■ - ＧＲＥＥＮ　ＦＩＥＬＤから

２ちゃんねるの競馬ブログスレやぱさぱささんの所などで競馬系ブログについて色々議論されていますが、批判覚悟で書いて見たいと思いますが、競馬系ブログで面白いサイトというのは少ないのではないかと思う。
それはどうしてかというと、やはり予想中心だったりとか、回顧の事とかそればかりで「読める物がない」
それが競馬系ブログの評判が悪い一員かと思う。
さらにぱさぱささんの所で

ブログの本来の使い方、あるいは目指したものはトラバを駆使した相互議論で、そこにマスメディアを介さないジャーナリズムが育つ余地があると考えている。競馬板を例に出してすべてを語るのはとっても乱暴だけど、ブログにおいても議論ではなくただの個人主張になっているものが非常に目立つのは事実。

と書いてあるが、現に議論しているブログというのは、おそらく競馬系ブログの中で見れば、実は少ないのではないかと思う。
自分もハルウララの騒動や地方競馬の廃止問題の事とかを書いて、トラックバックを色々受けたが、一応受けた先はほとんど見ている。その中で少しでも反応があった方が嬉しいと思うし、一言程度でも次に活かすネタにもなる。
ただ、「競馬ジェネレーション問題」のように、みんなが話し合える事柄とかを作り出すのは、実は難しいのではないか。
ハルウララの問題にしても、地方競馬の問題にしても、それについて話し合うには、それなりの知識が必要とされる訳で、同時に地方競馬の事も知らなくてはならない。
日本の競馬ファン全体を見て、地方競馬を常に見ている人たちというのは、はたしてどれくらいいるのだろうか？おそらくかなり少ないと思います。
他の事、血統だとか、競走馬の事だとかを議論するのにも、それに応じた知識も必要される訳で、時事問題とかと比べると、競馬の事について議論するのは難しいのではと思います。
時事の場合、テレビや新聞を見たり、時事に関して扱っているブログ数も多いから、自分に近い所にあるような感じがして、時事問題については競馬よりは簡単に話せるかと思いますが、しかし、競馬の場合、実はメジャーな気がして、本当はマイナーなジャンルかと思います。
書店に置いてある競馬本とか見ても、ほとんどが「馬券で儲かる必勝本」といった必勝本ばかりだし、競馬雑誌にしても、サラブレならまだしも、「競馬最強の法則」とか「馬券ブレイク」とかにしても、やはり必勝中心になってしまい、競馬について議論するという事はネットとか限られた所でしかないような気がします。
世間からしても、競馬＝ギャンブルの図式が強いと思うし（現に反対運動とか見ていると）、さらに、競馬を楽しんでいる人というのは、馬券を買って楽しんでいる人止まりが一番多いと思うので、競馬について議論している人たちというのは、かなり限られてるんではないでしょうか。
さらに意見書こうにも、意見書くのには時間がかかる。その辺りも競馬議論している人たちが限られてる理由ではないだろうか。
新聞の記者にしたって、全員が競馬についての意見を書いてる訳ではないし、むしろ１社に１〜３人程度かなと思うし、競馬で議論している所はやはり２ちゃんねるとか限られてると思うし、競馬議論というのはかなりマイナーな存在なのではと思います。
個人主張に関しても、自分がこう意見を言っても、それを取り上げてくれる所、はてなならキーワード検索があるから、見てくれる人が多いからまだしも、他の所だと、トラックバックしない限りは見てくれる人が少ないから、個人主張止まりになっているのもあると思います。
ただ、自分もそうだけど、意見書いたからって、トラックバック送るのは、何か億劫な感じがするし、さらに反論とかも嫌う人もいると思うし、ブログをひっそりとやりたいという感じの人がいるなど、様々な問題があるから、せっかく意見書いても個人主張止まりになってしまうのではと思います。
結局は知識など競馬議論にはマイナーで、難しい物が多い、ブログ管理人の都合上など様々な問題が絡み合っているから、競馬議論に持ち込むのは難しいと思います。

競馬について実は色々言いたい事がある人は多いと思う。しかし、その思う事をこういった場所で書ける人というのは少ないと思う。
時間の都合があったりとか、反論が怖いとか色々な問題があって。
この意見書くのにも、ざっと１時間くらいは要しているし、もう夜の１時半を過ぎている。
さらに考えを出すのが難しいなど、これにしても最初に考えてた趣旨とかなりズレて、終着駅を迎えたし（最初は競馬系ブログを面白くするには？という考えを書くつもりだった）、競馬系ブログでやっていくのには、難しい事が山積みかと思います。
ブログをやるにしても、意見に対し、様々な反論や批判などが来るかもしれない。ブログに対しても批判が来るのかもしれない。自分に対しても「○○の劣化コピー」と言われた事がある。だが、自分は「ブログは戦いだ」と言っている通り、ブログをやる以上は反骨心も持ってやらなくてはならない。ここを書いていて落ち込んだりした事もあったが、それに立ち向かう力を持つのも大事だと思う。
競馬系ブログをやる以上は、そういった反骨心を持たなければ、やっていけないとも思います。