5月25日
東京11レース 第69回オークス優駿牝馬・Jpn1・3歳牝馬
芝2400メートル・15:40発走


 1 1 シャランジュ    55 横山典弘 (本間 忍) 牝3 桜花賞13着
   2 ハートオブクィーン 55 幸 英明 (水野貴広) 牝3 桜花賞4着
△2 3 アロマキャンドル  55 田中勝春 (河野通文) 牝3 スイートピーステークス1着
◎  4 レッドアゲート   55 内田博幸 (田村康仁) 牝3 サンケイスポーツフローラステークス1着
 3 5 ムードインディゴ  55 福永祐一 (友道康夫) 牝3 忘れな草賞1着
   6 エフティマイア   55 蛯名正義 (鹿戸雄一) 牝3 桜花賞2着
▲4 7 ブラックエンブレム 55 松岡正海 (小島茂之) 牝3 桜花賞10着
   8 マイネレーツェル  55 武  豊 (五十嵐忠男)牝3 桜花賞6着
 5 9 ライムキャンディ  55 四位洋文 (藤岡健一) 牝3 スイートピーステークス12着
   10 レジネッタ      55 小牧 太 (浅見秀一) 牝3 桜花賞1着
 6 11 ジョイフルスマイル 55 吉田 豊 (矢作芳人) 牝3 忘れな草賞7着
   12 ソーマジック    55 後藤浩輝 (田村康仁) 牝3 桜花賞3着
☆7 13 スペルバインド   55 勝浦正樹 (長浜博之) 牝3 スイートピーステークス2着
   14 カレイジャスミン  55 柴田善臣 (宗像義忠) 牝3 サンケイスポーツフローラステークス2着
○  15 トールポピー    55 池添謙一 (角居勝彦) 牝3 桜花賞8着
 8 16 エアパスカル    55 藤岡佑介 (池江泰寿) 牝3 桜花賞9着
   17 オディール      55 安藤勝己 (橋口弘次郎)牝3 桜花賞12着
△  18 リトルアマポーラ  55 武幸四郎 (長浜博之) 牝3 桜花賞5着


前売りオッズ

1  43.0  9.9−13.7   10  13.9  3.7−4.9
2  50.1  9.1−12.5   11 100.4 28.0−38.6
3  16.9  5.1−6.9    12   6.0  1.8−2.3
4   5.9  1.8−2.4    13  20.0  5.4−7.4
5  15.6  4.5−6.2    14  31.1  6.2−8.6
6  28.7  7.5−10.3   15  10.8  3.6−4.8
7  13.6  4.1−5.5    16  39.5 11.3−15.7
8  15.9  4.8−6.6    17  21.8  4.9−6.7
9  25.0  6.1−8.4    18   4.6  1.6−1.9

3歳牝馬女王決定戦のオークスは例年以上に難解な一戦となった。
◎:レッドアゲート・・・・前走フローラステークスは強い勝ち方で快勝。勢いがあるだけに今ならJpn1制覇の期待も十分。また、4着に敗れたが二四の経験をしているだけにその時の経験を活かせれば。
○:トールポピー・・・・・期待された桜花賞は8着と敗れてしまったが、千八、二千で好成績を残しているだけに距離延長で反撃を期待。広い東京コースで切れ味を発揮出来れば勝機も。
▲:ブラックエンブレム・・こちらはさらに後ろの10着に桜花賞は敗れたが、今回は距離延長に輸送の心配がないのは歓迎材料。中団あたりからレースが出来れば波乱を演出しても。
△:アロマキャンドル・・・スイートピーステークス組だが、今年の面子からしスイートピーステークス組からでもチャンスは十分にある。そのスイートピーステークスの内容がかなり良く、また3戦2勝と東京コースとの相性も良い事から距離を克服出来れば。
△:リトルアマポーラ・・・ここまで5戦走って掲示板を外した事が無く、また京成杯マイネルチャールズと差の無い競馬をしている事から力はメンバー中上位の存在で本来なら距離延長で勝ち負けも期待出来るが、大外枠になったのがどうか。そのため評価もここまで落とした。
☆:スペルバインド・・・・スイートピーステークスで上がり34秒の脚を繰り出し2着に入り出走権を得た。2200で勝利を挙げている事から距離は問題なく、またチューリップ賞で差の無い競馬をしている事から左回りの東京コースに変わる事で一発の期待十分。勝つ可能性もありそうで単で狙ってみても。
複勝5頭は

1 シャランジュ
5 ムードインディゴ
6 エフティマイア
13 スペルバインド
14 カレイジャスミン

  シャランジュ・・・・・距離がどうかも皐月賞キャプテントゥーレと0.4秒差の5着に入ったりするなど重賞でも堅実に走ってる。33秒台の脚を出せるだけに広い東京コースに変わって末脚を発揮出来れば人気薄でも馬券に絡んでも。
  ムードインディゴ・・・6年前のこのレースの2着馬チャペルコンサートの妹。忘れな草賞を勝ってここに挑んで来たが、距離延長は血統からして歓迎材料。状態も良く4年連続連対中の福永騎乗でやや人気薄も侮れない。
  エフティマイア・・・・桜花賞2着には驚いたが、最近重賞で堅実に走っていたから再度期待出来る。3勝中2勝は左回りで挙げており、勢いのあるフジキセキ産駒が再度激走しても。
  カレイジャスミン・・・左回りでは5戦2勝2連対と相性はかなり良く、Jpn1になるが相性の良さを活かせれば一発あっても。
その他の馬は
  ハートオブクィーン・・桜花賞ではあわやJRA歴代最高配当になるかと思わせた激走を見せたが、ただ距離延長はこの馬にとってマイナス材料か。短い所かマイル前後が良さそうで今回は桜花賞のような激走は無いと思われる。
  マイネレーツェル・・・桜花賞は6着もレジネッタとは差は無かった。血統的には距離は問題ないというが、この馬もマイルまでの感じがし、この舞台では厳しい感じがする。武豊騎乗でどこまで。
  ライムキャンディ・・・キャリア3戦はメンバー中最少でクイーンカップ2着の実績があるが、前走スイートピーステークスで大敗し、さらにJpn1の舞台になる事からここは厳しいか。
  レジネッタ・・・・・・桜花賞を制し、小牧太に待望の初Jpn1をプレゼントした。元々力がある馬なだけに距離を克服出来れば上位争いも可能だ。2冠を達成するには距離克服が課題。
  ジョイフルスマイル・・重馬場で連対経験があるが、近走の成績からしてJpn1のここでは家賃が高い。静観が妥当。
  ソーマジック・・・・・3連勝して挑んだ桜花賞は末脚伸ばして3着に入った。今度は春菜賞を制した東京コースに変わる事で今回も期待は持てるが、やはり距離克服が課題となる。
  エアパスカル・・・・・チューリップ賞を制した後の桜花賞は9着に敗れるも0.5秒と意外と差は無い。絶好調の藤岡佑介騎乗で一発の期待もありそうだが、ここは距離が長い感じがする。芝では1度しか4着以下が無いがこの距離でどこまで・・・・・
  オディール・・・・・・桜花賞は12着と大敗。動きは良かったが、二四はこの馬にとって距離が長い感じがする。マイル前後がベストな感じがし、また気性面、枠順から不利な条件が揃っただけにここは厳しそうか。


今回もどの馬が来てもおかしくないだけにまた大波乱が起きてもおかしくなさそうだ。