6月29日
大井11レース 農林水産大臣賞典第34回帝王賞(Jpn1)
2000メートル・外回り・20:10発走


△1 1Jバーディバーディ  57J 松岡正海 (池江泰寿) 牡4 オアシスステークス3着
△2 2Jフィールドルージュ 57J 酒井 学 (西園正都) 牡9 東海テレビ東海ステークス出走取消
  3 3高ナリタブラック    57  本橋孝太 (雑賀正光) 牡9 日刊スポーツ賞北海道スプリントカップ10着
▲4 4 ボンネビルレコード 57  的場文男 (庄子連兵) 牡9 デイリー盃大井記念6着
  5 5高イーグルビスティー 57  戸崎圭太 (田中 守) 牡7 高知蛍湖まつり特別4着
◎6 6Jスマートファルコン 57J 武  豊 (小崎 憲) 牡6 ダイオライト記念1着
    7 シーズザゴールド  57  今野忠成 (荒山勝徳) 牡4 デイリー盃大井記念5着
  7 8笠エーシンエヴァン  57  花本正三 (伊藤強一) 牡7 西日本グランプリ3着
    9 タートルベイ      57  御神本訓史(矢野義幸) 牡6 デイリー盃大井記念3着
☆8 10 マグニフィカ     57  石崎 駿 (川島正行) 牡4 京成盃グランドマイラーズ7着
○  11Jエスポワールシチー 57  佐藤哲三 (安達昭夫) 牡6 かしわ記念3着

上半期のダート競馬の総決算第34回帝王賞
今回はスマートファルコンエスポワールシチーの一騎打ちが濃厚か。
◎:スマートファルコン・・・・・現在目下4連勝中でこの中にはJBCクラシック東京大賞典のJpn1 2勝も含まれている。前走のかしわ記念も全く次元の違う競馬を見せ圧勝しただけに今回も勝ち負けになる。昨年の帝王賞は6着に敗れたが、その時よりさらに力をつけているだけに昨年の雪辱も果たせそうだ。
○:エスポワールシチー・・・・・前走かしわ記念はスタートで出遅れ3着に敗れただけに参考外に出来る。このメンバーなら勝ち負けになりそうだが、問題は距離がやや長い事。同距離のブリーダーズカップクラシックは10着と大敗したが、千九の名古屋大賞典を快勝した事や千八戦で圧勝した事からすぐに克服出来そうだ。宝塚記念を制した佐藤哲三がここでも手腕を発揮して逆転もあるか。
▲:ボンネビルレコード・・・・・帝王賞は6年連続の出走。ここまで5着、1着、2着、3着、3着と4年連続で馬券に絡み、去年も9番人気の人気薄を覆してカネヒキリを肉薄した。ただ、それ以降は未勝利の上、今年に入ってから大きい着も目立って来た。9歳と高齢の事からも普通に見れば勝ち負けは厳しそうだが、ここに来て暖かくなって来た事から一変があってもおかしくない。変わり身があれば昨年のような競馬があっても。
△:バーディバーディ・・・・・・昨年の東京大賞典から5戦して3着が4回とブロンズゲッターになって来ている。今回も相手が強く、3着地獄からは抜け出せそうもないか。前の2頭にアクシデントがあれば連に絡む事もありそうだが、力差があるだけに素直に3着で狙った方が良さそうか。
△:フィールドルージュ・・・・・3年前の川崎記念の覇者もアクシデントやケガが重なり、まともな競馬が出来ていない。休み明け後もアンタレスステークスは落馬、東海ステークスは出走取消とまともに走っていない。ただ、9歳になったとは言えあまり使われていない事から馬体は若そうで、今回、調教で川崎記念以上の時計を出した事からアクシデントが無ければ前の2頭に肉薄する可能性が出て来た。それだけにここは警戒が必要だ。
☆:マグニフィカ・・・・・・・・昨年のジャパンダートダービー馬も以降は掲示板に乗るのがやっとの競馬が続いている。今回は連闘になるが、2回乗って2回とも馬券に絡んでいる石崎駿に乗り変わることで一変あれば。思い切った騎乗でどこまでやれるか。
  ナリタブラック・・・・・・・福山で福山大賞典を制するなど地元では常に上位争いをし、今年の5月から高知に移籍。転入初戦を勝利し、続く西日本グランプリで2着に食い込んだが、ダートグレート競走では3回挑戦し、9着が最高ではここは家賃が高すぎる。掲示板も厳しく静観が妥当だ。
  イーグルビスティー・・・・・今年1月まで大井に在籍。その後高知に移籍し、5月に行われた福永洋一記念で重賞初制覇。続くオープン特別も勝ち、高知ではオープンで活躍しているが、南関東ではB2クラスで苦戦を続けていただけに、力を付けたとは言え依然ここは家賃が高い。名手・戸崎圭太が騎乗するが、それでも掲示板近くまで行けるかどうか。馬券では狙えないか。
  シーズザゴールド・・・・・・昨年の羽田盃を制した後は未勝利も重賞で堅実に走り、2月の金盃では2着に入っている。勝ち負けは出来なそうだが、ただ、安定感があるだけに3着争いには加わって来そうなだけに3着で狙うなら。前行っても後ろから行っても上位に入っているだけに展開次第では大きな見せ場も。
  エーシンエヴァン・・・・・・笠松からの遠征馬。重賞は昨年のイヌワシ賞を制するなど地元の重賞は常に上位争いし、先ほどのイヌワシ賞を優勝し、福山のマイル争覇と西日本グランプリで3着に入るなど遠征でも実績を残しているが、ダートグレート競走は4回挑戦し、7着が最高の成績。このメンバーでは掲示板に入る可能性は残されているが、それ以上になると厳しいだけに静観が妥当か。
  タートルベイ・・・・・・・・JRAオープンから昨年秋に金沢に移籍。するとオープン特別、北國王冠、中日杯と3連勝し、東京大賞典11着後に船橋に移籍。前走の大井記念で3着に入り、復調して来た事や今開催穴を開けている御神本が引き続き騎乗する事から不気味なが漂う。大穴で狙うならこの馬からか。