8月26日
荒尾9レース 第14回霧島賞(重賞・九州産・JRA1000万下・地方全国交流)
1500メートル・15:40発走


  1 1Jカシノピストン   56  吉田隆二 (鈴木孝志) 牡3 3歳以上500万下16着
  2 2 テイエムメデテカ  56  宮平鷹志 (平山良一) 牡4 黒岳カップ2着
△3 3Jカシノグローブ   56  杉村一樹 (田所秀孝) 牡3 大隅特別1着
  4 4 キリシマスピード  56  松島 慧 (大久保眞二)牡6 本気で走る仔を育てるカップ1着
☆5 5 カミノチカラ     56  吉田順治 (吉田 昭) 牡7 韓国岳特別2着
○  6Jスズノブレイヴ   56  山口 勲 (谷  潔) 牡3 えびの特別1着
  6 7 テイエムジカッド  57  西村栄喜 (平山良一) 牡6 通潤橋スプリンター特別3着
△  8Jテイエムハエゲナ  56  村島俊策 (鹿戸 明) 牡3 大隅特別3着
  7 9Jメッサーシュミット 56J 幸 英明 (川村禎彦) 騙5 西部日刊スポーツ杯18着
▲  10船テイエムヨカドー  54船 森 泰斗 (渋谷博昭) 牝6 ホクトベガメモリアルスパーキングレディーカップ4着
  8 11Jミゲール       56J 太宰啓介 (坪 憲章) 牡3 えびの特別3着
◎  12Jコウユーヒーロー  56J 浜中 俊 (大根田裕之)牡3 天草特別3着

「九州産の天皇賞霧島賞に今年はJRAから7頭、佐賀・船橋からそれぞれ1頭、地元3頭のフルゲート12頭が集まった。
今年は3歳馬2頭とテイエムヨカドーの争いか。
◎:コウユーヒーロー・・・・・今年のたんぽぽ賞の覇者。そのたんぽぽ賞は向こう正面で後方から上がって行くと、4コーナーで前に並び、直線はカシノピストンとの競り合いを制して先頭で駆け抜けた。その直線での脚は他馬と比べても明らかに速かった。その後もオープン特別と重賞のユニコーンステークスで8着に入り、前走は1000万特別で3着と明らかに力上位なだけにここは勝ち負けが期待出来る。
○:スズノブレイヴ・・・・・・3歳未勝利戦を圧勝して挑んだトライアルのえびの特別は外から徐々に上がって行き、3コーナーで前に取り付くと、直線で抜け出し最後は2馬身半離して1着。抜け出すまでに時間は掛かったが、抜け出してからの脚はこちらも他馬より明らかに早かった。荒尾はその前にノカイドウ特別とたんぽぽ賞を走って4着、6着に敗れるもその時より大きく力を付けただけに今なら逆転も期待出来る。コウユーヒーローも直線での脚が良いが、こちらはさらに上回る脚があるだけに競り合いになっても制す可能性もありそうだ。
▲:テイエムヨカドー・・・・・4年連続参戦で、ダートグレード競走で上位争いするなど実績ではメンバー中トップだが、この霧島賞では毎年人気になるも、3着、3着、2着の成績。小回りコースはやや微妙な上、今年は3歳に強いのがいる事から今年も2着・3着狙いまでか。人気になりそうも頭では危険な存在。
△:カシノグローブ・・・・・・前走大隅特別はカシノストライカーとの追い比べを制して勝利。荒尾コースではたんぽぽ賞トライアルのノカイドウ特別に次いで2勝目を挙げた。7着に敗れたたんぽぽ賞の時よりは力は付けているだけにその時より前進を期待。
△:テイエムハエゲナ・・・・・前走大隅特別はカシノグローブ、カシノストライカーと3頭の追い比べを演じるも、カシノストライカーが起こした不利によって3着に敗れた。ただ、不利が無かったとしても脚色から前の2頭と並ぶまでだったと思われる事やその前のJRAでの成績から頭で狙うよりも3着狙いで行くなら。村島騎乗で波乱を期待したい。
☆:カミノチカラ・・・・・・・霧島賞は2年連続の参戦。前回はトライアルの大隅特別を勝つも本番は6着に敗れた。ただ、佐賀での実績からもっとやれるはずで昨年より着順を挙げる事がノルマになりそうだ。JRA勢が強いも2着・3着に来る可能性があるだけにそれで狙うなら。
  カシノピストン・・・・・・2歳未勝利勝ちの実績があり、たんぽぽ賞はコウユーヒーローと追い比べを演じての2着。ここでも力は通用するように見えるが、久々の前走で惨敗したのが気掛かりで無印に下げた。1度使われて上積みがあれば上位は狙えるが・・・・・・・
  テイエムメデテカ・・・・・おととしのひまわり賞2着馬で、3歳未勝利戦と荒尾に来てからの重賞・大阿蘇大賞典で3着に入っている。地元では堅実に走るも九州産交流戦では1度も馬券に絡めず、さらに相手が強くなったここでは苦戦必至か。掲示板まで。
  キリシマスピード・・・・・前走C−2級戦を4馬身圧勝。その勢いでここに挑んできたが、九州産交流戦では3歳時にノカイドウ特別で3着に入るも、以降は4戦して5着が最高の成績。その5着だった2走前のえびの特別はハナを奪い、直線で必至に食い下がるも最後は脚が上がってしまった。逃げて食い下がる事はあってもここは掲示板までが精一杯か。以前より力はつけているが・・・・・・
  テイエムジガッド・・・・・おととしのこのレースの覇者で昨年春に荒尾に転入後はA級特別を6勝、重賞でも上位争いを演じているが、近走は勝ち切れない競馬が多くなって来ており、3着だった昨年と比べても力は落ちたように見える。さらに相手も揃った事からわずかながら3着に来る可能性はあっても大きな期待は出来ないだろう。
  メッサーシュミット・・・・2歳時は新馬戦、ひまわり賞を勝ち、他のレースでも好走が目立っていたが、2歳冬以降は大敗が目立った状態が続いてる。昨年の霧島賞テイエムジガッドと差が無い4着も勝ち馬から大きく離されており、さらに相手が揃ったここは掲示板までか。