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今日、高野容輔、郷原洋司、小林久晃の3騎手お引退が発表された。
高野容は今年の中山グランドジャンプを制しているだけに驚いているが、どうやらケガにより引退を余儀なくされたとの事です。
これで今年JRAを引退した騎手は21名になった。
これは過去12年の中で最多となった。
過去12年の引退騎手の数は以下の通り
<98年>
17名(関東10名、関西7名)
主な引退騎手 田原成貴、東信二、上野清章、中竹和也
<99年>
7名(関東3名、関西4名)
主な引退騎手 南井克巳、大崎昭一、田村正光、西田雄一郎
備考 西田は後に現役復帰
<2000年>
10名(関東6名、関西4名)
主な引退騎手 蛯沢誠二
<2001年>
12名(関東9名、関西3名)
主な引退騎手 的場均、安田富男、小島貞博、細江純子、武藤善則、成田均
<2002年>
11名(関東4名、関西7名)
主な引退騎手 松永昌博、塩村克己、上籠勝仁、清山宏明、
備考 井西泰正は交通事故で死亡し引退となった。大沢辰也は未勝利のまま引退となった。(デビューは2001年)
<2003年>
11名(関東2名、関西9歳)
主な引退騎手 河内洋、岸滋彦、村本善之、山田泰誠、岡富俊一、橋本広喜
<2004年>
15名(関東9名、関西6名)
主な引退騎手 坂井千明、土肥幸広、山田和広、谷中公一、宝来城太郎、鈴木寿
備考 竹本貴志は落馬事故で死亡し引退となった。
<2005年>
15名(関東9名、関西6名)
主な引退騎手 岡部幸雄、加藤和宏、水野貴広、横山賀一、佐伯清久
<2006年>
6名(関東4名、関西2名)
主な引退騎手 松永幹夫、大西直宏、大塚栄三郎、安田康彦
<2007年>
9名(関東2名、関西7名)
主な引退騎手 本田優、常石勝義、村山明、鹿戸雄一、小池隆生
<2008年>
5名(関東1名、関西4名)
主な引退騎手 嘉堂信雄、内田浩一、千田輝彦
<2009年>
9名(関東4名、関西5名)
主な引退騎手 田中剛、石山繁、河北通
<2010年>
21名(関東8名、関西13名)
主な引退騎手 角田晃一、出津孝一、高野容輔、菊沢隆徳、田島裕和、菊地昇吾
ここ4年が引退した騎手の数が少なかったが、厩舎制度の改革に伴って今年中に助手に転向するために引退する騎手が一気に激増しました。
特に9月以降は14名(関東4名、関西10名)が引退し、大半が助手に転進しました。
関東は多少猶予が与えられたとの事ですが、来年あるいは再来年に今年のように大量に騎手が引退する可能性が高いだけに果たして3年後、生き残っているのはどれくらいいるだろうか?
また、あなたが応援している騎手は現役を続けているだろうか?