yahooのトップニュースでこんなのがあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000113-kyodo-soci
またか。
どうも第3セクターの会社というのは集客数を見込み間違えてその結果が大赤字になっているような気がします。
建設費は1ヶ所で数億円もかかった事から、5ヶ所で約数十億円かかった計算になります。
うち1ヶ所を閉鎖した事でその数億円はドブに捨てたようなもので、しかもそのまま5年間も放置したままとは・・・・・
さらに大阪ドームについてはこんな記事も(http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004apr/16/K20040416MKA2O100000105.html
これもずさんしか言いようが無い。
これで5000万・・・・・
税金を何だと思って使っていたのか、この大阪ドームの関係者達は。
だから債務超過に陥って世間から批判を浴びるんだよ。
大阪ドームもそうだが、日本の第3セクター企業とか見ると、最近倒産する企業が増えている。
特に多いのがテーマパークなどの娯楽施設系や貸しビル系など。
先にも書いたが、テーマパーク系など人の入場人員やテナントで収入を挙げるのに限って、集客数をおもいっきり大きく予想したり、テナントはすぐにうまるだろうと過剰投資をして、フタを開けて見たら、思ったより人やテナントが入らなくて、数年後には債務超過、そして倒産というケースが多いです。
それらだけではなく、第3セクター企業というのは役人の天下り先として、全く民間の経営のノウハウも知らない殿様みたいな役人がやってきて、これらが経営者になるんだから、素人同然みたいな物。しかも、民間とは違い、バックには市とか県とか国とかがバックにいるものだから、いくら赤字になっても大丈夫、大赤字になったら向こうが何とかしてくれるさと言って、経営のノウハウどころか、こんなぬるま湯いや殿様経営しているから、これじゃ集客人員や収入を思いっきり過剰に見積もって、その結果、債務超過になるのは当然と見ています。
もちろんちゃんとした人がやっている第3セクターもありますが、大半の第3セクターというのはこれじゃないでしょうか。こういう第3セクター企業が多いから、大半の市民というのは「第3セクター=役人の天下り先、ちゃんとした経営が出来ていない」というイメージになって、第3セクターのイメージが悪くなると思います。
いっそ、マネーの虎みたいに第3セクター企業作った後に、過剰に表記せずに、ちゃんと計算して作った収入見込みを民間団体とかに審査して、ちゃんとしたのが出来ていれば成立。ちゃんと出来てなければちゃんと出来るまで何度もやり直して、5回NG出したら「この人じゃちゃんとした経営のやり方が出来ない」として、経営陣を総取替えすると方式を取った方が今後、第3セクターとかを運営して、債務超過で貴重な税金をつぎ込まないで済むやり方だと思います。