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今年はジャスタウェイ、ジェンティルドンナなどラストランを迎える馬が多く、豪華メンバーも含めて注目を集めているが、上位陣に不安要素ありで大波乱含みのレースになりそうだ
また、年度代表馬争いが激化しているだけにここが「年度代表馬決定戦」にもなりそうだ
(年度代表馬候補はジャスタウェイ、ジェンティルドンナ、ゴールドシップ、エピファネイア、フェノーメノの4頭)
◎15 ジャスタウェイ
ジャパンCは距離不安がありながらも2着と世界トップクラスの意地を見せた。その時に比べて状態がかなり上向きになっただけに二五でも中山なら。
○13 エピファネイア
春は病気を患っていた事もあって実力が発揮出来なかったが、JCでその実力を見事に発揮。川田に乗り替わるのがどうかも地力でGI連勝も期待出来る
▲11サトノノブレス
全く人気が無いが、春天で0.5秒差、秋天で0.3秒差の共に8着に入っている。頭はどうかも激走する可能性を秘めているだけに2着・3着、複勝でも高配当が期待出来る
△4 ジェンティルドンナ
現役最強牝馬もこのレースがラストラン。それだけに走りに期待が集まるが、最近は左回りに良績が集中している上、前走の内容が不満。明らかに力が衰えているだけに有終の美を飾るのはやや厳しいか。一応右回りも走るだけに押さえで
△5 ラキシス
エリザベス女王杯の勝ち馬だが、その前のオールカマーと中日新聞杯で2着、京都記念で4着と牡馬相手でも互角に戦える。クリスチャン・デムーロに乗り替わってさらに大駆けの期待も
△14 ゴールドシップ
凱旋門賞14着後の出走になるが、東京は合わないだけにここを目標にして来た。右回りなら逆転も期待出来るが、気分屋の一面があるだけにアテにしにくい
☆6 トゥザワールド
クラシックは無冠も皐月賞で2着、ダービーで5着と上位に入っている。母、兄が有馬記念で激走し、こっちも冬場に良績が目立つ事から寒くなった今ならこのメンバーでも上位狙える。全く人気無いだけに複勝でも
…1 トーセンラー
こちらも今回でラストラン。秋2戦は共に掲示板に入るも二千以上では勝ち星が無い上に相手強化で手が出しにくい
…2 ヴィルシーナ
こちらも今回がラストラン。エリザベス女王杯は惨敗も宝塚記念の内容から叩き2走目で変わり身あればかなり怖い。ただ、鞍上が不調なのがどうか。それが大きなマイナス材料
…3 ワンアンドオンリー
今年の日本ダービー馬だが、秋に入ってからの3戦の内容が良くない。神戸新聞杯は辛勝、菊花賞は距離影響、ジャパンCは7着も目立たず、古馬一線級では掲示板が精一杯か
…7 ラストインパクト
秋に入り京都大賞典、金鯱賞と重賞連勝で勢いがある。春先も日経賞でウインバリアシオンの3着があるだけに激走の期待もあるが、鞍上がまだ若い菱田に乗り替わるのがどうか。勢いは買いたい所だが…
…8 メイショウマンボ
牝馬GI3勝も牡馬相手では苦戦続きで牝馬相手でも勝ててないだけにここは静観が妥当
…9 ウインバリアシオン
去年の2着馬で今年は春先は日経賞を勝ち、春天で2着と力を見せていた。前走金鯱賞で惨敗した事や鞍上が引き続き藤岡康太の事から今年は手が出しにくい。コース相性の良さでどこまで
…10 フェノーメノ
春天連覇も秋2戦の内容が不満。ただ、右回りになる事や立て直して来た事からジャパンC以上に走れる可能性はある。出来たら先団、あるいは中団でレースをしたい所。
…12 デニムアンドルビー
去年のジャパンC2着馬で今年も宝塚記念で5着に入っている。ジャパンCは大敗も秋天で0.2秒差の7着に入り、見せ場を作っていただけに見限れない。あとは展開が向けば
…16 オーシャンブルー
おととしの2着馬で今年は中山金杯勝つも大敗続き。ただ、今回はこれまでに比べ鞍上が良くなるだけに前進ありそう