有馬記念ジェンティルドンナが有終の美を飾り、これで年度代表馬争いはジェンティルドンナジャスタウェイに絞られた。
一方の地方の方はこの東京大賞典年度代表馬、4歳以上最優秀牡馬、ダートグレード競走特別賞決定戦になりそう
年度代表馬サミットストーン、タガノジンガロハッピースプリントサトノタイガーの争いになっており、サミットストーンハッピースプリントの結果次第では各賞に影響を及ぼしそうだ。
ダートグレード競走特別賞はホッコータルマエコパノリッキーの争い。JRA賞の「最優秀ダートホース」はチャンピオンズカップを制したホッコータルマエで決まりそうだが、こちらとなるとGI(JpnI)3勝のコパノリッキーと激しく争っているだけにこの2頭のうち勝った方が「ダートグレード競走特別賞」を受賞する可能性が高い

◎6 ホッコータルマエ
チャンピオンズカップは着差以上の強い競馬で再びダートの頂点に立った。ここも勝ち負けだ


○7 コパノリッキー
フェブラリーSを皮切りに今年GI3勝。チャンピオンズカップは12着も出遅れたため度外視出来る。JBCクラシックの内容から逆転どころか突き放す事も


▲14ワンダーアキュート
今年の帝王賞コパノリッキーを競り落として優勝。8歳も力落ち無く場合によっては逆転も


△2 クリソライト
マーキュリーカップ2着で復調の兆しを見せると、秋は日本テレビ盃を勝ち、JBCクラシックで2着と復活を遂げた。チャンピオンズカップは14着大敗もここなら巻き返せる。ただ、頭は厳しく2着まで。


△16ローマンレジェンド
おととしの覇者で夏にエルムSを勝ち、チャンピオンズカップで3着に入った。去年はアクシデントを起こして大敗しただけに気性が鍵。まともなら逆転も


☆13 サミットストーン
南関東の大将格で前走浦和記念で念願の統一グレード制覇。その前にも白山大賞典2着、ダイオライト記念3着と善戦しており、さらにまだまだ力を付けて来ている事から一線級のJRA勢相手でも楽しみがある。帝王賞に出ていれば上位争いが期待出来ただけに走りに注目。上位に入ってNARグランプリ年度代表馬を取りたい所


…1 キタノイットウセイ
道営からの遠征馬。3連勝して格上挑戦した道営記念でウルトラカイザーと僅差2着と健闘。勢いはあるが、元JRA500万、南関C1だった事からここは相手が強過ぎて厳しいか。


…3 トウホクビジン
ダートグレードの常連もまもなく引退する事になり、これが最後の東京大賞典
去年は8着に入るも掲示板は遥か遠く静観が妥当


…4 ハブアストロール
格上挑戦した前哨戦の勝島王冠を制して大波乱を演出。3走前にはユーロビートの3着があるも相手が強く再現は望めないか


…5 ロイヤルクレスト
夏に大沼SとマリーンSを連勝。その勢いで挑んだ武蔵野Sで12着大敗と壁にぶつかる。距離延長は歓迎も相手が強く掲示板まで


…8 フォーティファイド
14年前の覇者ファストフレンドを母に持つ古豪も掲示板までの競馬が続き、当然ここも厳しい


…9 トーセンアレス
ダートグレードでも勢いに乗っている浦和・小久保厩舎からの参戦。ダートグレードでも善戦を続けており、浦和記念サミットストーンと0.1秒差の3着。相手はさらに強くなるが、こちらも走るごとに内容が良くなって来ており、3着に入って波乱起こす可能性も


…10 ソイフェット
東京大賞典初の海外からの参戦馬はアメリカからの参戦。ここまで8勝挙げているが、一線級ではない上に大井コース適性も微妙か。


…11 シルクメビウス
かつてのJRAの重賞3勝馬も故障続きで順調に使えず。今年は2戦しているが、共に休み明けで3着、6着と着順と内容に不満。使われてないために年齢の割には体はまだ若いと思われるが、叩いてどこまで上積みあるか。


…12 ハッピースプリント
春は期待に応えて羽田盃東京ダービーと次元の違う競馬で二冠達成。しかし、JDDで2着に敗れ、休み明け初戦の勝島王冠では伸びを欠き5着に敗れる。道悪だった事から度外視も出来るが、今年の3歳のレベルがそんなに高くない事からそれを払拭出来る競馬を見せられるかがポイントに。


…15 プレティオラス
JRAから再転入もJRAでは全く歯が立たず、移籍前は南関でも微妙な競馬を続けていた。静観妥当