手元に4月〜6月の地方競馬の開催成績が届きましたが、まずは前年比で各部門のベストとワーストベスト5を出したいと思います。

<入場人員>ベスト5
1位:盛岡   120.3%
2位:川崎   116.0%
3位:佐賀   103.1%
4位:船橋   102.2%
5位:水沢   101.9%<売上金額>ベスト5
1位:川崎   115.1%
2位:船橋   107.1%
3位:大井   104.3%
4位:金沢   100.9%
5位:福山    95.5%<入場人員>ワースト5
1位:札幌    69.5%
2位:浦和    74.2%
3位:高知    79.2%
4位:荒尾    81.6%
5位:福山    79.2%<売上金額>ワースト5
1位:笠松    79.9%
2位:高知    82.0%
3位:札幌    83.4%
4位:水沢    83.5%
5位:園田    84.1%

こういった順になりましたが、これで気になったのは笠松と高知と岩手の2場。
笠松オグリキャップ記念が統一グレードでなくなった影響もあるのか、未だ底見えずの前年度比79.9%の売上。入場人員は前年度比101.7%と伸びているが、売り上げが大きく減っている。同様の事は岩手2場にも見られ、盛岡が入場人員は120.3%だったが、売上は86.5%、水沢は101.9%で83.5%。
いずれも個性的なレースやイベントで入場人員には結びついているが、しかし、売上が伸びていないという反比例した事実が伺えます。
これはまだ6月までの集計で、上半期の結果も同じような結果になっているのだろうか。
そして高知は入場人員・売上ともワースト5に入った。
去年のハルウララブームの反動もあると思うが、以前厳しい状況である事が伺えます。
その後に5頭立てや3頭立てのレースをしているのも経費削減の意味もあると思います。
果たして上半期の結果ではどうなっているのだろうか。
判明するのは11月か年末あたりになるかと思います。