旅打ち日記3日目のときに書くのを忘れてたが、この日買った日刊スポーツに寄せられた某著名人のコメントはハルウララへの批判だったが、はっきり言って読む価値無しだった。読んでも何も伝わらないただの自己自慰的批判だった。
批判の多くを見ると、馬主への批判もあるが(これは当然。はてなキーワードにも「寄生虫」とも書かれてあるし)、地方競馬への批判として「馬を使い過ぎ」と言うのがある。
中央の場合、月に最高3走くらいだが、地方の場合、5走走るのもいたり、中には中1日で出走するのもいる。
実際、地方競馬関係のスレの書き込みを見ると、「使われすぎだ」とか全く現地の競馬、いや、地方競馬を全く理解していない輩の書き込みがたまにある。
だから、地方の場合、通算で100走超える馬も珍しくない。中央だとここ数年でスペインランド、サイコーメーテスの2頭にハートランドヒリュがリーチを賭けている。(99走目)。
地方の場合、ブロック全体の頭数が少ないから、頭数を揃える上に走らせるのもあるし、冨田厩舎みたいに手当て目当てで馬を次々と走らせるのもいる。
でも、冨田厩舎を初め、そういった馬たちに限って大きなケガとかが無く、丈夫に元気に走っているのも多い。
よく走らせる冨田厩舎の馬でさえもよく走る割には丈夫だし、元気で、また次走へというパターンも多く、出走手当てが稼げるから、馬主の負担が少なく、レーンベルスターみたいに連敗し続けても定年まで走るのもいる。しかも、富田師は161連敗したハクホークインについても「1度も勝てなかったけど、1750万も稼いだ。」と誉めている。ハクホークインも冨田師がいろいろ体調管理したおかげで元気でいられ、161連敗も出来たと思う。ある意味冨田厩舎は凄いと思われる。
しかし、中央では有力馬はすぐに故障し、休養に入るわ、下級条件馬でも故障が多い。地方と比べたら中央のほうが圧倒的にレース中の故障とかも多いだろう。
しかも、ローテーションに巡って、過酷なローテーで走らせると、すぐに批判されるし、揉めて馬主が転厩させてしまう事もある。そして過酷なローテーの末、故障・・・・・・・
しかも、中央の厩舎は故障したり、成長の遅い馬にはすぐにサヨナラという事をしている。メリット制導入のせいもあるが、もっと長い目で見てもらえないだろうか。
高知競馬の場合、厩舎に来る馬の多くが脚元に不安のあるのが多く、調教師や厩務員は長い目で治療してゆき、レースへと出走させる。(ただし、2年というタイムリミットもあるが)
その為にいろいろ工夫して、脚元を少しずつ直して行き、再び戦場へと復帰させる。
ハルウララで盛り上がってる高知競馬のやり方よりも故障馬をどうやって取り扱ってゆく高知競馬のやり方や丈夫で元気に走らせる冨田厩舎のやり方を学んだほうがいいんじゃないかな?中央競馬の関係者は。
かなり話が反れてしまったが、ハルウララについては今後も自分は見守ってゆくつもりだ。高知競馬の経営のこともあるだろうし。
しかし、ハルウララも急な騒がれ方をして、えらい目に逢っている様に見えてきた・・・・・
ハルウララについては今週、色々な競馬雑誌にレポート出ているので、近いうちにまた書かせてもらいます。