークスはシンガリ大敗で今度は同世代との対戦になるが、強いのが揃っているのと同型が強力なだけにちょっと厳しいように見える。しかし、東海ダービーの内容や勝ち時計がマルヨフェニックスより早かった事から勝ち負けはどうかも3着に残る可能性もあり、人気も無さそうな事から超大穴で狙うなら。ここで今後に繋がるような競馬が出来れば。
△:スーニ・・・・・・・・・・昨年の2歳王者で2走前の伏竜ステークスは59キロの酷量背負いながらも強い内容で勝利。しかし、その反動が出たか前走の兵庫チャンピオンシップゴールデンチケットとの叩き合いに敗れた。しかし、巻き返せれば勝ち負けに持ち込めるだけに巻き返しを期待。
△:シルクメビウス・・・・・・500万、オープン、そして前走のユニコーンステークスと3連勝で重賞制覇を決めた。前走ユニコーンステークスは長くいい脚を使って勝った事や勝ち時計から例年の勝ち馬同様好勝負も期待できそうだ。
☆:ワンダーアキュート・・・・3勝はいずれもダートで挙げ、前走1000万下特別を勝利しているが、勝つ時と負ける時の差が激しく、勝つ時は僅差勝ちだが、負ける時はやや大きく負けている事からアテにしづらく、やや狙いにくいか。過信禁物。
  キタサンアーク・・・・・・JRA未勝利から佐賀に転入後3勝挙げ、ここまで佐賀では掲示板を外していないが、3勝したのは転入してから3戦の事で、以降は4戦して勝ち切れない競馬が続き、前走の九州ダービー栄城賞は4着。しかも今回は相手がかなり強くなる事からここでは家賃が高く、静観が妥当だ。
  アラベスクシーズ・・・・・ここまで3勝挙げ、4着以下が無く、北海優駿は人気を集めたフーガとの叩き合いをインからもう一伸びをして制した。ただ、今回は相手が一気に強くなる事から前走より厳しくなりそうだが、ただ崩れなく走っているだけに3着に入る可能性はある。このメンバーでどこまでやれるか。
  テスタマッタ・・・・・・・千四の500万下、千二の1000万下特別と連勝しているが、ダート転向は成功したようだが、ただ、今回は距離がどうか。デビュー戦は千六で後に京成杯を制したアーリーロブストを倒しているが、二千のエリカ賞で4着に敗れており、千六ならまだ買えるがこの距離ではどうか。重賞馬をデビュー戦で倒した実力をどこまで見せられるか。
  グロリアスノア・・・・・・ダートでは3戦2勝2着1回の成績で2走前の500万下を圧勝、前走のユニコーンステークスは2着に入っており、ここも期待出来るが、良績が左回りに偏っており、阪神若葉ステークスは芝だった事から度外視出来るも右回り克服が大きな課題となる。ここは試金石の一戦となりそうだ。
  ロマ・・・・・・・・・・・同距離の特別戦勝利も重賞では大敗が多く、今回混合のJpn1になる事から引き続きここも厳しそうで静観が妥当だ。
  カゲワフマセナイ・・・・・佐賀で2勝挙げ、前走3歳1組の特別勝ちもここでは実績不足で、また重賞は飛燕賞に挑戦も4着に敗れている事から実力も不足しており、ここは静観が妥当だ。
  トウホクビジン・・・・・・福山の交流重賞勝ちの実績があるも、地元の重賞では東海ダービーの2着が最高で勝ち切れない競馬が多く、また統一グレード競走も2度挑戦するも7着が最高な事からここも厳しそうで静観が妥当か。